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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

深夜の笑い

2011年06月17日 | 読書
久々に三浦しをんさんのエッセイを引っ張り出してきて、
東急ハン●で買った文庫本お風呂カバーをかけて、
湯船で読んでは爆笑しているのである。
(私と妹の間では、「しをんちゃん」で通っている)
バクチク(というビジュアル系バンドが私たち世代時とても人気があった
のですが・・・)と
文楽と読書とホモ漫画をこよなく愛する彼女。

「どうして女は『三国志』と『新撰組』が好きなのだろう」

って、それまさに私もご多分に洩れてないしー!!
《『桃色トワイライト』三浦しをん著 新潮文庫より》

深夜、お風呂に響きわたる、若干のぼせ気味の私の笑い声。



昨日は名古屋出張でした。
↑名古屋辺りは今は「出張」と言えるのかどうか。
最近名古屋は週一くらいで出没している気がする。
いや、ぜんぶ仕事がらみですけどね。

名古屋在住のセンパイが、「足」になって下さって助かった。
センパイとちょっとお茶。

再三この日記でも申し上げておりますが、
名古屋(というか東海地方)文化圏は何が羨ましいって、
こういう落ち着いた喫茶店がそこかしこに沢山あること。

センパイが連れて行ってくれたこの喫茶店のブレンドコーヒーも
とってもおいしかったです。
きっとモーニングも美味いに違いない・・・!!!

雅もなか

2011年06月15日 | 独言
最近帰りが遅い故、ブログの更新をする日時を捏造しておりますが
(日付が変わった後にアップすることが多い)
「その日に起こったこと」ってな感じで見逃してやってくださいまし。


長浜でいただいたもなかを眺めておった。
なにやら高級そうな箱と包み紙だ・・・


開けると、ぷわーんと上品なもなかの香りと
雅な包装紙が。


豊公もなか本舗 丸喜屋さんの
「豊公もなか」だそうです。
秀吉の最初の居城が長浜城だったのだそうですが、
秀吉の馬印が瓢箪だったのでした。

白は柚子餡。美しい!!

小豆の餡子がイマイチニガテなわたくしは、もっぱらこちら派。

包装紙を剥くと、ぷ~んと上品なもなかの皮の匂いが広がります。
これはお茶か珈琲が欲しい!!

長浜、楽しい街だなあ!
歴女はワクワクしちゃうよ☆


閑話休題。

夜帰宅時、コンビニに寄ったら・・・
放置自転車に蔓が絡みついてた。

すんごい繁殖力。









BRAVO! SAVA!! PART2 (←しつこめ)

2011年06月14日 | 紀行
滋賀出張です。今回3回目。
今、通っている中学校は、全中(全国中学校体育大会。今年は滋賀県開催です)が
狙えるかも!という位置にいるので、前回行った時は
ものすごい盛り上がった練習になっていたのですが、
今日行ってみたら、なんだか「ぷにゅん」って感じ。
↑今日の練習を表す擬態語

あれれ?と思ったら、やっぱり。
先週、全中のリハーサル大会みたいなものがあり、全国の強豪と
対戦して全敗したという。
うーん、ちょっと分かりやすい(笑)

まあ、でも全敗して落ち込んでるならまだ見込みがあるよね。
負けてもサラッと流されるよりは、ね。
ガンバレ、ガンバレ。


練習開始時間まで時間があるので、またまた北国街道あたりを
ウロウロして、今日の相棒と遅昼を。



横丁。


今日こそのっぺいうどんか!とも考えたが、
京都のお友達が「のっぺいうどんは冬に食べた方がいいかも」
「味の濃い目が好きな人には(例・関東/東北人)焼サバそうめんの方が
いいかもしれません」とアドバイスいただいたので、のっぺいうどんは
あっさり却下。
↑ヒトの言葉を鵜呑みにするヤツ
でもって今日は、気持ちのよいカフェで
(今日、こちらの方はカラッとしてお天気もよく、梅雨とは思えない
よい陽気でした)
メープルハニートーストとサラダとデザートなんていう
よく分かんないお昼をいただく。
いいの、シチュエーションが大事だから。

黒壁だけに黒ミックスのソフトクリーム。
黒い部分は黒五と竹炭だそう。

カフェにもそこかしこにガラス。


この界隈のお家やお店ほとんどに、ガラスの風鈴が下がっていて
風が吹くたびいい音が鳴っていました。

今年、風鈴欲しいなあと思っているけど、
見た目ではガラスが涼しげなんだけど、音はやっぱり鉄製がいいな。

ところで、
おりしもNH●大河ドラマの主人公姫は、ここ長浜の出身なのだそう。
(それで平日日中でも結構な観光客がいらはってるんだろか)
長浜市では江・浅井三姉妹博覧会なる
イベントを打っていて、あちこちに幟が立ててあるんだが。

・・・・・・・

どうだろう、このちょっと中途半端な三姉妹図。
もうちょっとやりようがあるのでは・・・
あたしゃ、始めギャグなのかと思いましたですよ。


いい陽気だった「証拠」の夕焼け。
梅雨の関東では最近こんな色の夕焼けになかなかお目にかかれない。


帰りの新幹線では今日の相棒と焼鯖寿司に舌鼓!
米原のKIOS●で買ったんだけど、これが絶品!

酢飯と焼鯖の間に挟まれた、大葉とガリがよいアクセント。
この界隈の焼鯖ものは本当に美味しいです!!!

※五月見舞いとして、農繁期に実家から嫁ぎ先に焼鯖を届ける
湖北の習慣が昔あり、それが今の味に受け継がれているのだそうです。










分類法

2011年06月13日 | 読書
本は印をつけたり、ページを折ったりしながら読むタイプです。
でも、こないだ引越しのとき、そういうことをすると古本屋さんに
売れないということを実感。

印を書き込んだ時点で分かりそうなものですが、
本は「何度も読み返したいか/一度だけで良いか」で整理しています。
一度だけでよいものについては、新しいうちに速やかに古本屋さんへ。
何度も読みたいものを手元に残すようにしておくのですが、
印を書き込んだ時点で琴線に触れたものは案外、
数年経って読み返してみると、あまりピンと来なくなったりすることがある。

つまり、私自身も変わっていくということで(当たり前)
そうすると「蔵書」扱いにした本にも、印なんかは書き込まないほうが
後々賢明なのだと実感したわけであります。


ということで。
書き込む形ではなく、付箋を貼る形に切り替えたのですが。

付箋だらけすぎて、付箋の意味なし。
(6月11日の日記でご紹介した本です)

言うまでもなく、ハギコ家蔵書入り決定。


夜は同世代だけどちょっとオネエサマの2人とご飯。
お2人が私より少し年上なのですが、なぜか態度は私が一番デカい(笑)

梅雨ですね。

女性が諸手を挙げて喜びそうな、生麩と湯葉の連続攻撃。
生麩と湯葉の蒸籠蒸し。

「ゆばふぉんじゅ」ですって。

湯葉と西京味噌にたぶん少しチーズが入っている。
しつこくなくて美味ー!


Tさん、胃の心配を有難う。
新人戦はおかげさまで余裕を持ってやっております。
(人数少ないし、負け元だと)







踊る梅雨

2011年06月11日 | 読書
今、棋士の羽生善治さんの
『大局観-自分と闘って負けない心』(角川ONEテーマ21 2011年)を
読んでいるが、これがべら棒に面白い。
言わずと知れたプロ棋士である羽生さんも、若手の俊才というイメージがあったが
はや不惑の年を越えたそう。(実は私と同じ年)
若い頃のように怖いもの知らずに勝負するのではなく、
経験を重ねたからこそ「決断が怖くなる」今、大局を見て精進をしていきたいと
おっしゃる心のありようは、同世代だからか、ものすごく同調してしまう。

棋士ってそこまで考えてるの!?!?って感じの
人間離れした技の数々は勿論、
(ある局面を見て、プロ棋士なら1時間ほど考えれば
千手くらい浮かぶらしいです。
ってか、1時間考えること自体、大変だっちゅーに
PCの検索一つで溢れるほどの情報が手に入る時代にあって、
やっぱり大事なのは「地道にプラスになるような小さな選択を積み重ねること」
(「ミスについて」より引用)だったり、
一流になるためには必要なのはやっぱり反復練習だったり、
(「毎日の練習がもたらす効果」より)
なんというか、そこかしこに、今自分が欲している情報がちりばめられている
ような気さえしてしまう、今の私にとっては珠玉の一冊なのでございます。

また、最後がいいのだ。
「対局に臨んだら、その時その時の局面で、自分ができることを精いっぱい
やるだけだ。
 その結果がどうであろうと、それは自分ではいかんともしがたいこと
なのである。
 私はこれまで、何と闘うという目標を立ててやってきていない。
 信じていただけないと思うが、常に無計画、他力志向である。
 突き詰めると『結論なし』となる。人生突き詰めてはいけないと思う。何のために
闘うのかは、七十歳になってからじっくり考えたいと思う。」
(「将棋の質が変わっても棋士の志は不変」より引用)

これ私のメンタルの師匠がいつもおっしゃっていることとまさにおんなじ。
私自身、いつも目標がないので(愛読書は五木寛之さんの『他力』 笑)
「ハギコさんの夢は?」なんて訊かれると、しどろもどろで汗まみれに
なるのだが、こうもパキッと羽生さんが言ってくれると勇気が湧くってもんです。
いや、もちろんやることはやったうえでの「他力」じゃないと、ですけどね。


・・・って、「読書」つながりで無理矢理もう一ネタ。

買っちゃった。

だって、コンビニにあったんだもん!!
ずっと迷ってたんだもん!!
ハガレンが表紙なんだもん!!

そして分厚い。

7月2日にはハガレンの映画が公開されるので、ファンの間では
この話題で持ちきりなのですが。
もう終わってしまった連載でこれだけ盛り上がるのも珍しいんじゃないかと
思います。
この分厚いガンガンを開くと、まー、売ってる売ってるハガレングッズの数々。
本編より広告ページの方が多いんじゃないかってくらい、
クリアファイル、フィギュア(大佐のは私も持ってるけどさー)、タンブラー、
貯金箱、グラス、腕時計、ペンダント、リング、キャップ、バングル、ポーチ
etc、etc・・・・・
そして映画館に行けば、先着順にハガレンの「11,5巻」が
もらえるのだ・・・!!!
ぎゃああああ!ほーしーいーーー!!

くうぅっ!!
でも、踊らされなくってよ!!!
(すでに大佐のキューピーストラップ¥700に目が釘付け)








移ろい変わる

2011年06月10日 | 独言
昔住んでた界隈に用事があって行ったのですが、
すごーく好きだったカフェがなくなっていて愕然。

学生が矢鱈多い街なのですが、このカフェは学生が毎日通うには厳しい
値段設定のせいか、表通りと比べると嘘みたいに静かで、
ベーグルやアメリカ人のおじいちゃんが焼く
ケーキなんかが小腹空きに美味しい、ちょっとした穴場だったのに。
ホイップ抜きのミントモカとアメリカ~ンなキャロットケーキが
私の定番で、今日もそれを目当てに足を運んだんだけど。
引っ越してからも、この界隈に用事がある時はほぼ寄ってたんだけどな。

当てが外れて、致し方なく表通りの比較的空いてるカフェに入ったら、
隣りに座ったおばさま団体が、大きな声で欠席裁判会を開催。
た、楽しそうだね・・・

東京にはカフェがいっぱいあるけど、構えず気軽に入れて
静かなところってなかなか無いなあ。
(あんまりオトメなカフェは却って疲れるヒト)
この界隈、また探しとかなくちゃ。

これはこないだちょっと寄った、有楽町の無印良品のカフェの
何とかレモンのタルト。



最寄駅近くにある、よく利用するエスニック料理屋さんの前を
通った時。
何かの気配を感じた。
んん??


あ゛あ゛!!
すんごい仏様の頭が!!!!こんなの今までなかった!!!

ありがたいっていうか・・・
ちょっとコワイ。







リアル欲しいもの

2011年06月08日 | 福島
雨上がり。

今日もN駅でJ線に乗ろうとしたら
私の乗りたい「A子行き」ではなく、「A瀬行き」だった。
A子行きとA瀬行きはほぼ交互に来るのであるが、
私はこのN駅で乗り換える時、目的のA子行きに当たったことが
ほとんどない。

あああ、今日もA瀬行きだった、オレ・・・
しょうがない、次まで待つか、と比較的空いてる電車を見送る。
待つこと数分。(J線は次の電車まで結構待つのである)
「○番線、電車が到着します」の放送に、やっと来た!と思ったら・・

ま、またA瀬行きかい!!!!


2連続A瀬行きは、なかなかない経験でした・・・
いつまで経っても目的地へ行く電車に乗れなかったオレ。

私の想像なんか及ばないご事情があると思われますが、
どう考えてもこのN駅先は、みなさんA子方面に行きたい方々ばかりだと
思われまする。
このダイヤはいかがなものか。
善処をお願いいたします。(誰に言ってる)


福島の実家に、父の日の贈り物ついでに何か欲しいものがあったら送るよ、と
メールを入れたら
「放射線測定器」と返事が。

り、リアルやな・・・
調べておきます・・・


ハレの日、ケの日

2011年06月07日 | 独言
昭和初期のお金持ち気分で、うっとりと繊細なスペイン料理・・・
は、もちろんもう過ぎ去った話。
今日は閉館ギリギリまで体育館に居たので、
警備員さんに怒られる前にジャージのまま退館。
とりあえず帰り道にあるスーパーへ。
クールビズ姿の男性に混じって、半額お惣菜を漁る・・・

そんな目で見られても~♪(なぜか歌う)
だって、22時半過ぎにお腹をすかせた女性が(ちょっとでっかいけど)
「さあ、これから帰って私のために何か作るかてへっ」なんて
全員が全員考えてると思わないで欲しい~♪
家族が居るならまだしも~♪

そして私にとってのジャージは、あなたたちで言う戦闘服(スーツ)なのだ。
カッコよく言えば、
これがわたしの生きる道~♪(やっぱり歌う)


人間、メリハリが大事。
日本人は昔から「ハレ」と「ケ」で生きてきたんだし。
「ハレ」の日ばっかりだと、感覚がおかしくなっちゃうよね。
クリスマスイブに納豆ご飯もアリだよ!(違)
↑一昨年のどなたかのクリスマスイブご飯

いつも通る交差点にあるラーメン屋の鉢植えが
なぜかとても色鮮やかだったので、ぱちりんこ。




ほんとのお金持ち

2011年06月06日 | 独言
以前この日記でもご紹介したことがあったのですが、
大江戸線の若松河田駅近くに、スペイン風の邸宅、小笠原伯爵邸
あります。
現在はスペイン料理店とカフェになっていますが、
昭和初期に建てられ、現在は当時に忠実に復元された瀟洒な洋館です。

外から眺めることはあっても、中のレストランの料理は少々お高め・・・と
以前この日記でぼやいていたら、なんと出資者が現れた!!!
↑ってか、旧い友人ですけどね。
わあい、わあい!

夜目にも重厚さと瀟洒な感じが伝わりますねぇ。

左側のドアがレストランの入り口で、右側がカフェの入り口。

コースのスペイン料理をいただきます。
スペイン料理ってパエリアに代表されるように、魚介を使った
豪快な料理ってイメージがあるのだけど
(といっても、パエリアは男の人が女の人のために作る料理なので
豪快なのは当たり前といえば当たり前なのですが)
こちらのコースは一つ一つがものすごく繊細!
いちいちお皿が出てくるたびに写メするのもなんなので
↑ブロガーの魂を忘れ去ったオンナ
とりあえずメインだけ。
「フォアグラとカレンズを詰めたうずら びわのグラッセ添え」ですって~

おソースは紫芋のおソースなのよ!!のほほ!!

どのお皿もこんな感じなので、スペイン料理ってイメージないね~、と。
(スペインで食べたご飯は、パエリアに限らず結構豪快系だったので。
でもスペインのご飯って魚介が多いせいか、日本人は割と好きだと思う)
特に私が気に入ったのは、デザートが2品出てきたこと!!
すっきりしたゼリーが出てきたなあ、と思ったら、
食べ終わって更に一皿「メインのデザートでございます」って。
うっきゃあ!デザートの前菜とメイン!!(違)

お料理もゆっくり堪能して満足していたら、
私たちを給仕してくれた美人さんが「宜しければ邸宅をご案内しますよ」と。
お言葉に甘えて、中のお部屋を見せてもらうことに。

小笠原伯爵邸は旧小笠原家の持ち物だったが、戦後GHQに接収され、
一時期荒れ放題だったのだそう。
中の調度品や照明、壁や床のタイルなどはほぼ全てが復元されたものだとか。
ただ、何品かは当時のままのものが残っています。

こちらは「シガールーム」。

建物自体や他の部屋はほぼ全てスペイン風に作られていますが
このシガールームだけは当時の習わしでイスラム風に作られているそう。

中庭。
スペイン建築の特徴の一つは、こうしたパティオと呼ばれる中庭が
あることなんだそう。
暗くてごめんなさい。でも今はここカフェで利用できるみたい。
お天気がいい日は気持ちがいいだろうなあ。
また絶対来よう。

ここから屋上に行けます。
(ここ、屋上も地下もある!)

この電灯は数少ない、現存する当時の調度品。

光っていて見えませんが、ガラス製のランプフードには小笠原家の表紋が
刻まれているんですよ。

玄関の天井には、ステンドグラス。
昭和初期のステンドグラス作家、小川三知の作品。
(これは復元)

この構図は、空に鳩が舞い上がる様子を、下から遠近法を用いて
描いている珍しい構図なのだそうです。
確かに、面白いなあ。

「化粧室も踊れるくらい広くてびっくりするので、宜しかったらどうぞ」と
案内してくれる女性。
わ、ほんとだ!私、ここに寝泊りできるよ。


・・・他にも文化的価値の高そうなものが沢山ありましたが、
なんていうか、明治とか大正とか昭和初期のお金持ちって
「ほんとのお金持ち」というか、贅沢さも半端無い感じですよね。
現在ですら1,000坪ある敷地ですが、竣工当時は20,000坪あったそうですよ。

おいしいご飯とステキなお部屋めぐりを堪能して
丁寧にお見送りまでしていただいた。
振り返ると日本じゃないみたいだね、と本日の出資者。

く、暗くて「日本じゃない感じ」が伝わりにくいですが

本格的に暑くなる前に、一度中庭のカフェに行ってみよ!













雨ざあざあ

2011年06月05日 | 独言
夕方過ぎから雨でした。

東京の6月6日は
「雨ざあざあ降ってきて♪」には
ならなさそうですね。

今日は夜練習。


昨日観た三国志はDVDになっていました。
映画『三国志』
駄菓子菓子。
『レッドクリフ』の時もここでぼやいたが、血湧き肉踊る
大陸の壮大な漢(おとこ)の物語に
みょうちくりんな女を絡ませるのはホントに興ざめる。
カンベンしてくれ。

(本家本元の『三国志演義』では王允が貂蝉という美人の娘を使って
時の権力者である董卓と、義理の親子の契りを交わした
呂布を仲たがいさせる「美女連環の計」がある。
だが三国志演義の女性たちは、決して武将として戦争に参加したり、
夫を助けるために敵陣に乗り込む的な行動はせん!
因みにこの貂蝉はどうやら物語上の架空の人物らしいですが、
本家の史書『三国志』によると、呂布が董卓の侍女と密通し、発覚を
畏れて王允に相談して、そこで王允に打倒董卓をそそのかされたという
記述があるらしい。モデルの女性はいたようです。)

今回の三国志では、趙雲の敵の曹嬰とやらが曹操の孫でしかも女性という設定。
都督として全軍を率いていた。
曹嬰は確か実在の人物だったが、もちろん女性ではない。
どころか、趙雲と一騎打ちとかしたりして。
そんでもって戦場で琵琶とかかき鳴らすかき鳴らす。じゃかじゃかじゃん♪

って、あ・り・え・んーーー!!!!!

因みにこの映画の趙雲は、オリジナルキャラと思われる
兄貴分の裏切りで死ぬらしい。
確か趙雲は戦いで死んだんじゃなかったんじゃないかな・・・
だから常勝将軍だったわけで。

まあ、とりあえず中国大陸が広いことや、軍隊の再現シーンは
素晴らしかった。
そしてアンディ・ラウの「常山の趙子竜」は確かに美しかった。
あれはアンディ・ラウを愛でる目的の映画なのだな。