Blue Apartment Life

swellstore~デイリースタイルの楽しみを提案する京都のセレクトショップ。商品のご紹介や日々の出来事などなど。

秋の耳2。

2008年10月29日 14時01分39秒 | お店の話
昨日に引き続き音楽ネタ、そしてタイトルは昨日にかぶせた駄洒落・・・・・。



約2ヶ月程前に久々にY君からメールが来まして、元気か?と。そんでまた御飯でも行こうやあ~と普通のやり取りしたままその時の約束をすっかり後回しにしてしまってました・・・・・ゴメンね。



ということでコレ↓













キッサコ


京都中心に活動してた彼等、インディースでCD出しながら京都を裏切り東京へ行き(笑)ついにメジャーデビューです。3人のうちのギターとヴォーカル担当のYくんとなんとなく連絡とる関係で。彼Rits出身なんですが、立命館といえば岸田繁氏そっちに置いといて(笑)、我が友の元コネチカット・ソウルのフロントマンもそうですし、悠も在学中。まあどうでも良い話です(笑)



肝心の中身。

1曲目はバイオリンとリコーダーでスタート、良く聴くと四重奏なのですがアプローチ的にはリコーダー&フィドル・マンドリンも入ってるしケルトっぽいなあと感じます、ユッタリと旅情掻き立てるという趣向でしょうか。全体に良質なポップミュージック全開で一言一言大切に唄ってます、詩をキッチリ伝えようと言う意志が感じ取られますね。2・4曲目辺りがシングルカットかなあ?と思ってHPチェックしたら・・・・・そうでした。

個人的に引っかかったのは4曲目。ストリングス押しで言葉の空間をとってジックリ聴かせる、弾き語りを重視したような曲なので彼等のニュアンスに非常にマッチしてる気がしました。久々にギター触ってみよっかな・・・・・と少し思いました(笑)



しかし、頑張ってる人は素敵に見えてしまいます。




ボクも頑張らんと・・・・・。




彼等はアルファステーションにも出演してるようなので興味のある方はチェックしてみてください、京都のお寺でのライブも相変わらずやってるみたいですし。ボクも行くといいながら土日は抜けられずで・・・・・ゴメンねYクン。




キッサコ OFFICIAL WEBSITE




世代を問わないやさしい音楽ですので、是非どうぞ。

秋の耳に。

2008年10月28日 14時18分23秒 | よもやま話
いや~、残すところあと2週間。

いよいよお店の棚も空きが目立つようになり風通しが良くなって、と思ったら普通に空気が冷え秋めいてきましたね。

そこで思い出したように秋に聴いてしまう本日の5枚。



まずは










blissfulのグレイテスト。

94年のデヴューアミニルバムです、なのにグレイテスト(笑)。当時ギターポップにとって代わったスウェディッシュポップの旗手・エッグストーンの中心人物でカーディガンズのプロデューサーであるトーレ・ヨハンソン、彼ののお気に入りだったそう。因みにDMCで自己犠牲全開だった加地秀基氏もお気に入りだったみたいで、ボクも当時はヘビロテでした。エッグストーンの影響で云々と言われてましたが、技術面は置いといて楽曲自体のクオリティはこちらのほうが高いかと思われます。この手の音の良い意味で聞き流せる部分というのがあまりなく心を掴みにかかってきます、けど心地よい。

そして彼等に限らずこの辺りまでのジャケット写真はフィルムカメラで撮ってるはずなので、故意にか確信犯かどうか分からないピンボケのリアリズムが垣間見られます、そういうところも20世紀のアルバムというのは良い。



そしてそのもうチョイ前、93年の










PERMANENT GREEN・LIGHT

R.E.Mと同時期に活躍したThree O'Clock解散後にMichael Quercioが組んだバンド、因みにそのスリー・オクロックメンバーだったJason Falknerはボクの最も敬愛する抱かれても良い男(笑)。そしてザ・グリッターズとかフランキー・ヴァリー&ザ・フォーシーズンズにいたドン・シコーニが絡んでます、って全員誰やねん(笑)。まあ日本では存在価値を与えられなかったバンドですね。このアルバムは一言で片付けるとAORの匂い入りのアメリカンポップ、秋だからというニュアンスは一切無いですが、秋のふとした時間の心の余裕というのは他の季節よりスローペースになりません?そういう余裕で引っ張り出してみてまあ聴いてみようか・・・・・となる訳です、、、、、コレって薦めてるんかな(笑)


次ぎ、










hayden







Hayden - Bad as they Seem







時代はもうちょっと近づいて97年。ジャケットは絵に描いたようなアメリカのアットホームな様子ですが、作品はどっぷり真っ暗です、しかも根が深い。と言ってもトム・ヨークが訴えかける終末要素ではなく、日常の心模様に潜んでる悩みなんかをふと考える時あるでしょ?、漠然とした将来への不安とか・子供の頃にこんなトラウマを受けてそれを今の自分が冷静に分析するとか。そういう脳の裏側に張り付いた欠片をサルベージする感じ、ワザワザそんな事しなくても(笑)タイトルも「茎」・「スケート靴」・「自己への非難」・「両親の家」等々・・・・・ね、非常に写実的。坪内逍遥が現代人でギターを弾けたらこうなるでしょ(笑)しかし現代日本では田山花袋や永井荷風の如き楽曲が受けるようなので、彼等もそれ程注目されませんでしたねえ・・・・・。こうやって考えるとトム・ヨークの方が明るい人に思えてきます(笑)


アメリカ人が続いたので、次は英国マンチェスターの










doves

世紀末に発売された








Doves - Here It Comes - Video






「LOST SOULS」は紛う事無い名作であったのですが、今の気分はコッチ。










DOVES / NY




2年後の02年作品、売れた作品の後の割りに肩の力が抜けた感じがして結構好きなんです。前作は「誰がなんと言おうと俺等はこの音が好きやねん!」って頑固さがありました、彼等「サビサビ」という明らかに売れる気のなさそうなバンド名だったのですがダヴスに変えたら大ヒット。その切迫感がカッコよかったのかも知れません(笑)。しかしコレでも才能の間違いなさを見られましたので、ヤッパ本物なんだと確信しました。結構ね、視界が広がる感覚のする歪んだ音です。


最後はその英国に影響を受けた米国人の










PALOALTO

03年作品。この時期は何処でも彼処でも引き合いに出されてたのはレディオヘッドで、このライナーノーツでも多分に漏れずなのですが、レディオヘッドと言うよりむしろ、トラヴィスの気配を感じます。耽美的・叙情的な曲調の中にチョイチョイ出てくる王道ロックテイスト。ある意味ミクスチャーです。きっちりロックバンドの音なんですが、アコギ1本でイケる空気を出してます。楽曲のポテンシャルが高いのでしょうね。










Paloalto - Fade Out/In


これはシングル曲、アルバム全体のイメージよりもベタいですが。






という役に立たないご紹介でした(笑)


時雨読書譚。

2008年10月24日 18時54分25秒 | よもやま話
一昨日の晩に降り始めてから諦めてました、ということで昨日のお休みは自宅謹慎。

1人暮らしの方で家が好きってのをタマに耳にしますが、辛くないんですかね(笑)。広い家にお住まいなのであれば話が違うのでしょうが、あの狭い空間に半日以上居ると偏頭痛がしてくるんですね。苦手です。しかし昨日はケンも悠も週末のレースで居ないし・みんな出張とか行ってたし・雨で山にもいけず外に出たのは数メートル先の自販機にデカビタ買いに行っただけ、声発したのも悠と電話で5分のみ(笑)。
んで、先日両親が来た折に実家に置きっ放しの本を少々運んでもらいましたのでそれを久々に読んでいこうと、相成りまして。

話は逸れますがボク、1人暮らしして十数年になるのですが水周りの日用品の類を買いに行った事がないんです。ウチの母御、男がゴミ捨てたりトイレットペーパーを提げて歩くのを非常に嫌うタイプで、定期的に米や洗剤なんかをエッチラオッチラ運んでくれます。そこにボクの意見を挟む余地はございません(笑)ってのは冗談で、感謝感謝、この場を借りて両親に感謝の気持を伝えさせて頂きます、お陰で愚息は汚くならずに済んでます(笑)。


で昨日読んだのはこの4冊。
















いくつの頃に読んだのかは忘れました、小学生~中学生の頃はこの手合いの歴史・時代小説を貪り読んでましたね~。小5位かな、司馬遼太郎を読んでてその1節に「御開帳」という表現の隠語があったのを見て、父に尋ねると困った顔で丁寧に教えてもらった、という記憶があります(笑)。池波正太郎や五味康祐・南條範夫・海音寺潮五郎など片っ端から読んだなかで、最も好きだったのがこの藤沢周平。時代小説の良さってのは色々あると思うのですが、単純明快・豪快であったり・テンポの良さだったり・残酷・リアルなどなど作家なりの特徴があって中々面白い。同じ人物についての作品でもそれぞれの描写の違いで全く別人物にしあがったりもします。ボクはモチロン子供だったのでヒーローものを見る感覚で読んでたんです。

しかし藤沢作品は所謂ヒーローが出てこない。きっちり題材として主人公にした著名人は長塚節くらいでしょう、そのほか短編でチラホラ。そういうインパクトが無かったにも関わらずドップリはまりました、今思い返すと彼の文章の美しさがそうさせたのかもしれません。時代小説、というよりもヨーロッパの作品に感じられるニュアンスでしょうか、情景描写も際立つものがあった。例えば漬物を噛む音が聞こえてくるようだったり、「川の水が流れて」と書くよりも水が流れていそうだったり、何よりも人の表情が美しく感じられました。子供心にそれを感じ取っていたのかもしれません。そして登場人物が非常に身近で彼の描く主人公は卓越した人物が少ない、時代劇で見る華やかな元禄文化ではなくリアルなその時代性があり、その中で苦労がありながら明るく暮す人々が活き活きと輝いてるのですね。

そしてその最たる物がこの4部作。彼のエッセイなどを読んでみると転機になった作品で、これまで暗い文調一辺倒だったのが又八郎に出会い朗らかになったようです。

そして彼の短編の半分程は架空の「海坂藩」が舞台になっており、バラバラの短編を登場人物で繋ぎ合わせたりできます。良く出てくる人なんかは若い頃~老年期と多くの短編で主役だったり脇役だったり。こういうロジックなので熱心なファンサイトもあったりします。大人になって歪んだ目で見ると、藤沢氏は意外と商売上手な人物だったのかも・・・・・と考えてしまします(笑)。しかし彼の人となりをみると立派な人物だという事は良く分かるのでボクの考えすぎ(笑)。




夕暮れの丘、金色に輝く稲穂。軽やかに走る風の足音が夜の訪れささやき去ってゆく、、、、、。



チョッとは真似出来たかな(笑)。


おこがましいですが、そう表現したくなるそんな彼の作品。





秋~冬の夜長にオススメです。


お天気だから能天気。

2008年10月20日 17時16分11秒 | お店の話
まあボクの事なんですが。

この1週間ほどは山に上るに汗の量が抑え目になりなかなか過ごしやすいです。

そして昨日ジャパンシリーズの最終戦を走った山猿が帰ってきました。











今年はシリーズランキング2位。本人もボクも納得はいってない結果なのですが(笑)、とにかく去年よりランキングが上るのはよいことですから、トータルではよい結果だったと思います。悠もガッツで走りきった様子。今年はジャパンカップのロードレースとアジア選手権でネパールいっておしまい、残り頑張ってもらいましょ。ちょいと仕事の話をしてたのですが、モチロン根気の無い我々は












こうなります。

おむすび乗っけて頑張ります、補給食はバッチリ。






・・・・・・・・・・・。






ボクら、人生に対しての緊張感ゼロです(笑)

脳内センチメンタルジャーニー。

2008年10月14日 19時21分11秒 | よもやま話
このところお目出度のお呼ばれ続き。

一昨日も













幸せそうな2人を見ることが出来ました。

結婚式というのはぼくの苦手な事の部類に入ります、基本的に仏頂面をさげて歩いてるようなタイプですので、ボクが行ってもお祝いしてるように見えない(笑)。しかし結婚式というのは同窓会に置き換えられる一面もある、一昨日はそんなボクでもニコニコしてたと思います。
ボクが本格的にこの業界でのキャリアをスタートしたのが「綿綿堂」と言うお店、十数年前になくなった店なのですが、三十歳半ばで京都出身の方なら聞き覚えのある名前かもしれません。ボクはその最終メンバーでした。いまだにこの時に出会った面子とはしょっちゅう会ったり・たまに会ったり。今回の新郎Mちゃんもそうなのですが、みんなスタッフなのか友達なのかお客さんなのか良く分かりません、そんな仲間。この「綿綿堂」で過ごした事がボクの京都に居る所以のルーツですね。

そのお店、河原町今出川にありました。半地下にある板張りの部屋に外からの光りが空気中の埃をキラキラさせながら差し込んでいて、その先に革ジャンがぼんやり浮かび上がってる、今でも時折そんな風景が目に浮かびます。当時のアメカジの粋を集めたお店でした、学生時代のボクは足繁く通い、F社のセットインのスェットとシュガーケーンのデニムが好きなメガネのニイチャンと仲良くなり、気付けばボクがその店のメガネのニイチャンでした(笑)。でもそのメガネのニイチャンが居るそのお店がなかったら今のボクは居ない、そう思います。そしてボクの中での一種憧れに近い感覚もある事に最近気付きました、自分がやってた店やのに(笑)。

譬えようが無いんですけどね、家のようなとかでもないし、友達のトコ・懐かしさ・居心地の良さ、そんな感じじゃないんですね。・・・・・無理矢理言えば、ジーパンみたいな存在の店でした、、、、、分かりづらい(笑)。



そしてこの頃の出会いが、今のボクにも作用したりもするんです。今回の式でも、以前からニアミス続きで中々話せなかった人とようやく会えたり、ホントに時間がかかりましたが今後大切な存在になる人だと思います。そんな事もこの店のお陰。




ボクも自力でそんな場所を作りたかったのですが・・・・・・・修行不足でした(笑)



おセンチな気分風に仕上げてしまいましたが(笑)、swellstoreも残り1ヶ月切りました、ラストまで宜しくお願いします!!