VolleIsm~バレイズム~

Volley+Ismの造語。日本国内、世界のバレーの魅力を発信します!(現在、書籍化計画の記事は非公開にしています)

皇后杯/PFU

2013-12-11 | Vリーグ/国内大会

皇后杯観戦してきました!PFUとジェン(ドリス・ジェニファー)の応援に!

 結論から言うと得点以上にもう完敗に近い試合だったと思います。 チャレンジの試合を観ていないので断言はできなかったのですが、PFUは攻撃力があるぶん守備はどうなのかな...という心配をしていました。今日の試合は、まさにその不安が的中したような試合でした。まずレセプションが酷すぎる...たぶん2枚でレセプションをすることが多かった(全部そうかも?)のですが、とにかくセッターにボールが返らない。

レセプションに加え、ディグもかなり悲惨でした。拾えるでしょ!というボールも弾くわ処理のミスをするわ...目を覆いたいほど(苦笑)。 こうなると鹿屋体大、持ち前のレシーブ力、粘り、繋ぎの良さが出ますね。PFUはレセプションが悪いからミドルは使えない、サイドに偏って拾われる...この悪循環。

そこから鹿屋体大の速い攻撃(個人的には好きじゃないのですが、トスが低すぎて窮屈そうに打つ攻撃が多かった)で失点が続きます。打ち切れていないボールでもPFUは拾えないので失点してしまうという印象でした。

でも、レセプションがしっかり返れば抜群の攻撃力があるんじゃないか?...しかし残念ながら、セッターのトスが安定せず、きっちりセッターに返球できてもトスミス、コンビミスがとても多い。せっかくジェンの高さがあっても、トスが異常に低いんですね...苦し紛れに押し込んだボールは、ことごとく鹿屋体大のディフェンスに上げられます。セッターがPFUの二つ目のウィークポイントかなと思いました。

 ジェンに関しては、ブロックで最後まで粘り強く追っていたと思います。ブロックポイントも出ていました。レセプションが返ってないことが多かったので、あまり打数が多くありませんでした。先ほども言ったように、トスが上がっても低い。観客席から見ていても明らかでした。スパイクに関しては、あのトスでもよく対応していたのではないかと思います。トスが大問題だと感じたので、ジェンを責めることはできません。

正直、今日の試合を観ていてすごく歯がゆかったです。「いくら鹿屋体大が強豪とはいえ、大学生相手にこんなみっともない試合をして何なんだ!」という気持ちにはなりました(笑) でも試合後の出待ちで、坂下選手が「あー悔しいー!」と言っていたのを見て、まだこのチームはどんどん伸びる、と感じました。どうにか守備が安定してくれたら、もっとPFUの攻撃力を活かせると思いますし、プレミア昇格も夢ではないと思います。

 少し前に「日本では移動攻撃のことをブロードって呼ぶんだけど、海外では何と言うの?」とジェンに聞いたら、「slide(スライド)って言うよ」と教えてくれました。ジェンの”slide”は間違いなく大きな武器。日立をプレミア昇格に導いた、こんなに素晴らしい助っ人がいるんだから、PFUにとって今季は大きな大きなチャンス。もうこんな試合はするなよ、と思いながら帰途につきました。

そして出待ち。東京体育館のいつもの場所に行くと誰もおらず...完全に読みが甘かったです。正解の場所に向かうと、もうジェンはバスに乗ったあとでした...でも手を振ると気づいてくれて、わざわざ窓まで開けて、「いつもありがとう!」と言ってくれました。 ジェンと「東京体育館は出待ちが難しいから失敗するかもしれない」と話していた通りになってしまいましたが、最後に少しでも会えてよかった。ちなみに、試合前にも手を振ったら振り返してくれました。試合前なのに...(笑)

196cmの高さを活かしたブロック、slideに期待!

 

かなり色々書いてしまいましたが、それだけPFUには期待しているということです、お許しください(ToT)

またまた久々のブログになってしまいましたね...12月5日にこのブログも8周年を迎えたことだし(笑)、これからはちょっとした雑記とか、一言でもいいからブログ更新の頻度を上げていきたいと思います♪
ではまた\(^o^)/