Blue Apartment Life

swellstore~デイリースタイルの楽しみを提案する京都のセレクトショップ。商品のご紹介や日々の出来事などなど。

唯一向ニ念仏スベシ、か?

2006年11月30日 19時57分15秒 | よもやま話
ようやく行って参りました、秋の京都。といいますのも予ねてより知恩院のSJさんにお招きいただいてたんですが、日取りの折り合いがつかず月末滑り込み。

仕事も早々に切り上げ、いざ漆黒に浮かび上がるもみつ木々と古刹のハーモニーへ。


順路を辿り、まずは友禅苑。






ど~ん、リアルニュースステーション。純粋に美しいものです。お礼かねがねSJさんに電話、ん?ナニナニ?待っといて?案内するから??

・・・・・ラッキ~、と友人4人でほくそ笑み。

まもなくSJさんご出座、「あ、いきましょか。」とあっさり出発。



で、連れていかれたのが華麓庵。







向こう側の緑のデカイ手、明らかに居心地悪そう。ボクはというと普段お会いしてるSJさんが、「I先生~。」なんて職員の方に呼ばれてるのを面白がり、少々はしゃぎ過ぎまして、年配の和尚様にたしなめられ・・・・・。

早々に逃げ出し、もう1つのお茶室へ、






ここの裏に小さな滝があり、風流ですなあ~と言いたいところなんですが







真ん中、A嬢、同化中。

そこからチョッと戻って






三門の後姿を眺めつつ、







お庭を愛で。








女坂を上り、







ご本堂へ。左甚五郎の忘れ傘も大事なポイントなんですが、「コレコレ。」と見せて頂いた扉の蝶番






気付きませんでした、コレ。火事から守る為の河童らしいです。左甚五郎だけに例の猿にも見える様な・・・・。

そこから方丈庭園へ向かい、来迎図を模したお庭や徳川三代のお位牌を見たり。大分散ったから・・・・・とお気遣いいただいたのですが、コレくらいの方がこれ見よがしのベニベニしたのよりも鄙びた感じが素敵です、多くの色が目に映ります。元々「紅葉(もみじ)」とはもみぢが正しく「もみつ」を名詞化したものらしく、「紅葉つ、黄葉つ」という漢字の当て方をしてたらしいです。なので尚更紅だけでなく多くの色を楽しみたいもの。

いや~楽しかったです、正直喰わず嫌いでした。朝に山に行ったりしてるので、自然のあるがままに勝てる景色はないでしょ!なんて思ってたのですが、純粋に美しかったです。建物・その他諸々の蓄積してきた時間の奥深さがあるからなんでしょね。宗教観は多々有れど、数百年の間一切衆生救いを求めこの地を訪れたという意思は、何かのカタチをなしているのでは?と思わせてしまう空気が漂ってるような。





真実は傅大士のみぞ知る・・・・・。



どちらにせよ最高のロケーション。これを1人で好きな音楽聴きなが般若湯を1杯・・・・なんていいんでしょうね~。


ん~、山の庭付きか~。



・・・・・・・・・・。


SJさん、来年もお邪魔します・・・・・。

Worry about you

2006年11月29日 17時05分21秒 | お店の話
雨もやみ、ボクの風邪もそろそろ落ち着きそうな。アレっすね、微熱がじと~っと続くのはしんどい。残りの冬はまだまだ長い、また引かないようにうがい・手洗いの励行です。

そんな感じだったのでこの1週間ほどは早めの就寝。はよ治さなとは思うのですが寝すぎも飽きる、布団に包まってTVをつけるとキングダム・ホスピタルのドラマ版。やってたんですね、嫌いじゃないです。日常の傍らにある歪な世界観、ここで心霊話を信じる信じないを語るとややこしいので割愛します。見方次第では非常に趣きの深い、あくまでも捉え方次第で。

そんなキングダム・ホスピタルの主題歌は、swellstoreの大好きなバンドIVYによる






このアルバムにはスマパンのジェームス・イハも参加、まあどっちでもいいや、ボクはビリーが好きなんで。話を戻してIVY、ファウンテンズ・オブ・ウェインのサイドプロジェクトみたいな扱いを受けがちですが、なんのなんのコッチのほうが。

そしてボーカル担当ドミニクさんはパリジェンヌ。いつもサッパリフレンチスタイル。







こんなタートルに







膝丈スカート。今回はデニムでちょっと息抜きな。







そしてこういうブーツとかね。この手のコーディネイトに合わせる定番アウターといえば







ラヴェンハム。以前ブラウンが登場したので、今回はアイボリー。定番だけじゃなんなんでハズしアウターで、







・・・・・・アウターちゃうやん。アウターをと思ったのですが、デニスカにしてるので何を持ってきてもそれなりにまとまってしまいました。なので耳当てを、これカワイクないです?



あれ?おフランスじゃ無くなってきた・・・・・。



ま、いっか。

嗚呼、GREEN MIND!!

2006年11月26日 19時23分20秒 | よもやま話
一応世間の動きはチェックしとかなければ!ということで




KLAXONSを買ってみたんですが・・・・微妙に好みじゃない。所々好みではあるのですが・・・ねえ~、って感じ。NMEやなんかで大きく取り沙汰されてるみたいなので売れるんでしょう、本国ではキッズがフロアを埋め尽くすらしいです。

年、取ったんでしょうかね。こういう時にチョッと考えてしまいます。


この手の音楽にしても、僕等でいうところのニューオーダーがカッコ良かったようにそれ相応の展開だと思うんです。ニューオーダー、実際今聞いてもカッコイイ。ストーンローゼスにしてもプライマルにしても。そう考えると、何か理由を付け足したくなるんですね大人は。

それ以前のイギリスはサッチャー政権下で、若者の楽しみといえばサッカー・ドラッグ・音楽、そんな状況を打開しようとモガキ、そのグルーヴ感が迸っていた。その後の空白にニルヴァーナが登場し、その対抗勢力としてオアシスやブラーが台頭、それに世論・政治がひっつきクールブリタニア。日本のバブル崩壊もそれにリンクして。それ以降のものは全てメディア主導だしなんかね~。

なんてことになりがちなんでしょう、恐らく。

結局ノスタルジアなんですよね。

今の若者の時も我々の時も、そう大して変わりないんでしょうね、多分。ボクがローゼスやスエードやダイナソーJrなんかをたまに聴いて(方向性グチャグチャ)、やっぱコレよな~なんて思うのは、その頃のにおいや映像なんかが甦るからなんでしょうね。ボクの友人の野蛮人のブログを読んでても、揺れ動いてます。そういうお年頃?でも彼もいってるのですが、それ程感覚の老化、あ、感性が老化してないと自分で言うのは正しくないか、モトイ、考察的探究心に対しての欲求は10年、15年前とそんなに変わってないはず。要するにやってる事おなじ、成長無しってコトですね。

でも感覚的にはヤッパそうなって来てるコトを否めない。強く否定するとそれはそれで無理がある、それこそシャカリキアンチエイジング。


まあそんあことガタガタ言っててもいつもご覧の通り、大人の自覚なんてモノはどこぞの山奥に落っことしてきてるので、普段は殆ど考えてないし。

でもね、






こういうエイジレスな音を出す若者を見ると、正直ホッとしてしまいます・・・・・。

やはり収穫の秋。

2006年11月24日 20時44分14秒 | お店の話
チョイと様子見で花見小路を通ってきたんですが、10時前でも沢山の観光客。住んでると忘れてしまいますが、やはり古都は観光の街。






こんな光景もならではといった風情。

な~んてブラブラしたり、睡眠不足で早朝連チャンで漕ぎ漕ぎしたりしてると、引いちゃいましたよ風邪。何年ぶりでしょ?まともな風邪。MさんやFMちゃんに脅かされていたノロ怪獣ではなかったらしく普通の発熱程度、食欲旺盛、・・・・・快便(失礼)、阿呆にはノロパワーは効かない様子。



そんなコトより本日のメンズのご紹介。








ジャーン、マッキントッシュ。

マッキントッシュといえばゴム引きなんですが、個人的には断然コッチ。日本の気候にとっては扱いにくい物よりも厚手のあったかウール、形の完成度が高いので厚手になってもモッチャリしません。シャツタイ+ハイゲージニット+スニーカーとかで。






次、個人的趣味で去年からやってしまってるマフラー。ご覧の通りベスト風。あ、今オッサン臭いと思ったでしょ?イヤイヤコレが、前を開けてサラッと掛けると






なかなか良い雰囲気、ステンカラーにはもってこい。といいたいところなんですが、写真がダメ。スミマセン、想像するかご来店を。トレンチとかにこれをするとやりすぎ感が出ちゃいますが、あっさりコートにはスパイスに。ボク、ダブルの似合わない顔なのでシングル派。swellstoreではダブルの似合う人を「ダブル顔」と呼んでます、例えばA嬢。彼女の場合、別の表現ではバブル顔。

・・・・・話を戻します。また、ボクの本命の結び方は↓







コレ良くないです?お気に入り。素材もアンゴラのフワフワなのでちくちくしません。普通のマフラーに飽いた方、是非!!




もう一つ!関係ない話。全ての自転車愛好家の方へ。

目下独立準備中、靴職人M氏に依頼しておりましたマイサドルの張替が本日完成!!







文句無、素敵な出来上がりです。値段の設定等は考え中なんですが、自分のケツの下敷きは己が拘りを!となったら京都銀輪へチョイと訊ねてみてください。

日を追う毎に、

2006年11月21日 17時55分26秒 | お店の話


山は色づき。






適度な湿度なんでしょう、キラキラです。前回の如くこの季節の山は緑~赤にかけてのグラデーションが見事なので2、3日於きでも変化が著しく。



良い季節です。



そんな秋の装いに不可欠なブーツ。好評に付き、







追加分到着、これ大好き。トラッドっぽさもあり、今な感じもあり。それではこのブーツと共にLes Feuilles mortesなアイテムを。






Munichのハンドニットとメルトンのショーツ。コレに






Emueのこんなやんわりニットと、






王道ラベンハム。しかしパーカでカワイく。








紅葉を邪魔しない紅葉狩り仕様、いかかですか?