
ぺんてる筆ペン(極細)で書いてます
2010/10/21 pm12:30
CASIO EXILIM CA005
3/1より昼休みにコツコツ書いて今日で六巻(かん)になった。
(お経は一枚の紙でも「巻」と数える)
一日に一行書くのに精一杯だったり、一巻を30分で書いたり、
3ヶ月ほったらかしにしたり...でも気力だけは保っている。
10巻になったらどこかのお寺に納経する。
去年は秩父をぶらりと廻ったから、今年は坂東にしようかな、
時間が取れれば四国お遍路もしてみたい。
金剛杖を片手にお大師様と一緒歩く同行二人。
心経を書道の手本とみなせば2時間あれば5巻はこなせるが、
写経はそういうもんじゃないはずだ。
心経を書く一文字はオノレへの戒めと励ましと供養だとおも。
写経は集中力と平常心を養うのにもってこいの教材でもある。
一部旧書体の難しい漢字を枠内に整然と筆文字で納めるには、
相当の集中力が必要、いかなる事があっても書体を乱さない
覚悟は、これまた相当な平常心が必要だ。
PCフォント筆文字が全盛の今だからこそ、自筆の筆文字で
書いた年賀状は受け取る相手に強いインパクトをあたえる。
スキルUPの一助としてこれから始めるのもいいと思うよ。
お手本付き写経用紙はヤフオク・楽天・amazonでも1.000円前後、
筆ペンは文房具屋かコンビニで500円くらい。
経験上、写経に使う筆ペンは他のどのメーカーよりもペンテル(極細)が
(みかけはチャチだけど)書き味と仕上がりがgoodです。
上画像の写経用紙は楮系の手漉き和紙(未晒し生成色)、
最初は白色系の安くて惜しげもなく使えるパルプ紙を選び
書いて、書いて、書きまくるのが上達への近道です。
これも絵と同じでうまいヘタは関係なし、
絵は感性が筆を求め、写経は真摯な心が筆を取らせる。
般若心経 (はんにゃしんぎょう)
般若心経は仏教の精要(せいよう)蜜蔵(みつぞう)の肝心なり
このゆえに誦持講供(じゅじこうく)すれば苦を抜き楽を与へ
修習思惟(しゅじゅうしゆい)すれば道(どう)を得(え)通(つう)を起す
まことにこれ世間の闇を照らす明灯にして生死(しょうじ)の海を渡す
船筏(いかだ)なり深く鑚仰(さんごう)し至心に読誦したてまつる
仏説摩訶般若波羅蜜多心経 (ぶっせつまかはんにゃはらみたしんぎょう)
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 かんじざいぼさぎょうじんはんにゃはらみたじ
照見五蘊皆空 しょうけんごうんかいくう
度一切苦厄 どいっさいくやく
舎利子 しゃりし
色不異空 しきふいくう
空不異色 くうふいしき
色即是空 しきそくぜくう
空即是色 くうそくぜしき
受想行識 じゅうそうぎょうしき
亦復如是 やくぶにょぜ
舎利子是 しゃりしぜ
諸法空相 しょほうくうそう
不生不滅 ふしょうふめつ
不垢不浄 ふくふじょう
不増不減 ふぞうふげん
是故空中無色無受想行識 ぜこくうちゅうむしきむじゅうそうぎょうしき
無眼耳舌身意 むげんにびぜつしんに
無色声香味触法 むしきしょうこうみそくほう
無眼界乃至無意識界 むげんかいないしむしきかい
無無明 むむみょう
亦無無明尽 やくむむみょうじん
乃至無老死亦無老死尽 ないしむろうしやくむろうしじん
無苦集滅道 むくしゅうめつどう
無智亦無得 むちやくむとく
以無所得故 いむしょとっこ
菩提薩捶 ぼだいさった
依般若波羅蜜多故 えはんにゃはらみたこ
心無圭礙無圭礙故 しんむけげむけげこ
無有恐怖遠離一切顛倒夢想 むうくふおんりいっさいてんどうむそう
究竟涅槃三世諸仏 くぎょうねはんさんぜしょぶつ
依般若波羅蜜多故 えはんにゃはらみたこ
得阿耨多羅三藐三菩提 とくあのくたらさんみゃくさんぼだい
故知般若波羅蜜多 こちはんにゃはらみた
是大神呪 ぜだいじんしゅ
是大明呪 ぜだいみょうしゅ
是無上呪 ぜむじょうしゅ
是無等等呪 ぜむとうどうしゅ
能除一切苦真実不虚 のうじょいっさいくしんじつふこ
故説般若波羅蜜多呪 こせつはんにゃはらみたしゅ
即説呪曰 そくせつしゅわつ
掲諦掲諦 ぎゃてぎゃて
波羅掲諦 はらぎゃて
波羅僧掲諦 はらそうぎゃて
菩提薩婆訶 ぼじそわか
般若心経 はんにゃしんぎよう
声明 御詠歌 雅楽 平安仏教の響き ハイライト 真言宗本山 高野山
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます