亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

三浦和義事件について

2008-02-28 11:34:55 | Weblog

         三浦和義事件に関して

 昭和36年11月18日、三浦和義の妻「一美」さんは、ロスアンジェルスにおいて、強盗に銃撃され、意識不明の重態となった。この事件について疑惑の目を向けられた三浦和義は、逮捕された後、第一審で無期懲役、第二審で無罪、平成13年1月の最高裁判決で無罪となった。

 三浦はご存知のように、宝塚の大スター「水の江滝子」の甥に当たる。こうした背景もあったし、三浦の行動が派手で、後妻に「宝生舞」を迎え、年収も多額で派手な生活を過ごして来た。しかし、最近はアメリカの法律に拘束され、再び審査されることとなり、テレビなどのマスコミに派手に取上げられている。また、妻の一美さんは、長年意識を失い病床にあったが、昭和59年11月に亡くなられている。

 この問題で、私は日本の法律とアメリカの法律の差について考えさせられた。殺人犯には時効を適用しないアメリカの風習と、時効というものを重視する日本の風習の差である。もう一つ、アメリカの収容所に監禁された三浦は、間口180㎝、奥行き3mのコンクリートの部屋に入れられ、待遇の悪いのに閉口しているらしい。

 日本の監獄はアメリカから見ると極楽のようであると言う。環境は整っているし、食事は素晴らしいし、従って、出獄後の者は生活に困ると、また犯罪を犯して監獄へ戻りたがる傾向もあるらしい。日本では犯罪者などに対する待遇が素晴らしいのである。

 古い話しになるが、日露戦争で捕虜となった、アメリカの第二太平洋艦隊の軍人達は、日本の女郎屋、つまり遊郭で遊んだ記録もある。こう見てくると、日本人の情緒には感嘆させられる。最も最近では、こんなお人好しな日本人はいないだろうが・・・・・
                                以  上
   

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この事件で大騒ぎするのは?? (容子)
2008-02-29 09:22:57
亮さま

この事件連日報道され、私は日本の報道の在り方に大変不満です。

と言うのは、これも確かに日本にとって興味を引く事件でしょうが、いうなればこのネタで金稼ぎをしているようで・・といってもしばらくこの状況は続くんでしょうね。

テレビは公器であるはずです。それをやたら人の不幸、事件物を多く載せ・・日本人のなかにも素晴らしい研究をしたり、町工場で資金繰りと戦いながら、ねじでは世界的製品を作り上げたりしている人にスッポットを充てて欲しいものです。そのバランスが公器としての使命だと考えます。
返信する
同感です ()
2008-02-29 19:12:15
 容子さん、
 
 テレビや雑誌などの、いわゆるマスコミ関係は、何にせよ事件となるようなネタを集めては、利益の追求に血道をあげています。

 これは反面、見る方の大衆が、それを求めるところもあると言えるでしょう。この意味で私達も配意せねばならぬと思います。

 商売人にしても、何かあると、それに関連した商品を作り販売していますね。現代はそうした時代かも知れませんが、少なくともマスコミ関係は少しはプライドを持って欲しいものです。
返信する