とにかく一つ一つのアクションが大きい!ミドルブロッカーのフレヤ・アールブレヒト(Freya Aelbrecht)
左はエースのリセ・ファンへッケ(Lise Van Hecke) まだ22歳!
日本戦では、観客席に直接打ち込む特大ホームランサーブも見せました(笑)
ウィングスパイカーのエレーヌ・ルソー(Helene Rousseaux)
真ん中はミドルブロッカーのラウラ・ヘイルマン(Laura Heyrman)、
右はベテランセッターのフラウケ・ディリックス(Frauke Dirickx)
近年、急速に力をつけてきたベルギー。8月に有明で行われたワールドグランプリ決勝ラウンドで、ようやく見ることができました。
今回のワールドグランプリから3部制になったため、ベルギーはグループ2からの参加。強豪のオランダを最終戦で破っての決勝ラウンド進出。予選ラウンドでベルギーの試合を見ることはできなかったので、どんなチームなのか見るのが楽しみでした。
個々の能力が非常に高く、今後が非常に怖いチームだと感じました。
守備面でも安定しており、特にリベロのヴァレリー・クルトワのディグ、キャプテンのシャルロット・レイスのレセプションが要。パワーヒッターのファン・ヘッケ、322cmの最高到達点を誇るルソーが得点源です。若い選手が多いためかミスが多く、「ここで決めていれば...」といったシーンも多く見られました。
その中で、34歳、186cmのベテランセッター、ディリックスが非常に巧い。ツーアタックも多く打つので、相手のミドルブロッカーはそれを警戒しがちになります。まだまだ荒削りな若い選手たちに、どう楽に攻撃させるかということをしっかり考えているように見えました。ここに、若い選手をベテランが育てるという構図があります。
攻撃面では世界のトップクラスにのし上がってきたと思うので、あとは守備の強化、ミスを減らすことが課題。今後もベルギーに注目していきたいと思います。
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