今年最後のGRTA競技会となる、本競技会に参加。
トトの参加するアドバンストは、敗者復活を含めた12組による競技となった。競技内容は、種目1:50mブラインドシングル、種目2:100mシングル、種目3:50mマーキング&ブラインドのダブル、種目4:100mマーキング&ブラインドのダブルの4種目。
会場は例年通り、清里のキープ牧場で行われたが、フィールドは定例競技会で利用したところや昨年までの本競技会で利用したところとも異なり、少し奥まっていて一般客が入ってくる事が少ないエリアだった。薄曇りながら気候も良く今年の競技会は1年を通して天候に恵まれた。
前日に雲一つない晴天の中、今回もコース設定のお手伝いをしたが、ここは緩やかな南斜面の牧草地だが草丈がなく見通が良い。そのためコースは、比較的シンプルな構成となっている。こういう場所で難易度の高いコースを設定するのは難しい。また、日暮れまでに表彰式まで終えてしまわなければならないので競技時間の事も気にしてのコース設定となる。
種目1はトトが最初で他の犬のにおいなしでの捜索だが、ブッシュに隠されたダミーはまっすぐ進めば見つけられる。少しうろつき気味での捜索だったが、回収できた。
種目2も距離はあるがトトは距離に不得意を感じていないので種目1同様回収できた。定例競技会の時と比べれば戻りも早い。
種目3の50mダブルはブラインド側からの回収だがあまりやる気なし。平行競技で100mダブルを先にやってそちらの疲れを引きずっている感じ。ブラインドがあると分かっているようなのに、早く競技を終わらせたい感じで、おとり側から穫りにいこうとしてあきさんに止められている。ミスはなかったが回収には時間がかかった。
種目4は100mダブルで回収場所が下り側。ダミーをくわえて登りを2回走らなければならず、犬の体力も結構必要。トトはブラインド側を先に見つけられなかった。だいぶ時間のロスと体力を使っておとり側からの指示外回収をしてからブラインド側の回収を行った。ブラインド側にもう一度送り出すにしても、ハンドラーの指示には疲れていてもダミーがある事を疑わずに時間をかけてでも回収するところは感心する。この競技は残り時間12秒での回収となり、指示外回収の減点と合わせてマイナスポイントとなる。
結果は12組中総合9位。一昨年3位、昨年2位と、賞状とグラスをもらっていたが、今年は定例競技会を含め一度ももらえなかった。さびし~。。。
ただトトの実力がそれほど変わっているわけではなく、昨年までのミドル組の飛躍がすばらしすぎる。ホントすごい。それと今年の集大成としての今回の競技会では定例競技会での戻りの遅さが改善されて終われ、来年へ良い方向で繋げられたと感じた。
アドバンストは今回の競技会場の内容では全組ほぼ全てクリアしていると思う。となるとやはり勝敗は時間が鍵となり、タフな犬や若い犬にトトがどれだけついていけるかである。
来年は私が、挑戦。 トトはそつなく最小限の行動で回収する事くらいしか上位に食い込める見込みはないので、ハンドラーにどれだけ的確に反応してくれるかって事に重点を置いて練習してみたい。
50Mブラインドシングルのムービー
100Mシングルのムービー
50Mブラインド&マーキングダブルのムービー
Written by とし
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