キャンディキャンディFinalStoryファンフィクション:水仙の咲く頃
By Josephine Hymes/ブログ主 訳
By Josephine Hymes/ブログ主 訳
(テリィはスザナのことを考えているんだわ。わたしってどうしてこうも無神経なの?) キャンディは思った。(大好きなテリィ。あなたは今でも苦しんでいるのね)
そして、計らずも今が、これまで先延ばしにしてきた話題を切り出す絶好の機会だと気が付いた。
「テリィ」 キャンディは優しく声を掛けた。「スザナが亡くなった時に、お悔やみの手紙も送らなかったことを、どうか許して。わたしも、とても衝撃を受けて深く悲しかった。スザナはとても若かったから、そんなことは想像すらしたことがなくて……。ポニーの家は街からも遠いし、その頃はラジオもなくて、わたしがその訃報を知ったのはお葬式からひと月もあとのことだったの。今思えば、それでもカードか短いお手紙を送れたのに、その時は決断力がなくて何もできなかった。あなたから最初に手紙が届いた時にはスザナのことを何も書いていなかったから、まだ話す準備ができていないのだと思っていたの」
テリィは目を上げてキャンディを見た。キャンディは本能的にテーブルの上に置かれたテリィの手に自分の手を伸ばし、心からの悔恨の表情を顔いっぱいに浮かべていた。
「わたし……あなたが一番大変な時に、慰めることもできずに本当にごめんなさい、テリィ。愛する人を亡くすのがどれだけ辛いことかわかっているのに。でも、もし私の友情が何らかの助けになるのなら、今度はあなたを放っておいたりしないって約束するわ」 キャンディは気持ちが高ぶったように口ごもった。
キャンディは、今でも自分がスザナの死を嘆いていると思っているのだとテリィが理解するまでしばらく時間がかかった。キャンディが自分を心から心配している様子が見えたので、テリィは二人の共通の過去に本質的に繋がっている繊細な問題を、どう説明すればいいのかためらった。――再会の初日にこのような話題を切り出すことは予定していなかったが、移り気な運命に導かれたようにこんな展開になってしまった。偽善的にならずにこのことをどう説明できるだろう……?
「キャンディ、きみの思いやりに感謝する」 テリィは、差し伸べられたキャンディの手に自分の指を絡めながら言った。「確かにスザナの死には心が痛んだ。でも、正直なところ、それはきみが思っているようなものではないんだ」
「どういう意味?」
「それは……」 一つの告白が、必然的に別の告白へと導かれることがわかっていたので、テリィはためらった。「長年の間に、おれはスザナに対する心からの好意を育むことはできた。彼女の才能や美徳を認めもした。死んだ人間を悪くいうつもりはないが、彼女にはたくさんの欠点もあったんだ。でも最終的には、そんな美徳や欠点に関わらず、ありのままの彼女を受け入れることができたし、心から尊重もした。それでも、彼女が死んでしまったことを、おれはもう嘆いてはいない」
キャンディの目は混乱で大きく見開かれた。
「そんな風におれを見ないでくれ、キャンディ。きみは本当に優しい人だから、そんな複雑な性格を理解するのは難しいと思う。でもこの世には、自分勝手でありながら親切だったり、勇敢でありながら臆病だったり、英雄的でありながら卑劣だったり……そういう二面性を持った人たちがいるんだよ。スザナはそういう人間だったし、おれも……。自己矛盾を抱えているという意味ではスザナとおれは似たもの同士だったし、おれたちの関係も同じように矛盾したものだった。それから、もう一つ認めなければならない重大な失敗がある。おれは、きっときみをがっかりさせてしまうだろう」
キャンディの心は縮み、その手を無意識に引っ込めた。テリィは下を向き、話を続ける勇気を奮い起こしていた。
「おれはきみにスザナを幸せにすると約束した。ある意味では、その約束を守った。でも、もしきみにとって幸せとは二人が愛し合っていることだと言うのなら、残念ながらその期待には応えられなかった」
キャンディは、言葉を発することができないほど驚いていた。まさかスザナの愛が、こんなに長い間報われずにいたとは夢にも思っていなかったのだ。キャンディは傷つき、混乱していた。
テリィは、自分が今伝えたことをキャンディがちゃんと理解するまでには時間が必要なことはわかっていたので、その沈黙を尊重した。
「あなたは……その……演技をしてきたというの? 長年の間、愛しているフリをしていたの?」 キャンディは明らかに落ち込んだ様子で言った。テリィの目をこれ以上見ることができずに、おずおずと椅子から立ち上がった。真実から逃れる術を探すように窓の方へと歩き、遠くの夜景をぼんやりと見た。
「そういうことではないんだ、キャンディ」 テリィは弁明した。「おれがスザナのそばにいると約束した時、それは感謝と義理の気持ちからだとはっきりさせたし、スザナもそれを完全に理解した上で受け入れた」
「でもスザナは、いつかあなたが彼女を愛するようになると願っていたはずよ」 キャンディは振り向きもせずに主張した。非難するような口調になっているのは分かっていたが、深い落胆の気持ちを隠すことができなかった。
「たぶんそうだったろう。おれがスザナに対して果たそうとしたような約束は、愛情が源であるべきなのはおれにだって分かっていた。魂に誓って言うが、おれは彼女を愛せるよう、あらゆる努力をしたよ。ただその努力は報われなかった。でも、おれに良心の咎めはない。おれは彼女を尊重し、リハビリの間は彼女を支え、新しい仕事に取り組むことを応援し、婚約者ではあったが、まるで夫がするように彼女を庇護してきた。病気が最初に見つかった時にも、病気が進行して痛みに苦しむ間も、ずっと彼女のそばにいた。彼女の母親があきらめてしまった後でさえ、おれは、金が許す限りすべての医者に診てもらって、彼女の病気を治すことを最後まであきらめなかった。科学的な治療の見込みがなくなり、彼女が最後の息をつく時に、おれはそのベッドの側らにいた。彼女と共に過ごした長い年月の間、おれは約束した通りに彼女を尊重し、敬った。誰に聞いてもらっても構わない。彼女には不満はなかったはずだ。ただおれは彼女を愛してはいなかった。愛することはできなかった。おれの心が、その命令にだけは従わなかった」
今ではテリィも椅子から立ち上がって、真剣に話をする間に部屋の中を行ったり来たりしていた。テリィの言葉はキャンディの耳にまるで刀のように突き刺さり、心を粉々にしながら最初の理解を打ち砕いていた。テリィがどのようにスザナに寄り添い、彼女の最後を看取ったかという話を聞くうちに、最初の激しい混乱がゆっくりとおさまっていった。そして、テリィに対する感嘆の思いがどんどん膨らんでいった。テリィは、愛していない誰かに対し、忠実であり、寛大であり、支えとなっていた。世の多くの男性には、愛していると明言する女性に対してさえ、ここまでのことはできないだろう。それでもまだ、キャンディには確かめる必要のある事柄があった。
「スザナは幸せだったと思う?」 キャンディは振り返り、テリィの目を見て聞いた。
「幸せだったよ」 テリィはまっすぐに答えた。「彼女はおれにそう何度も言ったし、息を引き取る直前にもそう言った。そんな時に嘘をつけるとは、おれには思えない」
「スザナが亡くなってから、あなたはどうだったの?」
テリィは、手を伸ばせば触れられる距離までキャンディの方に歩み寄り、正面に立った。
「彼女が亡くなるのを見るのは悲しかった。人生が無駄にされてしまったと感じた」 テリィは瞳を曇らせながら答えた。「彼女はまだ若かったし、もし病気になっていなければまったく違った人生が送れたはずだ。それでも、きみがアンソニーの死を嘆いたようにおれも彼女の死を嘆いたと言ったら、それは嘘になる。きみには冷淡に聞こえるかもしれないが、彼女が亡くなって2年が過ぎ、おれは、きみがアリステアがいなくて寂しいと思うようには、彼女がいなくて寂しいと思っていない。おれは彼女を尊重してはいたけれど、親しみは感じていなかった。おれたちは、人生観や物の見方がまったく違っていたんだ。演劇以外に共通するところが何もなかったから、友人には到底なれなかっただろう」
キャンディはテリィの告白に圧倒され、当惑していた。テリィの一言一言が、キャンディの頭を質問の渦に巻き込んだ。
(あなたはこれまでの間、約束してくれたように幸せだったの? 愛がなくて、幸せになれたの?)
しかしキャンディにはこれ以上の質問をする気力がなかった。
その時ウェイターがドアをノックし、テーブルのお皿を片付けるために部屋に入ってきた。ウェイターはドアを開けたまま作業をしていたので、レストランの方から流れてくる音楽がテリィの耳に届いた。
テリィは二人の会話が陰気なものになっていることに気が付いた。キャンディと会うときは、いつも後味の悪い終わり方をするように運命づけられているというのだろうか?今夜はそれを変えるために何かをする必要があった。
「最後に踊りに行ったのはいつ、マダムそばかす?」 衝動的にテリィは聞いた。
「どういう意味?」 キャンディには意味がわからず、顔をしかめながら聞いた。「踊りって言ったの?」
「上手く言えてないけれど、おれが言いたいのはきみと踊りたいってことだ。古い学生時代の友人の、お相手をしていただけませんか?」 テリィはお辞儀をした。
「いいわよ、テリィ」 キャンディが内気な笑顔を見せながら言うと、二人を覆っていた雲が払いのけられた。
キャンディが反応する前に、テリィはキャンディの腰に手を回し、個室から大広間へと連れだした。夜もかなり更けていたため客は少なくなっていて、ダンスフロアーにはキャンディとテリィの二人しかいなかった。ジャズバンドは今夜の演奏を終えており、ベース、ドラム、ピアノ奏者、そして女性歌手だけが仕事に残っていた。メローな曲に合わせてテリィがキャンディの手を取り踊っていると、曲が変わっていった。
今夜経験した多くの感情に疲れきっていたキャンディは、テリィのリードに抵抗できなかった。二人はゆっくりと動き、ステップを踏むごとに心臓の鼓動は高鳴っていった。キャンディはテリィの腕に頭を軽く乗せていたが、回転するたびに二人の体は近づき、気づくとその手はテリィのうなじに触れていた。テリィは体をキャンディの方にわずかに傾け、その頬が彼女の頬をかすかにかすめた。ヒマラヤスギとスパイスの混じったオリエンタル調のテリィの香水の香りがキャンディの鼻孔に広がった。
ピアノの横で女性歌手が歌い始めた。ラジオの熱心な愛聴者だったキャンディには、その歌がすぐにわかった。その歌詞の一節一節に自分を重ね合わせて一度ならず涙を流したことがあった。皮肉にも、今こうしてテリィの腕の中で踊っているとその歌は以前より悲しくはなく、曲調は以前に増して美しく聞こえた。
去ってしまった、あんなに素晴らしい愛が
愛は破れ、もう修復はできない
あなたはあなたの人生を歩み、
わたしはわたしの人生を歩む
でも今は、わたしたちの愛の夢が終わってしまった
どうしたらいいの
あなたが遠くへ行ってしまったら
わたしが悲しい時は
どうしたらいいの
どうしたらいいの
誰があなたにキスをしているのか
一人考えている時は
どうしたらいいの
どうしたらいいの
私の悩みを打ち明けるのがただ一枚の写真だなんて
一人の時に
それがかなわないと知りながら
あなたのことを夢に見る時
どうしたらいいの
(訳者注* 1923年発表「What'll I Do?」 作詞:Irving Berlin/歌詞日本語訳:ブログ主)
テリィの頭にはその歌詞の内容もまったく入って来ていなかった。キャンディの体温を感じる以外に、自分自身の感覚を支配することができずにいた。キャンディを腕に抱きゆっくりとダンスフロアーを動く……長い間、このような瞬間だけを夢に見てきたのだ。テリィには、自分が恋人同士でもない二人に許される距離を超えてしまっていることは分かっていたが、自分を抑えることができなかった。二人の体が近づくごとに、テリィは自分の中に生と力強さを感じた。頬をキャンディの良い香りのする髪にうずめ、目は彼女の首とノースリーブの腕を見つめていた。テリィはこれまでもキャンディの白く滑らかな肌に称賛の思いを抱いてきたし、まるで裸を思わせるような今夜の大胆なドレスは、その肌に触れてくれと誘っているようでもあったが、今は、目で愛撫するだけで自分を満足させた。しかし、その手に彼女の腰のくびれを感じていると、時間をかけて注意深くキャンディを口説いていくという当初の計画は、変更せざるを得ないとテリィは考えていた。数か月に及ぶ手紙のやりとりも、長年思い続けてきた昔の恋人というだけであれば十分だったかもしれない。しかし今宵、こうしてキャンディを腕に抱き、彼女への思いがかつてない程に再燃した今となっては、もっと早急に物事を進めなければならないと思った。

二人がホテルに戻った時には午前5時近くだった。フロントデスクでそれぞれ鍵を受け取ると、二人がどこの誰かを十分に分かっている受付の従業員が、含みのある眼差しを向けた。テリィは自分たちがピッツバーグを離れる前に、ヘイワードに賄賂を持たせて使いに送った方がいいだろうと思案した。タブロイドにキャンディの名前が掲載されて、スキャンダルになることだけは避けたかった。自分がこの世で一番素敵な女性と恋に落ちていることを、世界中に知らせたい気持ちはやまやまだったが、それは悪意のある記事でキャンディの名に泥を塗るような形ではなく、適切な方法でやりたかった。
テリィは、決して再びその体に触れないように距離を保ちながら、キャンディを部屋までエスコートした。彼女の部屋から数メートルも離れていないところでは、自分を抑えられる自信がなかった。ドアの前に着くと、キャンディはテリィの目を見て内気な笑顔を見せた。
「素敵な夜をありがとう、テリィ。最高に楽しい時間を過ごしたわ」
「それはよかった」 テリィはそう答えて、次に何を言ったらいいのか分からなかった。踊っている間、キャンディの目の中に見えていたものは、自分の思い過ごしなのだろうか? 「明日……明日出発?」 出発の時間が分からずに口ごもりながら聞いた。
「もう明日よ、テリィ」 キャンディはえくぼを見せながらクスクスと笑った。「でも正解よ。8時出発の列車だから、シャワーを浴びて荷造りをしたらギリギリね。朝食は列車の中で食べることにするわ」
「送っていくよ」 当たり前のようにテリィは言った。
「いいのよ、気にしないで。テリィは今夜の公演のために休まなくちゃ」
「送る!」 同じようなことが昔にもあったという感覚に囚われながら、テリィは頑なに主張した。「2時間後に迎えに来るから。準備しておいて」
キャンディに再び断る機会を与えずに、この言葉を最後にテリィはその場を去った。

8時より30分早く二人が駅に着いた時には軽い雪片が降っていた。ホテルのロビーに待機していた何人かのレポーターを巻くために、テリィは隠密作戦の一つを実行した。二人はホテルの従業員用の通用口を使ったが、キャンディは、テリィがトレンチコートの襟を立てて、中折帽子を目深にかぶっている様子に大笑いした。
この状況に可笑しみを感じずにはいられなかったキャンディは、テリィのギャングのようないでたちや、ドラマチックな脱出劇について茶化し続けた。テリィはすぐさま、キャンディのそばかすが朝日の中で何倍にも増えて見えると言ってやり返した。駅に向かって無言で運転しながら、マーチン・ヘイワードは、普段厳めしい彼の雇い主に何が起きたのかと訝しんだ。キャンディとテリィが子供のようにじゃれ合う合間に車は駅に到着した。
ヘイワードを車に残し、二人は心の内で迫りくる別れの時を怖れながら駅のホールをゆっくりと歩いた。キャンディは黒いビジネススーツに着替え、足首までの長い真っ直ぐなスカートを履いていた。赤いスカーフと、クロッシェ帽につけられた同色のブローチだけが色味を添えていた。テリィは、朝の冷気でこれまで以上に赤く染められたキャンディの頬や唇を見て、こんなに地味な服装でも自分には魅力的だと思った。
列車の出発のアナウンスを待つ間、キャンディは休暇の計画について話をした。テリィの予定も聞いてみたが、公演旅行の最終日程を言う以外、詳細をあまり明らかにはしなかった。その時、スピーカーからフィラデルフィア行きの列車のアナウンスが流れた。
テリィはプラットフォームに着くと、駅員にキャンディの荷物を貨物車に運び込む手伝いをさせた。
「じゃあきみは、サンクスギビングにはシカゴにいるのか」 テリィはキャンディの目を見ながら言った。
「そうよ。その時までにはアルバートさんも戻っているわ。残念ながらイライザとニールも一緒よ」 キャンディは、その行為がテリィにどんな影響を及ぼすかも知らずに下唇を噛みながら答えた。
「家族の一家団らんというわけか」 テリィはそう言って冷やかしたが、ラガン家の兄妹がどんなに厄介な存在だったかを思い出して付け加えた。「気を付けて。あの兄妹には近寄らないように……いいかい?」
「そうするわ、テリィ。わたしのことなら心配しないで。イライザとニールにはどう対処すればいいかわかっているから」 キャンディは笑いながら返事をして、こぶしを振り回した。
「それでこそキャンディだ」 テリィが笑顔を返すと、発車の汽笛が鳴った。
「テリィ、もう行く時間だわ。いろいろありがとう、それからあなたも体に気を付けて」 キャンディは、列車に乗り込みながらそう言うと、テリィに手を差し出した。
「じゃあ、キャンディ」 テリィは手を握って答え、もう一度汽笛がこだますると、その手を離した。
テリィは2歩後ずさり、その混乱した気持ちを隠すためにプラットフォームから走り去りたいという思いで後ろを向いた。しかし、突如として閃光が頭の片隅を走ると、過去の様々な瞬間の記憶が気づきと共に思い起こされた。テリィは踵を返し、まだ客車の昇降口に立っているキャンディの方へ、しっかりとした足取りで進んだ。何が起きているのかをキャンディが理解する前に、テリィは片手でかぶっていた帽子を取り、もう片方の手で彼女の顔をつかむと自分の顔を近づけ、唇と唇をしっかりと重ねて口づけをした。驚きで体がすくみ、キャンディは抵抗しなかった。反対に、テリィの唇の意のままに、自分の唇に触れさせた。テリィの唇から温かく湿った感触が伝わると、体に震えが走った。その時列車が走りだし、二人の唇は離れた。車両に乗り込む前にキャンディが最後に見たのは、テリィがプラットフォームから満足げな笑顔で手を振っている姿だった。
それからしばらく、キャンディス・ホワイト・アードレーは自分の名前を思い出すことができなかった。
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そう言っていただけると嬉しいです
Josephine Hymes様にも、ブログ主様にも感謝します。
今後の展開も楽しみにしています。
それからは毎日ドキドキしながら小説を読んでます。お忙しい中での翻訳、更新だと思いますが、続きを楽しみに待っております。
本当に、翻訳していてもこの二次小説には、"よくぞここまで丁寧に"と感心させられるばかりです。しかも、この作者はFinalStoryを原作で読んでいないので、ファンが訳したパーツパーツから物語を丁寧に読み取って余白を埋めているというスゴ技です。キャンディキャンディへの愛が感じられますよね
まだこれからもたくさんドキドキ
ブログ主さま、翻訳は大変かと思いますが、続きを楽しみにしてます。
第4章の1頁目は明日アップできると思いますので楽しみにしていたください。
ちなみに第4章のタイトルは「家族の肖像」です
確かに心理描写が丁寧ですよね~。その分翻訳に手間取りますが、それでも日本のキャンディファンに読んでもらう価値のある大作ですのでがんばります