もめてるねぇ…。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050118-0001.html
「契約金返す!」上原来季メジャーを直訴
越年交渉中の巨人上原浩治投手(29)が、前代未聞の譲歩案でポスティング制度による06年メジャー移籍を直訴していることが17日、明らかになった。上原は球団側の同意が必要な同制度を理解した上で(1)年俸大幅ダウン(2)FA権利取得まで残り4年分の契約金返還、という譲歩案を代理人を通じて伝えている。球団側は断固拒否の姿勢だが、メジャー挑戦に強い執念を見せており、交渉はキャンプイン直前まで難航必至。V奪回を目指す堀内巨人に激震が走った。
悲壮な覚悟だった。上原が自らの意志を静かに語りだした。
上原「どうしても行きたいんです。現時点で僕が(最短で)FAが取れるのは4年後で、その時は34歳でしょ。球団の許可がいるし、わがままなのは分かっています」。
7年前。巨人入団会見でも語ったメジャーという目標。球界を代表するエースに君臨しても変わっていなかった。
ただの「わがまま」ではなかった。その代償として差し出した条件は年俸ダウンとFA権取得までの契約金の返還だった。ポスティング制度でメジャー入りを直訴する選手は年々増しているが、自ら金銭面で減額案まで持ち出したケースは極めて異例のケースだ。
しかもダウン額にも、上原なりのメッセージが込められている。ともにアテネ五輪で活躍し、同期でもある西武松坂が今季活躍すれば同制度でメジャー入りを「約束」されている。松坂の年俸が2億5000万円。現在、3億3500万円で保留中の上原だが、今季年俸を8500万円ダウンで契約してでも、メジャーへの約束手形を求めていくという。
さらにFA権取得まで最短4年の上原は、入団時の契約金1億5000万円(出来高含む)の9分の4、約6600万円も「返還」するというのだ。「球団にお願いしている立場」と言う上原は、最大限の譲歩で妥協点を見いだそうとしている。
交渉長期化の舞台裏は金銭面のこじれではなく、切実な願いがあってのもの。野球協約でレンタル移籍は認められていないが「実施されるか、どういうルールか分からないが、それでもいいから行きたい気持ちが強い」とまで話す。メジャー志望の阪神井川や松坂と違い、FA権取得時には34歳を迎える上原には年齢的な余裕もない。沢村賞などのタイトル、優勝への貢献、五輪出場など日本を代表するエース右腕だけに、同制度を使って夢を実現させたイチローと同等の「功績」を評価して欲しいという切実な訴えでもある。
昨年11月23日にスタートした交渉。2回目以降は、代理人の加藤弁護士がほぼ連日のように電話で交渉を続けている。巨人側はあくまで同制度での移籍を認めない方針で、解決の糸口がみつからない状況だ。
「決められたルールがあるのは分かっていますが、このまま何もしなければ何も始まらない。メジャーでやるのは、僕にとって夢ではなく、目標なんです」。上原は強い意志を言葉にした。交渉はキャンプ直前までもつれる見込み。強気で粘り強いピッチングが身上のエースが、自らの目標に向かって闘っている。
[2005/1/18/09:22 紙面から]
お金が目的なのか、チームを1日も早く出ることが目的なのか?。それが、今回のことで見えなくなったような気もするが。
わがままであることは変わりないし、今の一流といわれている野球選手は一流とはいえ、客観的に見ても、もらいすぎの感がある。
ただ、「契約金の返納」「どうしてもメジャーへ移籍したい」という点では今までも球団やチームの首脳とぶつかってきた上原だけに本当に出たいのかもしれない。
少し、話は違うが、巨人は入来のときもそうだが、巨人の選手は(いや、巨人に限らないがね。阪神の井川ももめてるし…)メジャーと盾によくもめるねぇ。
ただ、入来はハワイの自主トレ先で、のちにチームメイトになる新庄と偶然会ったとかで、新庄に「メジャーやアメリカ生活の現実」を聞いたらしく、今はおとなしくなっていますが…。
木田選手なんか、日テレの某番組で、
「巨人のころは個を尊重されず、「お前がケガしてもかまわない。チームが勝てばいいんだ」と面と向かって投手コーチに言われた」
と木田がはっきり言ったところを私は偶然テレビで見ていた。
「木田、巨人に帰る気ないな」
とテレビを見ながら思いましたね。
で、実際、帰っていないし。
今後、引退後のことを考えて巨人へという感じの流れはいつまで続くのだろう。
それはファンが完全にそっぽを向いたときに始まるのだろうか?。
上原についてだが、わがままだが、好きなようにしたらいいと思う。
自己責任でね。
もともと、巨人好きというわけでもなさそうだし。
上原の巨人入団自体が謎だったんだから。
ただ、上原の限らず、野球選手がずっと、こんな感じだったら、本当にファンは逃げるよ。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050118-0001.html
「契約金返す!」上原来季メジャーを直訴
越年交渉中の巨人上原浩治投手(29)が、前代未聞の譲歩案でポスティング制度による06年メジャー移籍を直訴していることが17日、明らかになった。上原は球団側の同意が必要な同制度を理解した上で(1)年俸大幅ダウン(2)FA権利取得まで残り4年分の契約金返還、という譲歩案を代理人を通じて伝えている。球団側は断固拒否の姿勢だが、メジャー挑戦に強い執念を見せており、交渉はキャンプイン直前まで難航必至。V奪回を目指す堀内巨人に激震が走った。
悲壮な覚悟だった。上原が自らの意志を静かに語りだした。
上原「どうしても行きたいんです。現時点で僕が(最短で)FAが取れるのは4年後で、その時は34歳でしょ。球団の許可がいるし、わがままなのは分かっています」。
7年前。巨人入団会見でも語ったメジャーという目標。球界を代表するエースに君臨しても変わっていなかった。
ただの「わがまま」ではなかった。その代償として差し出した条件は年俸ダウンとFA権取得までの契約金の返還だった。ポスティング制度でメジャー入りを直訴する選手は年々増しているが、自ら金銭面で減額案まで持ち出したケースは極めて異例のケースだ。
しかもダウン額にも、上原なりのメッセージが込められている。ともにアテネ五輪で活躍し、同期でもある西武松坂が今季活躍すれば同制度でメジャー入りを「約束」されている。松坂の年俸が2億5000万円。現在、3億3500万円で保留中の上原だが、今季年俸を8500万円ダウンで契約してでも、メジャーへの約束手形を求めていくという。
さらにFA権取得まで最短4年の上原は、入団時の契約金1億5000万円(出来高含む)の9分の4、約6600万円も「返還」するというのだ。「球団にお願いしている立場」と言う上原は、最大限の譲歩で妥協点を見いだそうとしている。
交渉長期化の舞台裏は金銭面のこじれではなく、切実な願いがあってのもの。野球協約でレンタル移籍は認められていないが「実施されるか、どういうルールか分からないが、それでもいいから行きたい気持ちが強い」とまで話す。メジャー志望の阪神井川や松坂と違い、FA権取得時には34歳を迎える上原には年齢的な余裕もない。沢村賞などのタイトル、優勝への貢献、五輪出場など日本を代表するエース右腕だけに、同制度を使って夢を実現させたイチローと同等の「功績」を評価して欲しいという切実な訴えでもある。
昨年11月23日にスタートした交渉。2回目以降は、代理人の加藤弁護士がほぼ連日のように電話で交渉を続けている。巨人側はあくまで同制度での移籍を認めない方針で、解決の糸口がみつからない状況だ。
「決められたルールがあるのは分かっていますが、このまま何もしなければ何も始まらない。メジャーでやるのは、僕にとって夢ではなく、目標なんです」。上原は強い意志を言葉にした。交渉はキャンプ直前までもつれる見込み。強気で粘り強いピッチングが身上のエースが、自らの目標に向かって闘っている。
[2005/1/18/09:22 紙面から]
お金が目的なのか、チームを1日も早く出ることが目的なのか?。それが、今回のことで見えなくなったような気もするが。
わがままであることは変わりないし、今の一流といわれている野球選手は一流とはいえ、客観的に見ても、もらいすぎの感がある。
ただ、「契約金の返納」「どうしてもメジャーへ移籍したい」という点では今までも球団やチームの首脳とぶつかってきた上原だけに本当に出たいのかもしれない。
少し、話は違うが、巨人は入来のときもそうだが、巨人の選手は(いや、巨人に限らないがね。阪神の井川ももめてるし…)メジャーと盾によくもめるねぇ。
ただ、入来はハワイの自主トレ先で、のちにチームメイトになる新庄と偶然会ったとかで、新庄に「メジャーやアメリカ生活の現実」を聞いたらしく、今はおとなしくなっていますが…。
木田選手なんか、日テレの某番組で、
「巨人のころは個を尊重されず、「お前がケガしてもかまわない。チームが勝てばいいんだ」と面と向かって投手コーチに言われた」
と木田がはっきり言ったところを私は偶然テレビで見ていた。
「木田、巨人に帰る気ないな」
とテレビを見ながら思いましたね。
で、実際、帰っていないし。
今後、引退後のことを考えて巨人へという感じの流れはいつまで続くのだろう。
それはファンが完全にそっぽを向いたときに始まるのだろうか?。
上原についてだが、わがままだが、好きなようにしたらいいと思う。
自己責任でね。
もともと、巨人好きというわけでもなさそうだし。
上原の巨人入団自体が謎だったんだから。
ただ、上原の限らず、野球選手がずっと、こんな感じだったら、本当にファンは逃げるよ。