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「計算のくふう・・・カッコを使った式」(小2) 例え話を使って…

2018-09-12 20:46:28 | 算数の教え方 8

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 小学2年生のお子さんは、「計算のくふう(カッコを使った式)」をやっているころでしょうか。

いいですねー 数学の初歩段階が小学2年から現れていますね

数学は数を学び「工夫すること」に意味があります。

小2の計算のなかでも、数を少しだけ深く考え工夫してきましょう。

例1 25+7+3

この式の工夫は、後半の7+3を先に計算すると10というとても扱いやすい数になるっということですよね。

 そして、ここで是非お子さんに書かせて欲しいものは

 「工夫をしました」という証のカッコです。

 25+7+3=25+(7+3)

        =25+10

       =35

これは、たし算はどこから計算してもよいというものです。

 この計算を学2年生のお子さんに理解させるのに、式だけの正しさを説明するのではなく、ちょっとした例え話を挙げるといいと思います。

[例え話1]

「公園にすずめが25わ いまいた。、そこへ7わ とんできました。また、3ばとんときました。すずめは何わになったでしょう。」

 すずめの数の計算は 25+7+3=35

だけど、次のようにも考えてもいいですよね!

 はじめにいた すずめの数は 25

 あとから、とんできたすずめの数は 7+3=10

 これを合わせると 25+10=35 といえる。

そして、あとからとんできたすずめを先に計算した式が

  25+7+3=25+(7+3)  

        =25+10

であることを教えると、いいと思います。また、このときすずめの絵なんかを書いてあげるとなお分かりやすいですよ

では、次です。 

例2 53-9-11

これは、左から順に計算するよりも、

引くものを先に合わせて+11=20と分かりやすい数とし、53から引くと楽に計算できます。

つまり

 53-9-11=53(+11

         =5320

         =33

と計算したいです。(このマイナス部分をまとめることを、マイナスでくくるとも言います)

さあ、これを小学2年生のお子さんに説明するには難しいですね

これも例え話をするといいですよ。

[例え話2]

「箱の中にクッキーが53個ありました。そのうち、みさきさんが9こ食べ、お姉さんが11個食べました。箱の中のクッキーは何個のこっているでしょうか。」

はじめにあったクッキーの数は53こです。

食べたクッキーの数を考えよう

 みさきさんがこ 食べた

 お姉さんが11こ 食べた

だから 2人の食べたクッキーの数は 9+11=20こ

だから 残りのクッキーの数は5320=33こ

(これも絵を書きながら説明する方がお子さんはわかりやすいと思います)

・・・ということをお子さんが理解できたら

次は式で

 53-9-11=53(+11

        =5320

        =33

 カッコの中は2人の食べた数

であると説明しながら、「マイナスはまとめることができるね」と気づかせてあげるのがいいですね

 

「マイナスでくくる」という工夫はいろんな問題で繰り返し説明してあげると良いでしょう。

小学2年生にとっては、初めての式の工夫なので、、、たっぷりとお子さんの勉強にお付き合いしてあげて下さい



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