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ラインC「立ててハンドルを切って小さく回る」の操縦特性

2006年06月11日 | 中級テクニック
こちらもラインAとの違いに注目してラインCの操縦特性を説明しましょう。

①②で強いブレーキングで十分にスピードを落とします。またアプローチするポイントはラインAよりもパイロンに近付いた位置を狙います。ラインAのような離れた位置から回っていくとパイロンにぶつかることになります。

②③ではフロントブレーキを緩めることを切っ掛けにして、バイクを倒しながら、意識的にハンドルを切っていきます。セルフステアを待っていては時間がかかるからです。バンク角はスピードが落ちているので、そんなに大きな角度にはなりません。舵角はフルロックの少し手前まで切ります。

④⑤でスピードが落ち切らないうちに回ってしまうようにします。ここで後輪がパイロンぎりぎりのところを通っていくようにします。バンク角が浅いので、車体はパイロンにはタッチしにくい状態にあります。

⑥で後ブレーキをトンと踏み、それによってバイクのスピードを落し、これにタイミングを合わせてハンドルをもう一段、フルロックまで切り増しします。ハンドルを切り増しすることで急激に車体が起き上がるので、バイクを一気に立てます。
そして短い時間で加速する体勢に入ります。

ラインAやBと違って、バイクはアクセルではなく後ブレーキとハンドルを使って短い時間で起き上がらせるようにします。アクセルはバイクが完全に起き上がってから短時間で全開にもっていくイメージになります。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
訂正です (@sushi)
2006-06-11 23:24:58


>後ブレーキをトンと踏み、

>それによってバイクが起き上がろうとする力を

>切っ掛けにし、さらにハンドルをもう一段、

>フルロックまで切り増しすることで、

>バイクを一気に立てます。



以下のように訂正します。

>後ブレーキをトンと踏み、

>それによってバイクのスピードを落し、

>これにタイミングを合わせてハンドルをもう一段、

>フルロックまで切り増しします。

>ハンドルを切り増しすることで急激に車体が

>起き上がるので、バイクを一気に立てます。



訂正後の内容に本文を修正しました。



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