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小学2年生は初めてのひっ算ですかね。
ひっ算で大事なことは、皆さんご存知の通り位をそろえることです。
そして、「足し算は繰り上がりの1」「ひき算は繰り下がりの1と繰り下がった数」の書く位置と字の大きさです。
小学2年生だとまだまだ字や数字も上手なものではないと思いますが、この繰り上がりの1や繰り下がりの1と繰り下がった数はやや小さめに書くことをしっかりと癖づけてあげ、そして最初の計算の数字と区別できるようにしてあげて下さい。(区別できないと自分の書いた字に迷い始めます。)
このひっ算は小学2年生の足し算と引き算の後には小学3年生でかけ算とわり算を習っていきます、このかけ算やわり算の中に足し算と引き算が含まれます、そうすると「繰り上がりの1」や「繰り下がりの1と繰り下がり数」はさらに書きづらくなり、そしてお子さんは実際は鉛筆のみで書くので全部黒です。
例 小学3年のかけ算・わり算のひっ算
これを鉛筆のみでかくと
繰り上げの数や繰り下げの数を書く基本は
① その足すべき位に合わせて、その位の近く書く
② もとの数より小さく書く
ですが、それぞれのお子さんが間違えない方法を親子で話し合いながら「この繰り上げの数はここに書こうね」などを決めていくといいと思います。
この繰り上げ、繰り下がりの数の書き方も最初についた癖がその後も影響してくるものですので、ひっ算習い始めの今丁寧に書き方を見てあげるといいと思います。上記の例のかけ算・わり算のひっ算を見ても分かるように、繰り上がり・繰り下がりの数を同じ黒色でかくと、じつに分かりずらいものですので、その区別ができる方法と位を間違わない方法の工夫を親子で探ってみてください。
いただいたこのご質問がこの記事でお伝えしたかったことです。
筆算の繰り上げの「1」の書く位置は、お子様によって違うんです!
実は私(小林)なら、一番上に1を書くのですが(つまり192の1の上に書く)、実際にいろんなお子様の筆算の書き方を観察してみるとそれぞれ異なる位置に書きます。多分、学校の授業(初めて習った時)の先生の癖によって異なるようですが、一度ついてしまった癖を無理に修正すると小さなお子さんは混乱をきたします。
でも、どのお子様も繰り上げの「1」という認識をきちんと持って「1あがるから・・・」と言いながら、それぞれの1を書いているので、さほど書く位置は問題はないです。
そして、このブログ記事にも書いていますが(下の方に青い字で)、親子で書く位置を決めてください。お子さんの言葉をしっかりと聞きながら・・・
「繰り上げがきちんとわかっているかな・・」を確かめることが大事です。
どうぞ、今回このコメントをくださった方は「5の右上に書こうね」とお子さんと約束しながら進めてみてください。
いいですねー親子でほのぼの算数の筆算に取り組んでいる姿が目に浮かびます♡