さんふぃ【稽古日記】~おきた編~

お居くらぶさんふぃーるどは鳥取県,日野町を中心に活動するアマチュア劇団なのよさ!

キャッチボール…

2006年08月07日 | 稽古日記
おとといの、副長のブログにコメントとして書き込み
と思ったら、字数が多すぎて(笑)だめだったので、自分の方で。


お芝居におけるキャッチボール

基本的には、芝居は一人じゃ出来ません。
キャッチボールをしてこそ、
芝居の楽しみはあると思うのね。

役者同士だけじゃない。
お客様ともキャッチボールが出来る
それが、舞台でやる芝居のおもしろさじゃないかな。

私は、特に宝塚では、
同じ芝居を3回くらい見に行くことがあります。
1ヶ月半の公演期間内に、
初日開け、中日、千秋楽近く…と意図的にずらしたりして。

そうすると。
舞台の芝居は生ものなので、
どんどん育っていきます。

大体は、役者同士のキャッチボールが成立するようになって、
練られていって、いい方に育っていくことが多い。
中には、鮮度や元気がなくなって…ということも

そして、1日2回見たりするときもあると、
同じような、役者のコンディションでも、
お客の反応で、よかったり悪かったりもあるのよ。
ほんと。生ものです。

結局は、周りの空気をいかにつかむか、だよね。
その感性を磨くこと。それに尽きるのでは無かろうか。


たまには、真面目に、演劇論のコーナーでした