VolleIsm~バレイズム~

Volley+Ismの造語。日本国内、世界のバレーの魅力を発信します!(現在、書籍化計画の記事は非公開にしています)

郎平監督退任

2008-11-27 | USA

25日、アメリカの郎平監督の退任が発表された(こちら)。
郎平監督といえば、アメリカの北京五輪での銀メダル獲得が記憶に新しい。
試合中は鋭く、冷厳な目でコートを見ていた表情を、今も鮮明に覚えている。


2008.6.21 ワールドグランプリ 神戸

アテネ後、しばし低迷しかけていたアメリカ。
でも、2005年2月に郎平が就任、ここからUSAバレーの改革が始まった。
吉田前監督が取り入れた緻密なバレーに、身体能力の高い選手をそろえた。
2006年の世界バレーでは本来のバレーが出来ず再び低迷しかけたが、彼女はそんなアメリカチームを完全に復活させた。
今年8月、地元である中国で行われた北京五輪では、序盤こそ苦しい戦いを強いられたが、準決勝では予選ラウンドでストレート負けしたキューバを相手にストレート勝ち。あのときの選手たちの涙、笑顔、そして郎平監督のガッツポーズ・・・それら全てが、目に焼きついている。
決勝ではブラジルに敗れて銀メダルに終わったが、最後まで何が起きるか分からないハラハラした戦いだった。その銀メダルも、郎平監督の見事な采配や、絶妙なタイミングでのタイムアウトなどあってのもの。彼女なしでこの結果はなかっただろう。


相手を分析中?



もう、「USAの監督をしている郎平」が見られなくなるかと思うと、少し寂しい。日本に来て、女子の監督をしてくれないかなーという思いは消えないが、これからも彼女を応援し続けたい。


WGP2008 / USA 5

2008-10-02 | USA


Joines Jennifer(ジョインズ・ジェニファー)

画像左Kim willoughby(ウィロビー)と右、Nicole Davis(デービス)

のびのびとプレーしていたアメリカの選手たち

画像が粗いけど、Kimberly Glass(グラース)

試合後はすごく陽気なアメリカ

アメリカ応援の専用ブログを立ち上げたいなあと思っているけど、まだわからない。
今日は時間がないので、とりあえず画像だけ。


WGP2008 / USA 4

2008-09-24 | USA


アメリカチームのカルデロン?ことアキンラデウォ(Foluke Akinradewo)とスコット(Danielle Scott-Arruda)

10月1日で36歳になるスコット

タオル

セッター、バーグ(Lindsey Berg)

「これでどうだ!」ウィロビー(Kim Willoughby)

今になって?と思う方もおられるかもしれないけど、アメリカ選手数名をアップ。
今になってアップした理由は、やっぱりスコットの現役続行かな~。
でも、既にアップしたものしかなくて、スコットは3枚ほどだったのでそのほか未公開の写真をかき集め?た。
スコットの現役続行から、トムの久光入団。アメリカの選手に関して嬉しいニュース続き。
スコットが日本に来ることはもうないか、と思っていたけど、もしかしたら、来年?!

+私事だけど一眼レフ&レンズを購入。使い方が皆目わからず困り果てているけど、ある方に質問したら
使い方を教えていただけるそうで、感謝。これから来年3月ぐらいまで受験勉強の期間だけど、
勉強時間の合間にでもカメラを練習して、受験が終わったらトムを観に、そして東レを観に行こうと思う。


Tayyiba Haneef-Park 2

2008-07-25 | USA








吼えるハニーフ

右は、秘密兵器のアキンラデウォ

昨日と今日、続けてハニーフ。
身長201cm、最高到達点328cmという高さから打ち下ろすスパイクは脅威。
でも、ハニーフはジャンプサーブをやめた。あのフォームが好きだったのに。
2005年WGPの時のアメリカ戦のビデオを観ていて、やっぱりあのフォームはいい、と思った。

そして、ハニーフと聞くと、何故かメトカフも連想される。
でも、彼女は去年のW杯のときもいなかったし、今回のWGPもいなかった。
膝?の手術をしたので、五輪には間に合わないということで、五輪メンバーにも入っていない。
早く元気なプレーを見たい。

ところで、トップの画像を変えた。
アグア(猫)ばかりだったけど、ブログがバレー尽くしということで、木村選手、佐野選手、栗原選手。
特に、真ん中、佐野選手の画像なんかお気に入りだが、どうだろう・・・?笑
いずれも、今回のWGPで観戦したときに撮影したもの。
加奈さんの写真も入れたい、と思ったけど、2006年WGPのときに撮った写真(後姿)しかなく、断念。
またいつか、加奈さんが元気な姿でコートに立ったときに、写真を撮ろうと思う。
だから、それまで、そしてそれからもずっと加奈さんを応援し続けたい。

P.S.明日から2日間は、更新stop。次からは、日本の選手尽くし!
次回は28日に、栗原選手をアップしようと思っている。


Danielle Scott-Arruda

2008-07-21 | USA


Danielle Scott-Arruda(ダニエル・スコット)





味方が決めた!

郎平監督


今日は、アメリカの35歳、大ベテランのスコット。
日本戦だけでなく、全ての試合において決定率が非常に高い選手!
今回のWGP、神戸ラウンドでも決勝ラウンドでも、日本は最後までスコットのブロード(C)を止めることが出来なかった。
北京でも怖い相手であることは間違いないし、期待している。
そして恐らく、彼女にとっては今回が最後のオリンピックになるのではないかとも思う。
最後のオリンピックで、アメリカチームのメダル獲得なるか、注目。

そして、アメリカの北京五輪出場メンバーが決定したらしい。

1 Ogonna Nnamani ナマニ 〈29.07.1983〉WS 185㎝ 315㎝
2 Danielle Scott-Arruda スコット=アルーダ 〈01.10.1972〉MB 188㎝ 325㎝
3 Tayyiba Haneef-Park ハニーフ=パーク 〈23.03.1979〉OP 200㎝ 328㎝
4 Lindsey Berg バーグ 〈16.07.1980〉S 173㎝ 287㎝
5 Stacy Sykora シコラ 〈24.06.1977〉L 176㎝ 305㎝
6 Nicole Davis ディビス 〈24.04.1982〉L 167㎝ 284㎝
7 Heather Bown バウン 〈29.11.1978〉MB 188㎝ 301㎝
9 Jennifer Joines ジョインズ 〈23.11.1982〉MB 191㎝ 315㎝
10 Kimberly Glass グラース 〈18.08.1984〉WS 190㎝ 314㎝
⑪ Robyn Ah Mow-Santos オーモーサントス 〈15.09.1975〉S 172㎝ 291㎝
14 Kim Willoughby ウィロビー 〈07.11.1980〉WS 178㎝ 315㎝
15 Logan Tom トム 〈25.05.1981〉WS 186㎝ 306㎝

残念ながら、期待していたリチャーズ、アキンラデウォは落選。
かなりショック!でも、スコット、ハニーフ、トム、グラースなどの選手は選ばれたということで、
この12名でメダルを獲得してほしい!
(・・・もちろん、日米決戦は日本を応援するが・・・)


WGP2008 / USA 3

2008-07-16 | USA


Kristin Richards(クリスティン・リチャーズ)


カザフスタン戦、勝利後

Lindsey Berg(リンジー・バーグ)

Angela McGinnis(アンジェラ・マギニス)





今回はほとんど画像が粗いなあ・・・
画像1枚目と2枚目、リチャーズ。初めて見たのは2005年のWGPだった。
コースの打ち分けも出来るし、技もあるし、若いし(当時20歳)、笑顔も素敵だった。
さらに、ルックスもあって、将来が怖い(+有望)選手だな、と思った。
あれから3年経って、今はどのようになっているのか見てみたかったけど、残念ながらカザフスタン戦で出番はなかった。
北京でも、きっと素晴らしいプレーを見せてくれると思う。

画像3枚目のバーグは、この間も書いたと思うが、サーブが良い!
日本戦ではかなりレセプションを崩していたし、サーブを打つときの気合の入ったあの声!
一度聞くと、多分忘れられないと思う。笑
そして画像4枚目と5枚目の、マギニスは、撮った写真を最初に見たときは、正直誰かわからなかった。
調べてみるとまだ21歳。現役の大学生か?!
アメリカの選手は現役の大学生が多いような気がする。それだけ若い選手が活躍しているということがわかる。
五輪本番、郎平監督の采配にも期待。

次回は、カザフスタンの選手数名をアップしたいと思う。


WGP2008 / USA 2

2008-07-15 | USA


Kim Willoughby(キム・ウィロビー)

この日は高い打点からの強烈なスパイクが絶好調だった

Heather Bown(ヘザー・バウン)

Foluke Akinradewo(フォルケ・アキンデウォ)




アメリカチームのカルデロン?!


本当は一人ずつ全ての選手を取り上げたいところだけど、画像枚数が少ない選手はまとめて取り上げることにした。その1回目。
今回は3人の選手。まず一人目はKim Willoughby(キム・ウィロビー)。
178cmの身長なので、管理人とほとんど変わりないぐらいだけど、最高到達点は何と315cm!
190cmのグラースでも、314cmなのに、それよりも高い。
観戦した日は絶好調で、グラースよりも目立っていたようだった。
特にバックアタックが超強烈!
余談だが、友人に「ウィロビー」と発音させてみたけど、1回で言えたのは誰一人としていなかった。
ほとんどの人が、「ウィロリー」と言っていた。笑

そして、バウン。この日はブロックが冴えていた!一人で何本もブロックポイントを挙げ、チームの流れを作っていた。
攻撃面ではあまり目立ってはいなかったけど、あのブロックには感動した。

期待の選手、アキンラデウォ。最高到達点はキューバのカルデロンを越す331cm!!
ゴーグルを付けるとわからないけど、画像6枚目、こちらを見ている表情がカルデロンそっくり!
思わずカルデロンを彷彿。
アキンラデウォはこの試合途中出場した。どんなプレーを見せてくれるのかと思ったらいきなり叩きつけるようなスパイク!
高さもあるし、パワーもあるし、これからさらに上手くなる選手。北京ではスタメン?

今日か明日、3をアップしようと思う。


Kimberly Glass

2008-07-13 | USA


 Kimberly Glass(キンバリー・グラース)







グラースの後ろからは、郎平監督の鋭い視線





35歳の大ベテラン、スコットから何かアドバイス?

観戦した日は、やっぱりトムが来てほしかったけど、トムは来日せず。
ということでトムの代わりに注目したのが、このグラース。
190cmと恵まれた体格から繰り出す、高さとパワーがあって、且つ技ありのスパイク。
その日は、グラースより14番のキム・ウィロビー(Kim willoughby)の方が調子がよかったように見えた。
でもW杯の日本戦では、ハニーフよりグラースのほうが目立っていたと思うのは、自分だけ?
そして、試合中はあまり笑顔を見せることのないグラースだけど、最後の画像(スコットにアドバイスをされた?)ときはニコニコしていて、とてもいい印象を受けた。
そして、調べるとグラースはまだ23歳!栗原選手と同級生ということになる
(栗原選手の誕生日はは7月31日、そしてグラースの誕生日は8月18日)。
だから、グラースはオリンピックの期間中に誕生日を迎える。
今回の観戦でグラースを見てからファンになってしまったので、盛大に?祝おうと思っている。
時々ある試合ごとの波というのも、まだ23歳という若さゆえか。
これから期待の選手。北京後のロンドンでも、アメリカチームを引っ張っていってもらいたい。


WGP2008 / USA 1

2008-06-23 | USA


中国のスーパースター、郎平監督







試合前の練習でスパイクを放つハニーフ



35歳、超ベテランのスコット



最高到達331cm(と言われている)秘密兵器、アキンラデウォ

手前の主審にピントが合ってしまった?!

要所でスパイクをよく決めていた、グラース



サーブが強力、バーグ

じーーーっと戦況を見つめる、郎平監督

タイムアウト間、誰だったかなーと思ったら、リチャーズ

出番はなかったけど、勝利。喜ぶリチャーズ

USA won!

リチャーズが来日していたことがうれしかった!
リチャーズが試合に出てこないかなーと期待していたけど、最後まで登場しなかった。
アメリカもゴタゴタしていたけど、それ以上に、カザフスタンにまとまりがなくて、
トス回しがライト、ライトで単調になってブロックに止められるシーンが多とあって、本来のカザフスタンではなかった。
パブロワがいないというのが第一の原因かなと思う。
こう思った方も多いと思うけど、パブロワがよくキレているのを見るので、パブロワがいなければまとまりがでるのでは、とも思った。
しかし、チームをビシッと引き締める?役割をするパブロワがいなくなったら・・・、そう思わせる試合だった。

対するアメリカは、10番のグラース、14番のウィロビーがよく決めていた。
19番のアキンラデウォは、最高到達点がキューバのカルデロンを越す331cm!
これから期待の選手。北京ではスタメンで来るか、アメリカ以外のチームにとっては、要注意な選手。
カルデロンと聞いてはっとしましたが、アキンラデウォって、カルデロンに似てません?

郎平監督を見れたこともうれしかった。アメリカのベンチは席と逆の位置にあったけど、これがあのスーパースターなんだな、と思った(YouTubeで動画を見ただけだけど)。
サーブが強力のバーグ、と書いたけど強力なのはそれだけではなく、サーブのときに発する声!
サーブを打つとき、一本一本に『あ゛~』と、雄叫びのような声を上げて(笑)打っていた。
(・・・隣に座っていたご夫婦が毎回、笑っていた)。


観戦した日、会場が開くのは1時半だったけど、総合運動公園駅に着いたのはなんと10時半。
どうしようかと迷った挙句、街に出てみようと言って大きなビルが見えるほうに歩いた。
そして数十分かけてようやく着いたと思ったら、その大きなビルはなんとマンションだった。
焦って早く行きすぎてしまったことが不幸だった。
三宮があれだけ都会なのに、須磨に行っただけで一気に田舎と化す。びっくりだった。
ただ不幸中の幸いは、バスで移動中のアメリカ選手を見れたこと。
歩いていると、こちらへ向かってバスがやってくる。
外国人観光客かなーと思って見ていると、通り過ぎるバスの窓に見えたのはスコットの顔だった。スコットしか見えなかった。
友人と二人で無我夢中になって追いかけた。
何を落としたとしてもこのシャッターチャンスを逃すわけにはいかない、と思ったけど不幸は重なるもので、カメラの電源が入らず、アメリカの選手はそのまま体育館と逆方向へ。
でも、その前に信号待ちをしていたときに、手を振ったら振り返してくれた選手がいた。
その選手が、ダニエル・スコット。
頬までに日本の国旗のプリントをして、日本の応援ユニを着ている熱狂的な日本ファン、
アメリカにとっては敵のはずなのに、その自分たちに手を振ってくれた!しかも、笑顔で!
その笑顔は本当に素晴らしかったし、それはアメリカの選手の心の優しさを知った瞬間だった。
シャッターチャンスを逃して写真は撮れなかったけど今考えてみると、アメリカの選手に会えたこと、
それ以前に、バレーを観に行けただけで幸運だったのかもしれない。
スコットの写真は、今度アップしたいと思う。