2月12日 さらの木の雛段と高知城の梅

2021-02-12 17:39:00 | 日記
喫茶「さらの木」に雛段が登場、もう春はそこまできています。

帰りに高知城の梅の段に登りましたが、まだ咲き始め3分咲きの様子でした。

枝垂れが咲く頃もう一度来るつもりです。
普段は、平坦な道ばかり歩いているから登り坂がきつかったが、気持ちは良かった。














羽田健太郎のピアノ初めて物語

2021-02-12 00:38:00 | 音楽
日本の最初のピアノはどこから来たのか、何処にあるのか知りたい方はこの本を読むと分かります。
この本は、シーボルトが何故日本にピアノを持ち込んだのか、彼のゆかりの地を訪ねる旅の記録だからです。

浜松→長崎→萩、オランダ(ライゲン、アムステルダム)ドイツ(ライプツィヒ、ボン。シュルヒッテル、フルダ、ザルツブルク、ミュンヘン)→イタリア(ローマ、フィレンツェ)とめぐる長い旅の貴重な体験の記録であり、大変興味深い内容で読みながらすっかり虜になりました。

シーボルトは外科医としての生活のなか、日本にピアノを取り寄せたのは、自分の楽しみでなく、日本の音楽に惹かれ、日本の音楽を楽譜にして本国に日本の文化を知らせようという意図でピアノを取り寄せたのだと想像でき、それこそが日本に渡ってきたピアノ第一号となるのだと、著者はフィナーレに書いています。

第一号のピアノが、シーボルトの住んた長崎でなく意外な形で存在するのも面白いですね。

旅にあるドイツやイタリアの地は、観光で行ったことがありますが、オランダには行ったことがありませんから、コロナが終息すらば、アムステルダムに行ってみたくなりました。