さんふぃ【稽古日記】~おきた編~

お居くらぶさんふぃーるどは鳥取県,日野町を中心に活動するアマチュア劇団なのよさ!

ラストシーン…

2006年08月18日 | 稽古日記
やっと、アルカディアの脚本が明日、ラストシーンを迎える、はず(笑)
何の作家でもそうだろうが、オープニングとラストシーンには、特別なこだわりがあると思う。大げさにいえば、作品の真価が問われるから。
作家自身にも、ラストシーンは、特に感慨が深い。長々つきあってきた、愛着のあるキャラクター達との別れの時でもあるからね。書いてしまいたいような、名残惜しいような…。
ただし、私の場合は、そこから演じるという楽しみがはじまる。
さ、明日の稽古までには、いいラストシーンを、キャプテンに迎えてもらおう。

声が…

2006年08月17日 | 稽古日記
今日はまた、久々にバンドのお稽古。
芝居の稽古が盆休みだったため、そっちのストレスが歌にぶつけられ、副長もあたしもいつもよりテンションたかめ。よって、音程が時々あらぬ方向へとんでく(笑)
昨日副長のブログで話題になってた、うちのいけメン・アーティストがお休みだったため、代役で歌ってみてびっくり!前は、苦しくて出づらかった低いキーがらくらくo(^-^)o音域が広くなったわけじゃないんだこれが。単に、下にずれただけ(汗)
男役生活が長いからねぇ…。おっさん声になっているのか。まさか、男性ホルモンが出てるのか(>_<)


飼ってると…

2006年08月16日 | 稽古日記
今、1日の半分はアルカディアの執筆に費やしているので、
頭の切り替えが難しいときがある。

大胆不敵、即決即断のお祭り好きのキャプテン・リエラと
慎重、正確無比、論理的思考のアルシノア副長。

舞台に立ったときもキャプテン役だった私は、
脚本を書くときも、大体はキャプテンの視点で書く。

今は、クライマックス
暴れたいだけ暴れてるキャプテンを、
欲望のままに書いていると、
突然、なぜか煮詰まる

「それは戦略的にどうなんだ?」
「他の展開があるんじゃないのか?」
「前とのつじつまが合うのか?」

それで、昨日一日苦しんだ。
そして、はたと気づく。
それは、あたしの中のアル副長がそうさせてるんだ。

「だから、まぁ、キャプテンの欲望のままにお書きなさい。」

そう言ってくれたのは、原作者のひじかた副長でした
ありがとう。おかげで最後まで書けそうだよ


このように、自分の生んだキャラは、
演じていなくても、自分の中に飼っているらしい。

飼っていると、いいことも、困ったこともある。

キャプテンを飼ってると、
ピンチに強くなる。
何があっても、なんとかなるような気がする。
ただ、社会派のネタにものすごく敏感になる。

「それってどうなの?」
「ばっかじゃないの?」
って、いつも怒ってる精神状態

アル副長を飼ってると、
昨日みたいに、全てのつじつまをあわせたがって、
困るときもあるけど。
仕事するときに、彼女が降臨すると、
すばらしい理論武装で、立て板に水のようにしゃべり、
穏やかにことを解決できたりする


これが、いつも、うまく切り替えられたら、
すっばらすぃぃいい…のにね(笑)








こわいよぉ…

2006年08月15日 | 稽古日記
昨日の話には、続きがあったらしい…(汗)

今日、執筆が煮詰まって、自宅でゴロゴロしてた時、
外でスパーンと爆発音。

うちの駐車場近くに、車が止まって、
しばらくするとバックで移動していく。
なんだ?


もうしばらくすると、JAFがやってきた。
おお!二日前にお世話になったお兄さんだ
びっくり。

どうやら、パンク修理らしい。
なるほど、さっきの音はそれかぁ

で、そのあとお断わりがあった。
右折しようとして、内回りしすぎ、
うちのブロック塀(高さ20センチ)の角でパンクしたらしい。
ブロック塀も見事に破損

結局、うちのお盆は、車系のトラブルに明け暮れました。
三回あったから…もう、ないよ、ね?

魔が差す…

2006年08月14日 | 稽古日記
局長みたいに霊感はありませんが、ちょっち怖い話(汗)
昨日、お墓参りをした。父の車で。お参りをすませて、切り返すためバックしていくと、なぜか道をはずれて藪のなかへはまった。結局、JAFのお世話に。車にも人にも大事なく、めでたしめでたし、のはずだった。
が、今日の墓参り。今度は私の車。細心の注意を、と思っていたのに、やらかした。父が乗り込んでいないのに、ドアが開いたまま発進、危うく、父の足を踏むところ(泣)魔が差したというしかない。
きっと、ご先祖が注意してくれたんだな。最近、お前はたるんどると。反省、反省

お気に入り…

2006年08月13日 | 稽古日記
この2,3日、昔のお気に入りの舞台映像←宝塚、を観ている。
ファンになりたての、一番熱い頃に憧れたスターさんは、今観ても、とろけるほど素敵。心だけ、タイムスリップしたみたい。
あれから、200回くらいは、公演を観てるはず。なんだか、最近はすっかり親ゴコロになってしまって(笑)
だめだなぁ。もっとトキメかないと。感性が老化するかも。いかん、いかん。もうしばらく、昔のスターさん観て、アドレナリン分泌を活性させなくちゃ?

近未来…

2006年08月12日 | 稽古日記
昨日、久しぶりに電気屋さんにパソコンをみにいった。いやはや、ちょっとみないうちに、進化してる。パソコンはテレビを観るのが主流なんですね(笑)一昔前の、ステレオもテレビもビデオも電話も、何もかも一台ですむのかぁ…。そうだねぇ、こうやってひっくりかえってケータイメールすることだって、一昔前じゃ考えられないもんな。
けど、どんどん機械が発達しても、芝居も脚本書きも、こればかりは人の手を通さないとね。近未来は予想つかないけど、これだけは確かだ。

飢える…

2006年08月10日 | 稽古日記
昨日も書いたけど、私は、芝居が出来る環境に飢えていた。さんふぃに出会うまでは。
演劇が出来たのは、高校の間だけ。大学では、演劇部のしている芝居が嫌いで(笑)入れず。所属していたSF研究会の、年に一度のヒーローショーで、悪の女幹部役をもらい、かろうじて、役者欲を満たしていた。←この時身につけた殺陣は、今でも役立ってます。
それが、地元にかえったらまた何もない。仕方ないので、コーラスグループや、ロックバンドに参加したり、宝塚ファンのオフ会で余興をしたり(笑)
そんな風に飢えてたから、今がホントに幸せなんだよなぁ。感謝、感謝。

将来有望…

2006年08月09日 | 稽古日記
今日は、お芝居教室の二回目

講師は、局長とおきた。
生徒さんは、お子様が6人、文化センターのお姉さん1名の計7人。
一回目よりにぎやかだったので、ワークショップの雰囲気ばっちり(笑)

想像すること。
相手と息を合わせること。
感情を身体で表現すること。

基礎の基礎を説明するのって、むずかしいな。




ほとんどが、わらべミュージカル経験者の子たち。
お芝居は好き?と聞いたら、観るよりも、する方が好きという子が多い!
ああ、すばらっすいぃ


あたしも、そうだった。
なんで中学には演劇部がないんだと思ってた。
しょうがないから、年に1度の文化祭で脚本、主演をし、
高校の入学式のその日に、演劇部に入った。
そんな子供が大きくなったのが、おきたです(笑)


あんなに、芝居をする環境に飢えていたのに、
今の子供は幸せだなぁ

帰りに、子ども達が言ってくれた。

「次は、もうないんですか?」
「また、やってみたい!」
「いろいろ教えて欲しいです。」

んー、ういやつ、ういやつ
よぉし、また、一緒に遊ぼうね(^^)v

キャッチボール…

2006年08月07日 | 稽古日記
おとといの、副長のブログにコメントとして書き込み
と思ったら、字数が多すぎて(笑)だめだったので、自分の方で。


お芝居におけるキャッチボール

基本的には、芝居は一人じゃ出来ません。
キャッチボールをしてこそ、
芝居の楽しみはあると思うのね。

役者同士だけじゃない。
お客様ともキャッチボールが出来る
それが、舞台でやる芝居のおもしろさじゃないかな。

私は、特に宝塚では、
同じ芝居を3回くらい見に行くことがあります。
1ヶ月半の公演期間内に、
初日開け、中日、千秋楽近く…と意図的にずらしたりして。

そうすると。
舞台の芝居は生ものなので、
どんどん育っていきます。

大体は、役者同士のキャッチボールが成立するようになって、
練られていって、いい方に育っていくことが多い。
中には、鮮度や元気がなくなって…ということも

そして、1日2回見たりするときもあると、
同じような、役者のコンディションでも、
お客の反応で、よかったり悪かったりもあるのよ。
ほんと。生ものです。

結局は、周りの空気をいかにつかむか、だよね。
その感性を磨くこと。それに尽きるのでは無かろうか。


たまには、真面目に、演劇論のコーナーでした