はみ出し行政書士日記

破天荒(?)な行政書士が、遭遇する様々な事件に挑戦する日々の実態+α

訛り

2005年12月08日 23時33分32秒 | つぶやき
「問題な日本語」という本がバカ売れに売れているらしい。

何処の本屋にも平積みにされていて、売っていない本屋が無いぐらいだ。
それに加えて、最近のテレビ番組では、日本語の知識を問うクイズ形式の番組も流行っている。

そんな中自分の日本語力はどの程度だろうと気になってしまう。
特に外国人を相手に仕事をしているので「美しい日本語」を話さなければいけないと心がけている。(実態はどうだかわからないが・・・)

で、数日前のこと。
事務所の電話が鳴って、妻が電話を受けた。
数日前に一度電話を頂いた人からの電話で、すぐに私に取り次いだ。

そこでやり取りを2,30分はしただろうか。

受話器を置いてから、おもむろに私は妻に一言
私:「今の人日本語上手だったね。訛りを全然感じなかったョ。」
妻:「え?メチャメチャ訛ってたジャンジャン。」
私:「・・・・・・・・・・・・・」
しばらく間を空けて、
私:「もしかして俺の日本語訛ってる?」

外国人と一緒に仕事をして、多少訛っていたり意味不明の日本語であっても、何とも思わず普通に聞けてしまう自分は、一般的日本人とは違った耳を持っているらしい。そうかもしれない。
実は、妻と一緒にクライアントを訪れて私がクライアントと話をしているのを横で聞いている妻は、ミーティングが終わった後に必ず言うことがある。

「何を話しているんだか全く分からなかった。」

私にしてみれば、日本語が少々おかしかろうが、イントネーションが変であろうが、慣れてしまっているので一向に気にならないのだが、慣れていない人には難しいらしい。

昔、どこぞやの首相が「言語明瞭意味不明」などと揶揄されていたが、そのような状態のコミュニケーションを私はクライアントとの間で行っているのだろうか。

知らない間に、口ではなく耳が訛ってしまったのかもしれない。
( ̄□ ̄;)!!