2024年8月29日(木)
減衰運動とは、振幅が時間とともに徐々に小さくなるような振動現象である。
1つのばねの単振動の周期は、一定である。しかし、現実には抵抗があって、単振動のように常に振動が永遠に続
くわけでない。減衰振動、過減衰、臨界減衰の現象が現れる。これらについては、力と運動の物理学の本を見ていた
だきたい(注)。ただ
減衰振動・・・ばねの力に対して、抵抗力が弱い振動
過減衰・・・・ばねの力に対して、抵抗力が強い振動
臨界減衰・・・減衰振動と過減衰との境界上の振動
とだけ、一事触れておこう。
ここで微分方程式を解く問題としてのみ、減衰振動を扱う。すなわち、その物理学的な意味に触れないで、与え
られた初期値に基づいて定数係数の2階同次線型方程式を解く事に力点を置く。減衰振動については、解のグラフ
から直観的に理解していただきたい。
(注)
例えば、放送大学教材
岸根順一郎・松井哲夫著『力と運動の物理'19』(放送大学教育振興会,2019-0320)
などの本を参照にしていただきたい。
ちょっと休息
(1)8月27日(火)のFacebook投稿より
学びの記録
台風が来ると今週は一度も岐阜学習センターに行くことができなくなりますので、朝に雨は降っていましたが
たいしたことがないと思い、今日出かけることにしました。出発が早かったこともあって、8時40分には岐阜
学習センターに着きました。学生控え室で9時まで休息を取っていると、よく会う学友がきましたので9時まで
歓談をしていました。
9時過ぎに視聴覚スペースに入室しました。2人しかいませんでした。まず、9月10日に学位授与機構に提
出するレポートの見直しをしました。その結果、重大な数学的な誤りが2カ所あることに気づき、訂正しました。
1つはちょっとしたケアレスミスで、⊿xの書き忘れでした。しかし、このミスは証明の致命的なミスになります。
もう一つは重積分で変数変換をしたときの領域の誤りです。これも証明の致命的なミスになります。見直した結果、
このまま提出していたら大変ことになっていただけに、気づいてよかったと思いました。
10時から10分ほどロビーで休息して、ふたたび視聴覚スペースに入室しました。今度は、『枕草子の世界’24』
の第12章「『枕草子』の長編章段」を聴講しました。第259段と第260段が中心でした。清少納言が受けた定
子からの寵遇と中の関白家(藤原道隆の一族)の人々の親密さが記された章段を見ることが今日のテーマでした。時
間を忘れて、講義を聴いていました。
11時20分に、学生控え室で昼食をとりました。今日の学びはこれで終わりにして、イオンタウン大垣の2階あ
るKIKUYAに行くことにしました。KIKUYAは、9月10日に閉店することになっています。専門書が比較的多く、私
もよく利用しました。閉店になると、岐阜市北部のマーサ21内の「丸善」に行くことになりそうです。多くは、ア
マゾンやメルカリで専門書や放送大学の印刷教材を購入しますが・・・。
13時30分に帰宅しました。そして、早速学位授与機構に提出するレポートを直しました。まだ細かいところの
見直しは必要かも知れませんが、ほぼ提出できる状態だと思います。表紙、目次を除いて16枚のレポートです。本
文で10枚~17枚という制限がありますので、この点はクリアできています。
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