Blue Apartment Life

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是とするか否か。

2008年10月03日 19時51分48秒 | よもやま話
昨日のお休みは毎度の事で










山登り・山下り。ボクの先輩的友人WETCHが初MTBだったのですが、そんな中年に担ぎで上るという試練を強要(笑)、後下りが爽快なコースですからガマンしてもらいましょ。

んで夜は悠をからかいにバイト先へ。










真面目に制服着てキモイ(笑)。というのは冗談で、プロレーサーで・学校行って・バイトして遠征費稼いで、という二十歳の若者を見ると自分も頑張らなければと真面目に思うのです。



日中自転車押しながら山をテクテク登り、いつも通りどうしようもない会話をしてて自分の間抜け話へと至ったとき、ふと悠が「枕詞ってあるでしょ?高校のテストの時に“母”に対してのの枕詞を“たれちち”って書いて先生に笑われた。」というような事を言ったんですね。ボクは「それはその先生がダサい。」と答えました。だって“垂れ乳”を変化させたのが“たらちね(垂乳根)”でしょうよ。お乳が垂れたおふくろさんに「よくぞここまで育ててくれた。」と感謝する言葉ですよ、むしろ大正解です。正解にした上で受験で使うなとか注釈するならまだしも不正解にするのは国語の教育者として不正解なのではないか?、と服屋は思うわけです(笑)

とかく世の中はそういう類のことがよく目に付く。外殻の形成に気を取られ、本質を湾曲させてしまう。まあ僕らの仕事もその最たるものなのかも知れませんが。
実際ボクが何気無く言い放った「かっこええ奴は何着ててもカッコエエ。」という言葉を正面から受け止めてしまった友人もいまして(笑)、そんなん言ったら元も子もないという事なのですが、正直な思いとしてはそうなんですね。例えば日本においてのヴィ○ンやエル○スの売れ方のおかしさなんかはねえ、でもそれが日本人の価値観の多数決にはベストマッチしてしまってます。喩えになるか分かりませんが、一般的にボクらが乗ってるハイスペックな自転車に皆が群がったら気色ワルイでしょ(笑)新作の










こんなん出たから店に行列、、、、ありえない話で。

しかしその守備範囲にあわせた要は多数決に支えられるべきカッコよさはあるわけで。ウチから駅・買い物・休日足を伸ばしてなんてスタンスの人には










むしろこういうロースペックの際立ちが「カッコエエ」なはずで。

そして話は若干逸れますが我々の業種、「なんちゃってホニャララ」が非常に多い。モチロンボクも頭数に入れときます(笑)その時代に流行ってる空気感を取り入れて~ってのです。モチロン流行りを追う商売なので必要な事かもしれませんが、そのエッセンスを受けてそれを商売に変える売り手の筋が通ってない事が多すぎる。その事実に無責任な提案やらなんちゃってを覆い隠したりとか、ここ数年で「こんなんやから服屋はチャライって言われるネン。」が口癖になってしいしました(笑)。でも最近気付きました、なんちゃっての程良さが大衆にとっては心地よいのです(笑)我が友のブログにおける田舎者理論に近似値なニュアンスです。
しかし、売れなけりゃ敗者。どの業界でも同じ。だからビシッと筋の通ったお店さんが敗者にも勝者にもならず頑張って頂けるとボクは嬉しいのですが・・・・・、オマエが頑張れって?ねえ(笑)


まあボクの「かっこええ奴は~」は、「自分のヤジロベエの振り幅が分かってる人で、その人のカッコよさを更に引き出したり新しいカッコよさを発見させる手助けしかボクは出来ないよ、世の流行りでヤジロベエがブワンブワン呻って視点が定まらない人をねじ伏せるだけの腕力が僕には無い。」ということなんです。



まあ、本質を曲げない人があと3倍位増えたらイイ世の中になりそうなんですがね。










THE FAT OF THE LANDな訳です(笑)


あ、ボクもFATなんかな(笑)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
筋肉痛 (wetch)
2008-10-04 01:27:20
初MTB祝!!でも筋肉痛が中年を思い知らされます(笑)はよ自転車組まんと~!
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Unknown (swell)
2008-10-05 13:26:38
どうもです。

筋肉痛は生きてる実感です(笑)。
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