古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 6月例会  2018-6-15

2018-06-15 21:50:27 | 鶴亀句会

会日時   2018-6-15  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   6 不在投句3人

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  梅雨

世話人    近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   7月20日(金)10時パレア9F 兼題 晩夏

山澄陽子選

楠若葉その年輪に限りなし        興

新緑の風に乗り来る揚羽蝶        〃

太極拳伸ばす体躯の汗を拭く      綾 子

出来過ぎの豊作あんず今朝も採る     〃

十薬の花の白さの薄暮かな       小夜子

再会の友へ日傘を高く揚げ        〃

梅雨最中クラシック聴く部屋一人    純 子

球磨川のみどり見ながら乗る列車     〃

赤襷乙女の姿田植かな         茂 子

姉くれしメロン昔の懐かしき       〃

かの恋の夜道に鳴きし雨蛙       武 敬

梅雨晴間解体重機フル稼働        〃

薫風や妻化粧中我ごろ寝         〃

梅雨に訪ふ昼も灯れる峠茶屋      安月子

梅雨冷えや夫の遺愛の椅子きしむ     〃

叢に高くは飛ばず梅雨の蝶       礁 舎

古本のマルクスの髯黴てゐし       〃

夏至暮れて遠ざかり行く今日のこと    〃

(先生の句)

梅雨入りして未だ曖昧空模様      山澄陽子

直立の肥後の誉れの白菖蒲        〃

八ツ橋をまた返し見る白菖蒲       〃

梅落つる音を数えて寝落ちけり      〃

父の忌のいよいよ遠し時鳥        〃