車輪を再発見する人のブログ

反左翼系リベラルのブログ

学生運動と左翼の平等主義

2010年02月02日 | 反左翼論

こんなコメントが来て思わず笑ってしまった。

ロースクール生です。大学で○法協に入った卒業生がビラ配りをするのを大学院側が許可し、堂々と大学の構内で配布しているのが我慢ならず大学側に抗議をしました。すると学院長が直々に許可をしてたらしく、弁護士になっていない者が口を慎めと逆に罵倒されました。このような左翼の弁護士達は、自分が正義かのようにわけのわからない活動をし、自分の主義にあわないものの人権を平気でふみにじっています。本当にあきれてしまいます。弁護士になったらこのような左翼の横暴を根絶させたいと思います。

左翼はよく平等を主張するが、その平等は普通の人の平等とは違う。六十年代に学生運動が起こり、東大などの大学で学生が日米安保反対などの理由で政府に抗議したりした。本人たちは、その時の権力に抵抗して自由や平等を掲げていたつもりだったが、実際にはその裏には他のものが隠されていた。エリート学生たちにとっては、なぜ自分たちのような東大の学生というエリートの意見を受け入れないのかという憤りだった。

学生運動の反権威というのは、社会全体の平等主義ではなく、自分たちに特権を与えない社会や政治に対する怒りだった。そのことは、そのとき自由や平和を掲げていた者たちがその後何をもたらしたかを見てみれば明らかだ。現在の一部の大企業の労働組合員だけを保護する制度、世界でもっとも抑圧的な社会中国を賛美する左翼活動家、結局のところ彼らが支持してきたのはは徹底的に抑圧的な社会でしかなかったのである。

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