振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

実は初めてではないか? 野球をエンターテインメントで見せること

2005-01-25 22:26:55 | 野球
欽ちゃんは私のような定時制高校出身の人間に夢を与えてくれることをしてくれた人だ。
定時・通信制野球大会の全国大会はプロ野球チームも使っている神宮球場だ。
私の高校は残念ながら、県大会の決勝で敗れて、神宮には行けなかったが、目指せるものがあるのはうれしいことだ。(一番、さみしいのは高校軟式野球の全国大会だと松村邦洋さんが言っていた。明石や高砂の球場でもいいじゃないか)

欽ちゃんは野球好きなんですね。
今回はアマチュア野球チームを作っている。
いろいろ、話題になる中、欽ちゃんはこんな輪外を提供してくれた。
欽さん「外野席を桜にしようじゃねえか」
欽さん「外野席を桜にしようじゃねえか」
桜川村の記憶を残すために、欽ちゃんが立ち上がる! 萩本欽一監督(63)率いるクラブチーム「ゴールデンゴールズ」は23日、茨城県桜川村の総合運動公園野球場で2日目の練習を行った。誕生から48年の同村は欽ちゃん球団の登場で一躍注目されたが、3月22日に4町村合併で「稲敷市」になる。「桜川村」という名称が消えるため、萩本監督は「球場の外野席を桜でいっぱいにして、村民の意地を見せよう」と提案。本塁打の打球が桜吹雪に消えるような球場に仕立てるつもりだ。

 満開の桜が、萩本監督の脳裏に広がった。「4月開幕のころに、外野席を桜で一面にしたいねえ。景色までつくっちゃうよ。花火も上げたいね」。桜にこだわるのは、わけがある。チームの本拠地に決めた桜川村が、住所の上では3月で消えてしまうからだ。公共施設や学校の名前に「桜川」は残る予定だが、村がなくなる事実は変えようがない。「村民の意地だよ。桜川はなくなっても、桜を残そう。だれか、造園業の人を知りませんか?」。早くもコネ探しを始めた。

 総合運動公園には100本以上の桜が植えられているが、球場の周辺にはない。本塁打性の打球が、桜の花とダブって見えにくくなるという理由だ。外野席は枯れ芝で覆われ、植木で「さくら川」という文字が描かれている。萩本監督は、本塁打が桜吹雪の中に消えてゆく様子を描いていた。「桜の木を買ってきて植えると高いから、苗を植えよう。『桜募金』と題して、100円ずつ出してもらって、育てていくのがいいね」。桜で一面になるのは当分先だが、チームの歩みとともに苗木を増やしていくつもりだ。

 この日は練習終了後、選手の宿舎候補として、球場周辺の空き家3件を視察。駐車場でチームスタッフや選手、報道陣と立ち話をしていると、周辺の村民が近寄ってきた。萩本監督の「桜プラン」を伝え聞き、声援が上がった。工務店経営の井川純一さん(54)は「影響力のある人に言ってもらえてうれしい。土地にちなんだ名前だから、残してほしい」と訴えた。桜川の名称は、隣接する霞ケ浦の一地域の旧称。欽ちゃんは村おこしだけでなく、歴史の伝道者としても立ち上がろうとしている。【柴田寛人】

[2005/1/24/09:09 紙面から]


プロやアマも含めて、今まで、野球界でこういうことに力を入れた人はいないと思う。
今までないがしろにしてきたこととは何か、欽ちゃんは教えてくれたと思っている。
題名にある「エンターテインメント」を野球に取り入れようとしている欽ちゃんの動きを支持したい。
他の話題では、女の人を入れたり、タレントがチームに入ったり…。
今の野球は勝つことばっかりを義務付けられているようで面白くないね。
欽ちゃんの動きは注目です。

「欽ちゃん」と気軽に読んでいることに抵抗を感じる人がもしいたらいけないので、注意書きをします。
欽ちゃんは「萩本さん」とはあまり呼ばれたくないと弟子のような存在の小堺さんがおっしゃっていたので、私は「欽ちゃん」と呼んでいます。

元社長が一言

2005-01-25 22:11:14 | スポーツ
現在のサッカーのチェアマンである鈴木さんがこんなことを言っていたそうな。
中田浩の代理人に苦言 鈴木チェアマン
中田浩の代理人に苦言 鈴木チェアマン
日本代表MF中田浩二の海外移籍を巡り、鹿島とフランス・マルセイユ間の移籍金交渉が難航している問題で、Jリーグの鈴木昌チェアマンは25日、「3者の妥協点を調整するのがエージェントだが、今回は若干の問題がある。どちらかが大損するようではいけない」と苦言を呈した。交渉がまとまらない場合、中田浩と鹿島との契約は31日で切れるため、マルセイユは移籍金なしで獲得できるが、中田浩本人は円満移籍を望んでいる。

毎日新聞 2005年1月25日 19時02分


まあ、確かに。
代理人の田辺さんがブログをしているらしいけど、結構、たいへんなことになっていた。
田辺さんのブログのリンクは、あえて、張りませんが。

円満にまとめるのは難しい話ですな。

移籍金は少しであってももらうべきだと思うが…

2005-01-25 14:02:57 | スポーツ
鹿島が意地になっている…。
以前から、海外でやってみたいといっている中田浩二選手に海外のチームでやるチャンスがめぐってきた。
オファーを出してきたのはフランスのマルセイユ。監督はあのトルシエ。
ポジションは2002年W杯でやっていた、本来のポジションではないDFのいわゆる「フラットスリー」の左側か(申し訳ない、サッカー、詳しくない。左利きというデータのみで書いてます。すみません…)。
代理人である田辺さんは、
「少なくてもいいから移籍金は受け取ってください。」
といっているが、鹿島側の牛島さんは、
「こんなに評価が低いのであれば、もらわないほうがまし。契約期間が切れる2月以降、移籍すればいい。」
という感じで聞き入れる気はないようだ。
鹿島が中田浩に最後通告、残留か0円移籍
鹿島が中田浩に最後通告、残留か0円移籍
鹿島が24日、マルセイユ移籍を希望するMF中田浩二(25)に最後通告を出した。契約交渉は平行線に終わり、鹿島側は(1)契約を更新し残留、(2)31日で切れる契約を全うし、移籍金0でマルセイユ移籍の、二者択一を要求した。鈴木満強化部長は「マルセイユは提案にも乗ってこない」と不信感をあらわにし、15万ユーロ(約2025万円)の移籍金を含めた低条件に「それで丸くおさめたくない。交渉の余地はない」と明言した。

 「育ててくれたのも鹿島。ただ行きたいという強い気持ちは変わらない」と目を潤ませ訴えた中田浩に、フロントは再度の話し合いを提案した。「冷静に考え、どう判断するか。あとは浩二次第。最終的に決めたらしょうがないが、どっちに転んでも頑張って欲しい」と同強化部長。今日から代表合宿が再開する中、迫る期限…中田浩の決断にすべてがかかっている。

[2005/1/25/08:04 紙面から]

中田浩 鹿島と会談も平行線
中田浩の移籍結論持ち越し
中田浩のマルセイユ移籍、結論持ち越し
中田浩に結論出ず、移籍問題抱えたまま日本代表合流
インタビューの映像を見たわけではないが、中田浩二選手の訴えは結構悲痛なものだと感じた。
ここは野球ネタが中心にブログなので、野球をからせていうと、野球選手がメジャーに行ってやりたいというのとサッカー選手が海外に移籍してやりたいというのは大きく違う感じがするね。
サッカー選手の場合は日本代表の意味合いは重いし、競技人口もたいへん多い競技なのでW杯の価値も高く、経験を積んで大きくなる必要性は本当に高い。
野球は去年のアテネの茶番劇を見てわかると思うが(そもそも、あのトーナメントの仕組みで全勝を狙うなよな)、「野球における日本代表の価値って?」って思うね。(かといって、アマチュアに返すという単純な意見はNO!だね。このことはまた日を改めて書くと思うが)
話がそれてしまって申し訳ないが、「昨日の風はどんなのだっけ?」さんのブログ(すみません、名前を探しきれませんでした。それに、勝手に文章と使ってすみません)の中に、
「鹿島の安い金受け取るぐらいならタダで持って行けという考え方は、日本人的な考えでは凄く気持ちが理解出来るんですが、これはこの前例作ったら欧州の魑魅魍魎の人たちは付け込んでくるぞ、だから田邊さんも移籍金少しでも受け取ってほしい所なんでしょうね、やっぱりガゼッタさんも書いていました(2005年1月19日付)が書いていたように、Jの移籍に関するローカルルールの全面改正が必要になりかけているんでしょうね。」
と書いてありましたが、そのとおりだと思いますね。
ローカルルールのことは正直、よくわからないのですが、ヨーロッパのクラブに「日本のクラブから安く選手が獲れる」と思わせるような”悪しき前例”を鹿島が作ってしまったようで、なんか、鹿島側の態度はいただけない。
まあ、まだ交渉中のらしいが、いったいどうなるのやら。
しかし、代表合宿にも呼ばれているのに、自身の進退問題と本当にたいへんですね。

それと取るし絵の通訳をやっていたフローラン・ダバディさんのホームページにも浩二選手のことが書いてありました。
中田浩のマルセーユ移籍最新情報
しかし、フランス人の人が「マルセーユ」と訳しているので、「マルセイユ」ではなく、「マルセーユ」が正しいのかなあ…。