goo blog サービス終了のお知らせ 

1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

京都マニアック旅行③

2009年11月03日 | 紀行
京都マニアック旅行第3弾です。

あ、その前に。
昨日の日記で「池田屋跡に、池田屋を模した居酒屋ができる」と
書きましたが、もう出来てるんですって!!←Aさん情報
お芝居なんかで有名な(蒲田行進曲とか)「階段落ち」の大階段も
あるらしい。
次回京都行ったらぜっっったい行くからっ!!ふんがっ!!
誰だか知らんが、史跡有効利用をありがとう!


さて、伏見マニアック歩きは終了して、
今回の京都旅行の2つ目の目的である、
京都市内にあるAさんのお宅まで移動。
Aさんご夫婦は、古い町屋を改装したお家に住んでいらっしゃる。
ブログでお家のご紹介をしているのですが、絵描きさんだけあって
センスの塊みたいなお家なのです。
(私にセンスという言葉を使う資格があるかどうかは置いといて)
外観も素敵なのですが、さすがに個人のお家なので掲載はナシで。

こちらは土間。右の戸を開ければ戸外です。


Aさんは、こういった昔のガラスの薬瓶を集めたり、
古い鋸とかミシンとかアイロンとかを集めてらっしゃる。
自称「錆好き」。私には、思いもつかない感覚。

こういう薬瓶は、よく見ると「○○医院」なんて書いてあったりします。
気泡が入ってたりする手作り感が良いのですって。

こちらは、ふすまの取っ手たち。
いい具合に錆びた鋸の上に置いて、オブジェ。

他にも、いい感じの中庭とか、季節感のある床の間とか、
唐紙を使ったふすまとか、見どころ満載なのです。
しかし全くごちゃごちゃしていない。すばらし。

掘り炬燵で色々お話しながら鶴屋吉信本店で買った練り切りと
お茶をいただく。

鶴屋吉信本店はさすがな貫禄のお店でした。
カウンターでは職人さんが目の前で練り切りを作ってくれ、
それをお茶と共にいただくサービスもあるそう。
次回のやることリストにメモメモ。うーん、このリスト、すぐ埋まりそう。

かくして、朝から強行8時間の京都マニアック旅行は終わりました。
万歩計は久々の20000歩越え。

自分へのお土産は赤カブの千枚漬けにしてみた。
京都の漬物は、薄味で好きです。


京都新撰組史跡周りを何度か決行したことがありますが
言ってみれば新撰組の最後の足跡ともいえる鳥羽伏見の戦いの、
伏見に行ったのは今回が初めて。
ほんとたまたまですが、東京の自宅の近くには新撰組の江戸試衛館跡の碑が
あります。(これまた素気ない)

つまり、私は今回、一日で新撰組の最初と最後を見届けてきたわけです。


京都マニアック旅行②

2009年11月02日 | 紀行
やっと宅のデジカメ子の画像が取り出せましたことよ。
ということで、少々時差アリですが、
先週行った京都マニアック旅行日記(10月29日)の第2弾です。
(いや、マニアなので、これくらい時差があった方が落ち着いて
物事が見れる余裕ができていいかも)

伏見は「伏水」ともいい、酒蔵が立ち並ぶ水の名所。

こんなきれいな景色が拝めます。
舟に乗って川下りもできるんですよ。

雰囲気ありますよね~
ここはお土産屋さんを併設したカフェレストランみたいなところ。
「日本酒カステラ」というものを買ってみました。
酒まんじゅうはよく見るけど、酒カステラって珍しい。
サバランみたいな風味で、でもサバランほど生地がびちゃびちゃせず
程よいモチモチ感が残ったカステラは、ハギコ的には美味の範疇!

因みにこの近くには、かの寺田屋もあった。
「ふうん・・・」で過ごしてしまいましたが。
(「龍馬通り」とかもあった。来年の大河ドラマ特需で少々盛りあがって
ました。でも福山が龍馬ってどうよ・・と、龍馬ファンのAさんもブツブツ。
確かに。なんか違うと思う。)

さてここからがマニアック歩き。
東軍(新撰組+幕府軍)が王政復古の大号令の後、本拠地を移した伏見奉行所。
1868年(慶応4年)1月3日に鳥羽伏見の戦いが始まり、
この最前線の伏見奉行所で、御香宮に本陣を置いた薩長と戦った。
薩長の大砲対「刀」の新撰組&幕府軍。
それでも一時、戦いを優位に進めたという。
しかし、前線の司令官が銃弾に倒れてから指揮が乱れ、新撰組も
淀方面に退却。

このあたりのくだりは、愛読書の司馬遼『燃えよ剣』(新潮文庫他)は勿論、
黒鉄ヒロシの『新選組』(PHP文庫)も何気に面白い。

・・・で
その伏見奉行所跡はどこじゃいな、と。
ネットの情報によると、何やら大きな団地の入り口にあるとのことですが・・

Aさん「この団地のことやと思うんだけど・・」

・・・ありました。

ネット情報通り、入口にちんまりと。

こういう史跡の碑って粗方そうだけど(特に京都は多いな)
歴史好きからすれば垂涎のものなのに、実に素気なくひっそりと
建っていることが多い。
まあ、地元に住む人にしてみれば「なんのこっちゃ」って話。
こういうのを求めて遥々遠方から来るって、物好き以外の何者でも
ないんですけどね・・・(言うまでもなくワタシのこと)

因みに新撰組の名を一躍有名にした池田屋騒動の池田屋跡の碑は
三条大橋の辺りのパチンコ屋の前に、これまたひっそりとあった。
でも、これもNHK大河の特需か、
Aさんによると、そのパチンコ屋さんがこのたびなくなるので
池田屋に模した居酒屋が建つのだとか。
そこ、激しく行ってみたい・・・!!!

さて、今度は西軍(薩長軍)本陣の御香宮神社。
もともと安産の神様。また、境内から湧き出る「御香水」で
有名なところ。水を汲む人が並んでいました。
2Lのペットボトルが10本くらい入った袋を両手にぶら下げ、
よろよろ歩いてるおばちゃんとすれ違った。

ここでも、少々分かりにくいところにあった、伏見の戦跡。

内閣総理大臣も務めた佐藤栄佐久の書だとのこと。
この御香宮神社東側の山の上に大砲を構え、伏見奉行所の東軍に
向かってぶっ放したのだ。

京都は歴史上、色々な戦いを経験している土地ですが、
この鳥羽伏見の戦いもかなり激戦だったのですよ。
この後、東軍はずるずると西軍に押され、大坂(当時は「坂」と書く)に
敗走しますが、新撰組でも草創期から幹部だった井上源三郎が
この戦いで亡くなっています。
これは、伏見の町に今も残る、鳥羽伏見の戦いの弾痕。

こういうの残っているのがさすが京都。

さて、これにて一応マニアック散歩は終了。
ずいぶん歩き回りましたー!!
この後は、京都の町家を今風に(?)改造したAさんのお宅に
伺います。
というわけでまだ続くのだー!!

注1:10月29日の日記に載せた黄桜酒造併設のレストランは
「カッパファクトリー」ではなくて正しくは「キザクラカッパカントリー」
でした。すみませぬ・・・
HP⇒キザクラカッパカントリー
注2:今回の伏見マニアック歩きは以下のサイトを参考にしました。
まるごと京都ポータルサイト e-KYOTO








はしご車

2009年11月01日 | 散歩
今日の東京は、なんだか偉く生暖かい日でした。
11月とは思えん。

ちょっと職場に顔出して仕事した後、
バスケットWリーグの富士通VSトヨタという好カードを
川崎まで観に行く。
夏の時点では、体制が変わったり主力選手が激しく入れ替わったりした
この両チームがすごくいい状態だという話だったので
期待を抱いて電車に乗る。
昨日もだいぶ競ったらしいけど、今日も最後までもつれた。
結果トヨタが2勝。

JOMOも、インドから帰って来た代表組のコンディションが漸く
整い、攻守が咬み合って来た。
シャンソンも悪くないし、さて、ここからが面白そうだ。

帰路、防災イベントに出くわした。

なんと、はしご車に試乗が出来たらしいよ!

かっちょいい制服おにーさんがいないかと(←制服フェチ)写メしに
近くまで行ってみた。
隣にいた、子どもの手を引いた若いお父さんが、
ちょっと引いてる子どもを、必死になって「乗ろう!乗ろう!」と
口説いていたのがおかしかった。

お父さん、自分が乗りたいんだろうね。
手を引いてた子どもよりも少年みたいな顔だったよ。