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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

タワーツアー

2012年08月11日 | 紀行
今日のロンドンはいいお天気!!


中日なので、こちらに来ているレフリーのS子と、ロンドン塔に入ろう!と
約束をする。
待ち合わせて、燦々と降り注ぐ太陽の下、ウキウキと決行。


ロンドン塔周り、元は内濠だった芝生内に期間限定カフェ。
ソファがなんだか屋外の景色にそぐわないねえと笑っていたのですが
イケメン君二人が通りかかったので、急いで写真を撮ってみた(笑)


並んでいたら止めようか、と言っていたのですが、
大丈夫そうだったのでチケットを購入。大人1人19ポンド(約2500円)。
うーむ、結構いたしますな
でも世界遺産だしー
わざわざこれから来る機会もそうそうないだろうしー

メインエントランスをくぐると早速左側に何かが置いてある。
S子「拷問用具???」
いやいや、いきなりメインディッシュは来ないっしょ。

後で分かったのですが、中世の武器のようでした。
ここは元々要塞でしたのでね。


ゲートをくぐる。

あ、S子が写り込んだ

先日お散歩した時に紹介した「反逆者の門」は内側から見るとこうなって
いるのでした。

ここは水門ですが、その上には日本でいう櫓とも言うべきものがあって、
兵士がこの窓の中の場所から外敵に矢を射かけたそうです。

日本のお城とほぼ一緒ですね。
門には櫓。そして濠。

これも中世の武器。


このあとは、日本語の音声ガイドを借りてガイドを聞きながら回ることに。
このコがなかなかに出来るコで、
総合的なガイドをした後は、
一緒に渡された地図の番号を押すとその場所の説明をしてくれ、
尚且つ、そこを含めたテーマごとの塔内ツアーに案内してくれる。

テーマとは例えば、「ノルマンディ以前の歴史」とか「囚人と処刑」とか。
つまりここは、ちょっと前の日記にも書きましたが、
もともとは中世の要塞として建設されましたが、
その後政治犯の収容所になったり、古文書館になったり、女王や皇帝の
居所になったり、王立の動物園になったりしているので、
ただ漫然と回るよりは、テーマを決めて見て回った方がわかりやすいのです。
ロンドン塔の正式名称は
「女王陛下の宮殿にして要塞」(Her Majesty's Royal Palace and Fortress)。

要塞が宮殿になったり、動物園になったり。
造幣局になったこともあったんですよね。不思議な場所だなー


これ↓の右側部分は一番古い外壁だそう。12世紀のものですって!!

内濠のすぐ中側の部分になります。

その後ガイドの説明に従って進んでいくと、芝生のキレイな広場に出た。


あ!


衛兵さん!!
歩いてるぞー!!



衛兵さんが守っているのは「QUEEN'S HOUSE」。
女王が戴冠式の前に滞在する家だそうです。
ただ、過去ここで無実の罪で処刑された女王も、戴冠式の9日後に、
同じ場所に今度は処刑されるために滞在させられたそうです。

で、こういう場所をガイドを聞きながら見ていると、
時折ものすごい大きな声が上がってびっくりします。
なんの声かというと、ヴィーフィーダーと呼ばれる護衛兵さんたちが
ツアーガイドをしている声なのです。


かわいらしい家々にキレイな芝生。
気持ちのいい場所だな、なんて一休みしたりしていたのですが
とんでもなかった
こここそが、TOWER GREENと言ってここに収容された高貴な人たちが
処刑された場所なのだそうです。
ひえー

ここにあるチャペルが、処刑された人たちの遺体の収容場所。


ヴィーフィーダーさんたちはとても親切です。
14世紀から塔を守り続けている由緒ある護衛兵さんたちなんですよ。
ロンドン塔は今も、700年続いている「鍵の儀式」が
毎晩執り行われていたりするのだ。
(鍵の儀式がなにかは・・・よくガイドを聞かなくて忘れた)

このあと、私たちと一緒に写真を撮ってくれた。

このあと、ガイドに従って「囚人」が幽閉されたBeauchamp TowerやBloody Tower
(名前がすごい・・)を見学。


Beauchamp Towerでは幽閉された「囚人」が、壁に掘りつけた「落書き」が
たくさん残されています。

一日二日の話じゃないですからね。
10年間幽閉されて最後は病死した「囚人」の書きつけとか
あっちこっちにたくさん残されてます。

いやいや、なんともおどろおどろしい。


さて、気を取り直して、
「THE Crown Jewels」ツアーへ。
世界最大級のカットダイヤモンドが嵌め込まれている女王のクラウンを
展示してある、Crown Jewel館へ。


あ、ここにもいらはるよ。


ここは過去の英国王・女王陛下たちのクラウン他、
戴冠式の際に持った小物や衣装などが展示してあります。
金ピカ財宝の数々!
面白いなと思ったんだけど、どの国でも最高権力者は金を身につけるのですね。
ちょっと前に平泉の金色堂に行ったばかりだったから。

この館はもちろん撮影禁止。
私たちは足早に見て過ぎていきましたが、流石にイギリスの人たちは
興味深く各展示物の前に足を止めていました。
エリザベス女王陛下の戴冠式の映像なども見れましたよ。


金ピカ財宝館(違)を出ると、いきなり動物。


王立動物園だった歴史も持つロンドン塔。
ほんとよくわからん所だな。

↑針金でできてます。よくできてるなあ。

あんなところにもお猿さん。



さて、かれこれ1時間ほど歩き回ったので、すっかり疲れてしまいました。
このあとちょっとお土産を買って、カフェで一休み。
ロンドンで人気のSUSHIチェーン店にて。


巻き寿司やサーモンのお寿司はめちゃくちゃポピュラーですよ。
どのお店にあるといっても過言ではありません。
どうやらヘルシーというイメージがあるらしい。
このお店の商品を入れるビニール袋やウドンらしきNOODLEのカップには
「EAT BEAUTIFUL」の文字が。




・・・うん。まあ確かにFISH&CHIPSよりはヘルシーだろうけど。
程度によるよね。


と、ここで、ようやく話題に出てきました、FISH&CHIPS。
おかしい、ハギコのブログなのに食べ物ネタがないじゃない、という方
お待たせしました!!ヽ(*´∀`)ノ
明日から食べ物ネタ行っちゃいまーす!!!
















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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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素敵なデート♪ (mamaru)
2012-08-11 10:29:52
よいですね~♪ヨーロッパに行くと、金銀財宝見慣れて来ませんか?なんか宝石とか嘘みたいなサイズなんだもの!
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mamaruさま (ハギコ)
2012-08-11 16:21:38
ほんとに。おもちゃみたいに見えてきますね。
あまりにも大きくて眩すぎて。

きゃっきゃっと「デート」していたのですが、ブログアップ
するのに後でロンドン塔について色々調べていたら
なんともおどろおどろしい話がたくさん出てきてびっくり。
どうしてもオカルト的な側面がクローズアップされちゃうの
でしょうね。
いずれにしても不思議な場所だと思います。

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