句会日時 2018-6-15 10時
句会場 パレア9F 鶴屋東館
出席人数 6人 不在投句3人
指導者 山澄陽子先生(ホトトギス同人)
出句要領 5句投句 5句選 兼 題 梅雨
世話人 近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左 記 へ
次 会 7月20日(金)10時パレア9F 兼題 晩夏
山澄陽子選
楠若葉その年輪に限りなし 興
新緑の風に乗り来る揚羽蝶 〃
太極拳伸ばす体躯の汗を拭く 綾 子
出来過ぎの豊作あんず今朝も採る 〃
十薬の花の白さの薄暮かな 小夜子
再会の友へ日傘を高く揚げ 〃
梅雨最中クラシック聴く部屋一人 純 子
球磨川のみどり見ながら乗る列車 〃
赤襷乙女の姿田植かな 茂 子
姉くれしメロン昔の懐かしき 〃
かの恋の夜道に鳴きし雨蛙 武 敬
梅雨晴間解体重機フル稼働 〃
薫風や妻化粧中我ごろ寝 〃
梅雨に訪ふ昼も灯れる峠茶屋 安月子
梅雨冷えや夫の遺愛の椅子きしむ 〃
叢に高くは飛ばず梅雨の蝶 礁 舎
古本のマルクスの髯黴てゐし 〃
夏至暮れて遠ざかり行く今日のこと 〃
(先生の句)
梅雨入りして未だ曖昧空模様 山澄陽子
直立の肥後の誉れの白菖蒲 〃
八ツ橋をまた返し見る白菖蒲 〃
梅落つる音を数えて寝落ちけり 〃
父の忌のいよいよ遠し時鳥 〃