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不等間隔の直線パイロンスラローム

2006年06月26日 | 中級テクニック
土曜日は久しぶりに中級に参加しました。午前中は初級設定のバリアブル、午後は直線パイロンスラローム27本+10本の設定を含む基本練習型のコースでした。
図の破線の部分がスラロームのセクションです。スラロームのラインを27本分書き込むのは大変なので破線であらわしました。あと、厳密に言うと、スタート後、1本目のパイロンから2本目の間だけ、6.75m、以降は4.5m間隔です。図では1本目を省略しています。その後、折り返してスキッドコース脇の直パイは5m間隔で12本の内、2本が省略された不等間隔の設定です。


不等間隔の直パイの部分について解説します。ここは地面のマーカーは5m間隔で12本分がマークされています。24日のコースでいうと、その4本目と6本目を抜いた10本のパイロンが立てられていました。
不等間隔のパイロンを走るときは、もちろん、パイロンに示された間隔に従って走っても良いのですが、一般的には、パイロンの間隔を「守らないで」走りやすい間隔を読み取るようにするとうまく走ることができます。



通常、コースのラインは後輪の通り道を想定するのですが、上図の線は前輪の通り道を示しています。

Aのラインは、パイロンの設定の通りに走るものです。曲がり方のきつさの変化をみると、5m間隔パイロンを通るラインから、4本目で倍の10m間隔のパイロンを通るラインに切り替えられています。フロントタイヤが常にパイロンとパイロンの間の中間点を通るように走らせています。

これをパイロンに制約されずに考えるとBのような通り方を考えることができます。前半は7.5mの間隔でパイロンが並んでいるイメージで走り、後半は額面通りに5m間隔のパイロンが立っているという解釈で走ります。
1本目、3本目、5本目のパイロンに随分近付いているように見えますが、そこはバイクが立っている(直立している)場所にあたるので大丈夫です。
このように走ると、5m間隔よりもずっと高速で走れる7.5mの間隔で最初の6本のパイロンをクリアできる。それも同じリズムで走ることができるのです。
Aで走る場合には、5m間隔と10m間隔のギャップも大きいし、きついリズムから緩いリズムにして、もう一度きついリズムに戻さなければならないというデメリットがあります。

バイクは好みですから、Aのラインで走ることもOKです。その場合に、青ラインのカーブは加速しながら倒し込むことになるので、コーナリングが膨らんで行きます。前半で膨らみ気味になって、その分を後半で調整することを考えておきましょう。


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