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「さくらんぼ(計)算🍒」にこだわらない!

2018-11-26 02:09:52 | 算数の教え方 8

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 先日、小学1年生のお母さまから「さくらんぼ算」についてご質問がありました。

その時は、そのお母さまのご家庭での実際のお子さんとのやり取りの様子をうかがいながら、「こう教えるとお子さんは理解しやすいかもしれません。」と少し書き方を変えて提案すると。。。上手くいったようで、、、無事お子さんも納得し計算ができるようになったとのことで、メデタシ、メデタシだったのです

また別の場所別の方から、また「サクランボ算って何~?」との声を頂きました。

えっっ流行りなの?と私がビックリしました。そしてみんな困ってるの?

高校で数学を教えてきた私には「さくらんぼ(計)算」という計算方法は初耳であり、どこかのある学校の先生が児童にわかりやすくするために、サクランボの絵を書いたのかな~?ぐらいのイメージだったのですが、、小学1年生の問題集、教科書でもあつかっているようですね。

さらに、保護者さんのお話から、「学校でのさくらんぼ算の書き方」と「問題集でのさくらんぼ算の書き方」が違うことがあり、混乱をきたし

「どっちを教えたらいいの??

と悩まれていました。

 2通りの書き方のうち、このブログでは私の主観でお子さんに教えやすいだろうと思う方法の方だけを紹介します

 

まず

たし算 

 例 9+4について

これは「をどうにかして10にしたい、そのためにに分ける」というというものですが、

たし算をどうやっても計算できる大人にとってはこの図は意味ができますが、

始めて10を超えるたし算をやるお子さんにとっては、この書き方はどこを見ていいのかわかりずらいことが多いです。

特に上図のように斜めに「9と1」を「10」とする目の運動(頭の使い方)は、小学1年生には厳しいです。

そこで、もっとシンプルに書き直してみます。

「4=1+3ともなるね!」という話です。もちろん「4=2+2」にもなります。

この中で10を作りたいので、「4=1+3」を選ぶ方がいいね!というだけです。

そしてこの式は目は左から右にしか動かないので、ゆっくりと頭が使えます。

この式を書いてあげるだけで、ご相談いただいたお子さんは理解してくれました。

そして、この式はまさしく途中式です・・・・これが理解できるならなおさら優秀です!!

是非この式が自分で書けると、なお、いいな~

 

ひき算

 12-9について

※このさくらんぼのひき算において、学校の授業や問題集によっては違う書き方もあるようですが、ここでは私がわかりやすいだろうと思う方を紹介します。あくまでも私の主観ですのでご注意ください!!

これは、「12を2と10に分け、2-9」はできないので「10-9」を考えるが。。。これも斜めに目を動かすので、小さなお子さん達にとっては厳しいものです。

ではこれもシンプルに書いて見ると、

この式でしたら、目の動きは左から右の動のみなのでゆっくりと考えることできるかと思います。

そして、この式を理解でき、お子さん自身がこの式を書けるなら小学1年生において「途中式のかける子」が出来上がってしまいます素晴らしい!!

 もちろん、今小学1年生の段階で途中式を書くことを強制する必要はありませんが、サクランボ算で戸惑っているお子さんがいらしたら「シンプル」なごく当たり前の式の方を説明してみてください。意外とすんなり分かってくれることもあります。



 また、まだ指を折ってたし算、ひき算の答えを求めるお子さんはいらしゃいませんか?

いいですよ、まだ小学1年生ですから。。。。指を使ってでも計算を何とかしようとすることが大事です。

そして、9+4のような答えが10を超える計算にたいして、

「お母さんの指も貸してあげようか?」と親子で指を使いながら答えをだしてもいいですよ

そして、指を使うことをやめさせたかったら、計算の数字を徐々に大きな数字にするといいですよ。お子さんとお母さんの指では足りないような数字の計算にすると。。。指にたよらない計算を身に付け始めます(例:17+5)

 

小学1年生のたし算、ひき算です。どのようなやり方でやってもいいです

 さくらんぼ🍒にこだわららなくてもいいですよ~。。。。「さくらんぼ」は名前は可愛いですが、かえって混乱しているお子さんも多いようですし

 

小さいお子さんほど、一人一人の考え方が大きく異なります。小さな子の発想はとてもユニークです。まずは、お子さんの考え(声)にしっかりと耳を傾けてみてください、それに合わせてお子さんが理解しやすい方法を試されるといいですね。

もし算数の教え方でお悩み・お困りのことがあったらご相談ください、お子さんの様子をお聞きしながら、お子さんにあった教え方をお伝えします。

書き方を変えるだけで、すーっと理解できることも多いのです。

 


  

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