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ある数学愛好者のひとり言

数学好きな私がひとり言をつぶやきます。

大垣市の教育での最大の失敗  ~土曜日授業=ふるさと大垣科

2024-04-07 00:00:54 | 教育問題全般

2024年4月7日(日)

 

 下の文章は、大垣市文教協会の最近の広報誌からとったものです。この一文を読んで、私が2020年

頃から大垣市の教職員や保護者、そして市議会議員の協力を得て真剣に取り組んだ土曜日授業=ふるさと

垣科をやめさせる運動をしていた頃を思い出した。

 この文書の筆者である清水昭治氏は、平成26年(2014年)度当時の大垣市教育委員会の学校教育課

長で、当時の教育長山本譲氏の意向を受けて土曜日授業=ふるさと大垣科の積極的に推進した人だった(注)

だから、土曜日授業=ふるさと大垣科を積極的に評価しているのが目立つ。

 しかし、土曜日授業=ふるさと大垣科は、山本譲前教育長の自己満足的な実践であった。土曜日授業の実

施にこだわったのは、前小川淳市長だという人も多いが、山本前教育長が推進に積極的だったことは事実で

ある。その忠実なしもべであった当時の清水昭治学校教育課長は実務面で土曜日授業=ふるさと大垣科を推

進していった。清水学校教育課長の前任者である佐野篤氏は、どちらかというと土曜日授業には消極的であっ

た。文科省の教育課程特例校の指定を受けて、通常の教育課程の中でふるさと大垣科の時間をとろうと考え

ていたように思える。しかし、小川前市長や山本前教育長の土曜日授業=ふるさと大垣科は既定事項のよう

だった。佐野課長が退き清水課長に代わると、早速定例教育委員会の場で土曜日授業=ふるさと大垣科が

「議案」でなくて「報告事項」として説明されるのである。(注)十分に検討されたと言いがたい。

 次に問題にされるのは、土曜日授業に市内の教員の多くが気が進まなかったことである。わざわざ土曜日に出

かけてまでふるさと大垣科を実践することの意義が認められない。まして、通知表指導要録の評価が道徳と同

じ記述式であったことも、市内教員のふるさと大垣科に意欲をなくさせる要因でもあった。

 市教委はこうした土曜日授業=ふるさと大垣科に対する不満・批判が起こってくることを力で押さえようとし

ていた。若手教員と教育長との語らいの場で、

    「土曜日授業のことは触れるな。」

と釘を刺すような言動があったと聞いている。またコロナ禍の中で校長会ができるだけ教員の負担を減らそうと

して、ふるさと大垣科の時間数を柔軟にしてほしいと要望したところ、学校教育課の幹部は

    「ふるさと大垣科は文科省の教育課程指定校の指定を受けているので変えられない。」

と大嘘をついた?ということまで伝わってきた。土曜日授業としてふるさと大垣科の授業を実施する場合、通常

の教育課程でないので教育課程特例校の指定は不要である。しかし、市内の多くの校長はふるさと大垣科は教育

課程特例校の指定を受けているものと思っていた。市教委がきちんと説明していなかったのだろう。あるいは、

市教委自体の認識も、そのようなものだったのだろうか。私はブログにふるさと大垣科は教育課程の認定を受け

たものでなとを強調して書いた。また、ある市議会議員が2020年9月の市議会の一般質問で教育課程特

例校の指定について教育長に質問をした。こうしたこともあって、ふるさと大垣科は教育課程特例校の指定を受

けておらず、結局ふるさと大垣科は正式な教科でないことがはっきりしてきた。このある市議会議員の一般質問

以降、SNSでふるさと大垣科を公然と批判する市内教員も見られた。また、小川市長から石田仁市長に代わったあ

と、市長宛にふるさと大垣科の問題点を指摘するメールも送られたという。(私は、石田市長とは市議会議員をし

てみえた頃から知り合いだったので、Facebookを通じて土曜日授業=ふるさと大垣科について整理した文書を送

信したりしていた。)大垣市内の教員のふるさと大垣科に対する不満・疑問の声が大きくなってきたことは事実

であった。

 土曜日授業=ふるさと大垣科の問題点は、教育内容の面にもある。市内のほとんどの学校は、独自のふるさと教育

を行っている。そのうえ、さらにふるさと大垣科の市内一律・一斉のふるさと教育は屋上屋を重ねるものとなる。私

が陳情書で書こうとした西小学校5年生の例をあげよう。西小学校5年生は毎年水門川の舟下りと到着場所での俳句

づくりがおこなわれいた。長い伝統行事として定着していた。しかし、ふるさと大垣科のカリキュラムは、そうした

学校独自のふるさと行事と何の関わりを持っていなかった。水門川舟下りの最後に俳句づくりの実践が行われるが、

それとは関係ないところで俳句づくりが行われる。こうした各校独自のふるさと教育の実際をふまえないふるさと大

垣科に市内の教員が関心を持てないのは当然と言えば当然である。本巣郡北方町の2つの義務教育学校でも大垣市の

ふるさと大垣科のような教科「北方科」がある。副読本があることも同様である。ただ、教科「北方科」は普段の授

業実践と関連付けて実施されているという。大垣市のふるさと大垣科のような硬直化したカリキュラムで実践されて

いるわけでないようなので、私自身特に問題があると思わなかった。

 土曜日授業=ふるさと大垣科は、2022年4月から廃止された。石田市長の英断であった。石田市長が市内教員

の土曜日授業=ふるさと大垣科への不満・不信を感じられて決断されたのであろう。ふるさと大垣科は教育課程特例

校の指定を受けない形で、通常の教育課程に組み込まれた。その結果、従来までの教育課程が時間数の面で窮屈になっ

た問題点は残っている。しかし、土曜日授業=ふるさと大垣科がなくなったことはよかったと思う。清水昭治氏は、

 「数年前、働き方改革により、大垣市でも土曜授業の見直しがなされ、テキストもデジタル化されたと開いていま

 す。」

と記載している。土曜日授業がなくなったのは「働き方改革」の面も確かにあったが、それより大きな理由は市内教

員が土曜日授業=ふるさと大垣科に対して強い不満・不信を感じていて、土曜日授業=ふるさと大垣科に熱心でなかっ

たからである。その意味で、土曜日授業=ふるさと大垣科がなくなったことは当然であり、二度と復活させてはなら

ないと思う。ふるさと大垣科などどうでもよい。それよりも、学校独自のふるさと教育を充実させてほしいと願って

いる。

 なお、本ブログで土曜日授業=ふるさと大垣科を批判したが、市内の先生方が作った副読本について私は評価して

いることをひと言付けたしておこう。

 清水昭治氏の文章の全文を引用しておこう。

 

 大垣市文教協会会報No682号(2024年2月)より

 

(注)

 土曜日授業=ふるさと大垣科が教育委員会の会議に公式に登場してくるのは、2014年(平成26年

の第3回(6月25日開催)定例教育委員会の場である。この教育委員会がひどいのは、土曜日授業=ふるさ

と大垣科を審議なし(議題に挙げないで)で清水昭治学校教育課長の報告だけで済ませたことである。このよ

うな重要なことを報告だけで済ませるという事実が、以下に山本教育長や学校教育を実質的に指導していた清

水学校教育課長のいい加減さがよくわかる。土曜日授業=ふるさと大垣科が山本前教育長の自己満足に過ぎな

いと私が述べたのは、十分検討されて導入されたものでない独りよがりのものだったという意味である。山本

前教育長に忠実なしもべであった水学校教育課長の意見は、記録になくてついに聞けなかった。

 当時の教育委員会会議録を掲載しておこう。

 2014年(平成26年度 第3回(6月25日開催)定例教育委員会より

 

(追伸)

 私の手違いによって、Facebookのコピーをそのまま公開してしまった。そのために、全面的に書き改めた。

 


2024年度岐阜県の定例教職員異動が発表される

2024-03-30 00:00:33 | 教育問題全般

2024年3月30日(土)

 

 岐阜県教育委員会は、2024年度の定例教職員異動を発表した。3月19日の県教育委員会の会議にて教職員

人事を最終決定して、その後に異動対象者本人に内示した。そして、3月27日(水)に一斉に新聞発表されたの

である。

 本ブログでは,①今回の人事の特徴を岐阜新聞の3月27日朝刊から引用記事について簡単に述べる。続いて、

➁私自身人事が知っている教員のについて触れる。そして最後に、③毎年掲載してきた2024年4月1日付けで

採用される新規採用教員の名簿を岐阜新聞の3月27日朝刊から引用して掲載する。

 

人事の特徴

 2024年度の人事の特養は、下の岐阜新聞の記事に記載されている。

 一番大きな特徴は、60歳定年が延長されたことにより定年退職者がいなくなり、人事異動の総数が大幅に減っ

ことである。60歳を迎えた校長は、新たに新設された61歳になっても校長を続けることのできる「特例任用

校長」になることができる。記事によると、13名が任用された。私のよく知っている大垣市内の校長もこの制度

によって、市内の別の学校に校長として転任した。「特例任用校長」の対象にならなかった校長は、別の学校に一

般教員(「教諭」)として転任した。(注意)あるいは、「依願退職」をした校長として再任用されるか、初任者

の指導に当たる常勤講師になる場合もあるだろう。または本当の意味で県や市町村の役職に就かずに、「依願退職」

するかである。今年度は、61歳への定年延長のために、定年退職者はいない。依願退職者が多かった理由は、定

年延長も大きな理由のひとつである。

 その他の特長は、例年とあまり変わらない。異動総数や個別人事の特徴などは、下の岐阜新聞の記事を見てほし

い。後に触れるが、定年が延長されたので全体として退職者が少なくなった。その結果、教員の新規採用者数は減っ

たことも特徴と言えば特徴である。

 

  岐阜新聞の3月27日(水)朝刊の記事

 

私の感想

 私は、3月26日17時頃に中日新聞のWEBサイトにある『先生サーチ』にアクセスした。そしてある保護者か

ら依頼されていた学校の教職員人事を検索して、Xを通して送信した。

 私が関わった人の個別人事に触れておきたい。まず、大垣市教育委員会関連では、学校教育課長も教育総合研究

所の所長も替わった。前者は市内の学校の校長に転任、後者は依願退職された。その人は英語教育に造詣が深いの

で、どこかの大学の教員になられるのかも知れない。社会教育スポーツ課の参事とは昨年の6月までよく電話で話

したが、市外の校長に栄転された。

 大垣市でお世話になった校長が「特例任用校長」として別の学校の校長として転任されたことは、既に述べた。

60歳を迎えて「特例任用校長」に任用されなかった校長は、他の学校で「教諭」として赴任することになった。

そのような校長を一人知っている。PTA関係で私が間接的に関わった当時教頭だった校長である。

 大垣市内での人事で、(個人的なことになるが)かって学習塾で一緒だった人は、長い育児休職期間を経て今年

度末で依願退職した。残念な気がした。

 海津市教育委員会での気になる異動はなかった。今年の4月に新設統合する海津小学校の校長には、前の学校教

育課長の時に大変お世話になった。統合されるひとつの小学校の校長をされていた。大垣ケーブルテレビでその

校の卒業式を見て、その校長が挨拶をされている姿を拝見してなつかしく思われた。

 私がPTA問題に取り組んでいる北方町教育委員会関係では、気の合わなかった教育課室長が町外の新任校長とし

て赴任した。この人事にはひと言言いたかったので、県教育委員会義務教育課・教育管理課・岐阜教育事務所学校

職員課に電話とメールで抗議をした。代わりに南学園の校長が、自治法派遣で教育課次長として就任されるあろう。

多少、ましになるだろうか?自治法派遣とは、地方自治法252条の17に基づいて職員(教員)を他の自治体に

派遣することを意味する。身分は、県(県教育委員会)の職員で校長職を保持している。

 まだ知っている人、お世話になった人の人事について触れたいが、個人的なことになるのでこのあたりでやめる

ことにする。

 

新規採用者

 例年通り、新規採用教員の氏名を掲載しておこう。

 定年の延長により定年退職者がいなくなることを見込んで、採用者は例年より少なくなっている。小中学校の名

簿記載の順番は、原則①小学校→中学校の順、➁岐阜教委貴事務所→岐阜教育事務所→・・・の事務所の順、④同

一事務所管内ならば学校番号順である。新規採用者の配属先は公表されないので、上のことを参照にして見ていた

だきたい。

 なお、最近の教員人気の低下によって、人材が集まらない状況が続いている。新聞記事にあるように、県教育委

員会は新規教員をできるだけ地元に配属するよう努力している。地元配属率は、60%以上とのことである。

  岐阜新聞の3月27日(水)朝刊の記事

 

(注意)

 教諭として他校に配属された前校長はその学校で授業をするわけでなく、その学校に籍を置く拠点校初任者指導

教員になるとのことである。いままで、退職校長が常勤講師として初任者指導をしていましたが、定年延長で教諭

として待遇することになったようだ。だから、新聞に名前が載るようになったわけである。「特例任用校長」と違っ

て、61歳で定年を迎えることになる。

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)車が大破

 学位授与式があった3月24日のことである。自宅に戻って車を車庫に入れようとしたとき、いつも前進→後進

する。前進のとき、急発進したためか制御ができなくなって、電線棒に衝突して止まった。車の前は大破し、エン

ジンもかからなくなった。フロント硝子は、額に当たってひびが入っていた。

 警察とかJAの担当者とかよく利用しているモーターズの人に電話したりして、事故処理をした。車は、レッカー

でモータースまで運んでもらった。

 私自身にはけがはなかった。肘や胸が痛かったが、実は学位記授与式に参加する前にOKBふれあい会館の階段

から転がり落ちて、あちらこちらを打撲していて、そのときなのか事故によるものか、よくわからなかった。とに

かく、打僕はあったが、大きなけがはしなかった。

 JAの事故担当者によると、車の方はフロント部分の破損がひどくて修理が不可能で、全損になるらしいとのこ

と。購入から5年以上経っているから、車両の評価額はかなり低くなっている。全損の場合、その評価額しか保険

が下りない。しかし、私の場合は新車相当額の保険が払われるように特約が結ばれていた。保険金が高くなるので、

この特約を解消しようと思っていたが、契約更新の際に忘れていた。結果、よかったと思う。

 まだ、事故処理に時間がかかるようだ。

 

(2)3月29日(金)のFacebok投稿より

 ○壊れて動かなくなっていたディスクトップのパソコンが、なぜか起動しました。しばらく使っていましたが、リ

セットがかかったり当然電源が切れるような症状は起こりませんでした。

 ○自損事故を起こした車は、結局修理不能で全損になりました。車両保険(購入時の新車の価格の保証の特約付き)

が掛けてありましたので、その範囲内で車を購入することにしました。新車の場合は納期が大変遅くなりますので、

それでは困りますので中古車を購入することに決めました。

 とにかく、岐阜学習センターに早く行けるようにしたいと思っています。


海津市の新設統合小学校である海津小学校のPTAと学校のあり方 ~高須小学校からの保護者への配布文書

2024-01-30 00:00:19 | 教育問題全般

2024年1月30日(火)

 

はじめに

 海津市ではこの4月1日に、海津地内の5つの小学校が統合して新設の海津小学校が開学する。5つの小

学校とは、高須・西江・大江・吉里・東江小学校のことで、新設の海津小学校は旧高須小学校の校地・校舎

を利用することになる。

 その海津小学校において学校とPTAとのあり方がどのような関係になるのか、以前から強い関心があった。

それに先立ち北方町の北学園・南学園のPTAの問題に取り組んだのは、海津市内の小学校統合を意識してのこ

とであった。(北方町では、取り組み始めた当時の予想と大きく異なることがおきて長引いてしまった。)学

校が統合されるときに、教育委員会事務局内に統合委員会のような組織ができて、そこでPTAのあり方が検討

されることが多い。PTAは確かに任意団体であるけれど、新設校のPTAについては行政が関わりを持つのが一

般的になっている。

 そこで、私は北方町と同様に、地元海津市でも行政に働きかけを行った。具体的には2023年5月7日に、

教育委員会規則に基づいて陳情書を提出した。その陳情書が同年5月19日の教育委員会で審議されて、この

ブログで公開する高須小学校からの保護者への配布文書となったわけである。なお、これらの経過については、

  2023年5月19日の海津市定例教育委員会の決定に関する私の質問と市教委からの回答

                             (2024年1月15日

を参照にしていただきたい。また、私の出した陳情書もあらためてここに掲載する。

 

高須小学校からの保護者への配布文書

 高須小学校の次の保護者宛の文書は、2023年5月19日の教育委員会決定に基づいて「海津町地域小学

校統合準備委員会P T A部会」や各学校のPTA会長の会議を経てさくせいされたものである。したがって、統合

対象の5つの小学校とも校長名・PTA会長名以外は、ほぼ同一の文書である。そのこともあって、高須小学校

の文書しか情報公開請求をしなかった。

 また、保護者への配布の日付が「令和5年7月14日」であることからもわかるように、陳情書提出から時

期をおかずに対応していただいた。海津市教育委員会に感謝したい。

 

 

海津市教育委員会への陳情書・添付資料

 閉鎖したブログには掲載したが、今回改めて陳情書・添付資料を掲載する。陳情書に記載のある

  陳情書<別紙>

  Ⅰ.市教委が管轄の各学校の校長に指示・命令できること(学校とPTAとの関わり方)

  Ⅱ.市教委が各学校の単位PTAや市P連合会に指導・助言できること(PTAのあり方)

については、北方町教育委員会に提出した要望書(2022年1012日付け)・大垣市教育委員会に提出

した1回目の陳情書(2022年10月18日付け)とほぼ共通で、一般的な事項しか記述していないので

省略する。

 

 

 

 

 

ちょっと休息  1月30日のFacebook投稿より

 学びの記録(時系列で)

 今日は岐阜学習センターのセミナー『日常生活の中の数学・物理』がある日でした。対面で参加するため

に、朝7時50分頃に出かけました。

 岐阜学習センターに到着したのは、8時50分頃でした。視聴スペースが開く9時まで、共有のロビーで

自販機のコーヒーを購入して休息しました。

 9時から、『樋口一葉の世界'23』の第2章をラジオ放送を視聴しました。2回目の視聴ですので、気楽に

聴いていました。内容は「『萩の舎』以前の一葉と樋口家の人々」でした。大いに興味がもてました。

 10時30分からは、セミナーに参加しました。内容は、「ビールの泡の上昇速度2』で、前回の続きで

した。流体力学におる考察で、中心はレイノルズ数についてです。私には難しい内容でした。


 12時30分に研修室を出て、隣の部屋の学生控え室に行きました。そこで、食事をしてからサークルの

役員3人で今後の運営等について3時過ぎまで話していました。

 私は3時30分頃にOKBふれあい会館を後にして、大垣のイオンタウンに向かいました。簡単な用事を済

ました後、海津市にあるJA関連のガソリンスタンドにより、40Lの灯油を購入してから家に向かいました。

 岐阜学習センターでの学習、セミナーへの参加等、疲れました。


岐阜県教委教育管理課から受理された「苦情等審査申立」の調査結果が郵送されてくる ~嘘で固めたあきれた回答

2024-01-21 00:00:20 | 教育問題全般

2023年1月21日(日)

 

 受理された「苦情等審査申立」の調査結果が岐阜県教育委員会教育管理課から郵送されてきた。この審査

結果を読んで、ひどい審査結果だと思った。なぜ、ひどい調査結果であるとの理由は、後述する

  調査結果への教育管理課への抗議と教育総務課への情報提供

で詳しく述べた。それを読んでほしい。また、「苦情等審査申立」や審査受理書については、ブログ

  県教委教育管理課に提出した5月25日付の「苦情等対応審査申立書」が一部受理される

                            (2023年10月14日)

を見ていただきたい。

 

 受付から4ヶ月以上もほっておいて受理・不受理の通知を出し、挙げ句の果てにこのような「苦情等審査

申立」に対するでたらベな調査結果が今後も出されるならば、「苦情等審査申立」制度そのものが意味のな

いものとなる。強い危機感を感じる。

 それゆえ教育管理課からのひどい調査結果を受けて、私は教育管理課への抗議メールを1月17日に送信

した。また、教育長または副教育長に伝わることを期待して(電話に出た職員には、伝達を依頼した)教育

総務課にも同じく17日に情報提供のメールを送信した。さらに、「苦情等審査申立」の対称である岐阜教

育事務所学校職員課を管轄する教育事務所長に、同じく抗議メールを1月18日に送信した。このメールを

教育管理課と教育総務課に転記したメールを送信しておいた。

 また、教育管理課からのひどい調査結果を広く情報提供するために、ある県議会議員に私の教育管理課の

抗議メールとともに手渡した。県議には30分以上にわたって、説明を聞いてもらった。さらに、このブロ

グをはじめとして、SNSで発信していくこととした。

 もともと、PTAと学校との関係で問題のある北方町立北学園や北方町教育委員会のおかしな行為(5月25

日現在のこと)に対して、岐阜教育事務所教育支援課と学校職員課に指導・助言を依頼したのである。その過

程で、「(課として)北方町にことはやらない」と決定した学校職員課に苦情申立をしたわけである。こうし

た理由から、教育管理課と岐阜教育事務所所長への抗議メール・教育総務課への情報提供で一連の活動は終え

る。これ以上の追及は、もういいであろう。

 ただ、ひと言だけ言っておきたい。黒を白と言いくるめてまでして、岐阜教育事務所学校職員課を守ろうと

した教育管理課の担当職員の良心はどこにあるのだろうか?正直、あきれた。

 

教育管理課からの「苦情等審査申立」の調査結果

 

調査結果への教育管理課への抗議メールと教育総務課への情報提供メール

 教育総務課への情報提供メールの内容は、教育管理課への抗議メールとほとんど同じです。

 

岐阜教育事務所所長への抗議メール

 


2023年5月19日の海津市定例教育委員会の決定に関する私の質問と市教委からの回答

2024-01-15 00:00:11 | 教育問題全般

2024年1月15日(月)

 

はじめに

 私は2023年5月9日に、岐阜県海津市教育委員会宛てに入退会自由な任意団体であるPTAに対する

学校のありかたについて陳情書を提出した。その主たる内容は、後に出てくる岐阜県教育委員会の2つの

事項を校長が保護者に周知させるために文書を出すよう求めることであった。この陳情書について、5月

19日の定例教育員会で次のような結論が出された。

5月19日の海津市定例教育委員会会議録より抜粋

 

 海津町地内5つの小学校を新設統合して海津小学校が開学するまで3ヶ月を切ることとなった。そこで、

確認の意味もあって海津市教育委員会に市のホームページ上から質問を行った。年が明けた2024年1

月8日だった。その回答が1月12日に寄せられた。

 以下、その質問と回答を記しておく。なお、陳情書は学校が校長とPTA会長の連名で保護者に配布した

文書が情報公開された際に、一緒に公開したい。

 また、質問のなかでので明らかな間違いは、私自身の判断で訂正させていただいた。

 

海津市教育委員会への質問・・・2024年1月8日提出

 海津市教育委員会教育総務課長・学校教育課長 様

 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 お尋ねしたいこ

とがあります。私は、昨年5月9日付けで教育委員会に対して、次のような陳情をしました。海津小学校に

統合する前の各小学校の校長が保護者宛に

 ・PTAは入退会自由な任意団体である

 ・PTA非加入の家庭の子どもたちが悲しい思いをすることのないよう配慮すること

の2項目を記した文書を配布して周知させていただきたいということでした。この陳情に対して、昨年5月

19日の教育委員会にて、

 (文書は)PTA会長と校長の連名とします。なお文書の内容につきましては、PTA部会で検討して参りた

  いと思っております

と決定しています。(2023年5月19日の定例教育委員会の会議録)

 2024年も明けて、新設統合である海津小学校の開校まで3ヶ月を切りました。そこで、教育委員会

決定に関連して2つの質問をさせていただきます。

 ・前述した2点を記した文書は、保護者宛てにいつ出されるのですか?

 ・文書の内容は「PTA部会で検討して」とありますが、具体的に検討されたのですか?実際の文書につ

  いては情報公開請求で求めますが、大体の内容を教えていただけるとありがたいと思います。

 海津小学校のPTAがどのような形態(組織・規約・会費等)になるかについては、PTAが入退会自由な任

意団体であることから、直接関わらない私がとやかく言うことではありません。しかし、入退会自由な任

意団体にふさわしいものとなることを願っています。

 私が陳情書を提出した一番大きな理由は、PTAそのものでなくPTAも含めた社会教育団体や地域の任意団

体に対する学校、とりわけ管理職の対応です。学校に対して教育委員会は直接指示・命令が出せます。対

して、教育委員会はPTAなどの任意団体に指示・命令は出せませんが、指導・助言はできます。その点も

まえて、教育委員会が適切に対応されることをお願いします。 

 

教育委員会学校教育課からの回答・・・2024年1月12日

回答  学校教育課からの回答  拜郷 保夫 様

 この度はお問い合わせいただき、ありがとうございました。 ご質問いただきました2点につきまして回

申し上げます。

 

【ご質問(1)】

  ・PTAは入退会自由な任意団体である。

  ・PTA非加入の家庭の子どもたちが悲しい思いをすることのないよう配慮すること

 以上の2点を記した文書は、保護者宛にいつ出されるのですか。

【回答(1)】 

 令和5年7月14日付に各小学校において、保護者宛にPTA会長と校長の連名にてお知らせいたしま

した。なお、新1年生保護者へは、2月に実施の入学説明会にて現PTAの代表の方が周知する予定となっ

ております。

 

【ご質問(2)】

 ・文書の内容は「PTA部会で検討して」とありますが、具体的に検討されたのですか。 大体の内容を教

 えていただきたい。

【回答(2)】

 令和5年度4月より計4回のPTA部会にて内容等を検討しています。

(文書の内容)

 ・PTA組織について「海津町地域小学校統合準備委員会PTA部会」および5校PTA代表において協

  議を重ねた。

 ・役職や委員会の数を削減するなど会員の負担を減らしつつ、子どものためになる組織をめざす。

 ・岐阜県教育委員会から示された指針に基づき、次の2点について周知したうえで活動をしていく。

  PTAは入退会自由な任意団体である 、PTA非加入の家庭の子どもたちが悲しい思いをすることのな

  いよう配慮すること

 

 児童、保護者が安心して4月を迎えられますよう適切な対応をしてまいります。お問い合わせいただ

きまして誠にありがとうございました。

 

今後について

 非常にていねいな、満足のできる回答をいただいた。

 今後、5つの小学校が出した文書を情報公開請求で求めることになる。文書については各学校とも同

じような内容だと思うので、一番大きい高須小学校の分を来週あたりに情報公開請求をしたいと思って

いる。

 海津市教育委員会が信頼できるので、これ以上の追尾は行わない。