ヤサシイヒカリ

藤木直人ファン歴17年目になります。藤木君話、おやこ劇場話、男闘呼組話、思う事、呟いてみたいと思います。

なつぞら第20週感想

2019年08月17日 13時20分41秒 | 直人ドラマ
前半の咲太郎と光子さんのご結婚は本当に良かったですね!
戦後しばらくはトラック1台分の女性に男性1人などという例えがあったらしいですが、戦争で年頃の男性が戦争でたくさん亡くなって、結婚できない人たちも多かったでしょうし、特に親兄弟がいないとなると結婚への道のりはさらに厳しいものだったでしょうし。
咲太郎の性格からして、妹は結婚させても自分の事は後回しにしがちなところがあるから、光子さんのためにも一歩を踏みだせて良かったです。
ただ、母ちゃん@亜矢美さんを安心させるために…とあからさまに言っては誤解を生みだしかねないところだったような気もします。
亜矢美さんがいなくなって、風車のお店がなくなって…時代の流れとは言え寂しい事限りなしですね。
缶ビール片手に旅立った亜矢美さんは颯爽としていましたね。これで完全なお別れではないと信じられるようなシーンでした。

そして、後半はまさに視聴者側でも論争が起こりそうなテーマが。
秀な社員で合っても、女性であると言うだけで結婚からの出産=退社が当たり前であって、それを強制されても反発できない。
現代社会に合ってもいまだに大きな課題であるだけに、これからの描き方が気になるところです。
保育士と言う、働くお父さんお母さんを支える立場にあった者としては、言いたいことが山ほどあって、そのまま書いたらもう支離滅裂な文章になること請け合いなので控えめに…と思ってはいますが。
少なくとも、今日の展開やこれからの仕事と家庭と子育ての両立のシチュエーションを現代の目線で言い合いをしてほしくないと思っています。
育児休暇制度が導入されだしたのは、まだ平成に入ってからの事です。それでも取得できるのは1年だけで、代替え要員を配置される教職員なら取得しやすい面はありましたが、一般職やそのほかの専門職、会社員や販売業などではまだまだ1年も休みを取るなんて…と言うのが実情だったと記憶しています。
事実、私が担任していた赤ちゃんのお母さんは保健師さんでしたが、代替え要員が入らないから育休はとても取れないとの事で産休だけで復帰し、でも母乳育児は続けたいと、毎日お昼休みにお子さんに母乳をあげに保育園に来ていました。
また、私自身が5年間家で出産子育てしてから務めた保育園では、町立でしたが育休絵を取得した保育士に対して配置換えなどの嫌がらせじみた異動があったり、産休に入る時には、そのご主人に育休を取ってってもらって半年で復帰しろと電話攻撃したり、祖父祖母が子供の面倒を見るのは当然と公言したり、そのくせ保育園での0歳児の受け入れ枠を作るわけでもなく…ととんでもないマタハラが横行していました。特に酷かったのが助役と言われるポジションのジジイでしたっけ。
おかげで、1年未満なのに復帰せざるを得なかったり、退職に追い込まれたりした保育士も事実いました。
なつぞらでは、さすがにそんな生々しい事までは描かれないでしょうし、朝から見たくもないので、今日のような皆で力を合わせて壁を突破していくシーンだったのが良かったです。

第21週は、なつの出産と仕事復帰、子育てと怒涛の展開になりそうですね。
頼もしい父と母が北海道から来てくれるので安心して見られそうです、私がか?(苦笑)
じいちゃんまでおいでになるのですね。本当にお元気で(笑)



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