VolleIsm~バレイズム~

Volley+Ismの造語。日本国内、世界のバレーの魅力を発信します!(現在、書籍化計画の記事は非公開にしています)

不況の嵐は実業団へも

2009-02-13 | 日記/コラム

武富士バンブーが今季のVプレミアと5月の黒鷲旗を持って活動終了すると発表こちら)。この不況の嵐が、バレーボールにまで影響を与えることになるとは思ってもみなかった。
今年武富士に外国人選手の入部が無かったことも
、そのことと関係があるのか。Vのチームが休廃部になるということのショックは、バレーファンであれば誰にとっても計り知れない。特に武富士にはベテランから若手までそろっているし、将来の全日本が有望な選手が多かっただけに、本当にもったいない。
これから注目しようと思っていた、若手の石田選手、石川選手、ベテランの安達選手、キャプテン内藤選手、全日本経験の吉澤選手・・・多すぎる。
部全体の受け入れ先を探すということだったが、この不況の中でそれをすることはとても難しいことじゃないかなあ、と思う。
武富士に、どこかいい受け入れ先が見つかることを願っている。
武富士ショックに追い討ちをかけるかのように、パイオニアからも部の存続が危ういといったコメント。来季からはチーム数8と、ただでさえ淋しくなるリーグ。
これでさらに休廃部となるチームが出るなんて、ショックが大きすぎる。
一番はこのまま部が残ることだけど、決まったことは決まったこと。ファンがなんと言おうと、決定したものは変わることは無い。それが悔しい。悔しくて悔しくて、やり場のない怒りさえも感じられる。

今年は、2回Vの観戦をする予定だが、武富士の試合が見られない。
でも、5月で活動休止なんて・・・最後の戦いぐらい、バレーファンとして絶対に観に行きたい。Vは他にもう観に行ける日がないので、5月の黒鷲旗。絶対に観に行くと決めた。最後の武富士を見に・・・!!!
不況がバレーボールの世界にまで侵攻してくる暴威と恐怖感。
もうこの辺で終わりにしてほしい。ファンとして思うことはそれだけしかない。

「武富士バンブー」というチームをしっかり覚えておきたい。