句会日時 2017-4-21 10時
句会場 パレア9F 鶴屋東館
出席人数 8人
指導者 山澄陽子先生(ホトトギス同人)
出句要領 6句投句 6句選 兼 題 陽炎
世話人 近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左記へ。
次 会 5月19日(金)10時パレア9F 兼 題 麦秋
今日は案月子さんが欠席、世話人の綾子さんが携帯で連絡を取られてい
ましたが、どうも日にちを忘れておられたようです。老人の会ならではのこと
ですね。
それから今日はお二人の入会がありました。興さんと小夜子さん、いずれも
女性で、純子さんのお誘いによるものです。人数が増えるのは良いことで会
に活気がうまれてきました。
山澄陽子選
海峡を行き交ふ船の陽炎ひて 小夜子
快速の止まらぬ駅の夕桜 〃
陽炎や異人館屋根踊らせて 〃
かげろふや大学の道赤煉瓦 興
早春の山ふところのレストラン 〃
二人して指さしてゐる桜餅 武 敬
軽き衣を肩に引つ掛け春の暮 〃
陽炎へトロッコ列車走り行く 〃
震災の傷癒えぬ城楠若葉 礁 舎
鴨引いて残りし湖の広さかな 〃
木瓜一輪朱の色とどめ庭に咲く 綾 子
雨あがり桜遅れて満開に 〃
桜散りフロントガラス花模様 純 子
滑走路かげろふ踏みて翼発つ 〃
ぴょこぴょこと若草跳ねるひよこかな 茂 子
ベコニアの八重の白きがわが自慢 〃
先生の句
沈丁花ほろほろ零れ雨催
枝垂れてはしだれては花風を呼ぶ
陽炎てこの道どこか懐かしく
移り行く刻の早さに花の散る
その先は曖昧模糊と花の雲
魂のわが身離るる花の下
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます