亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

唱歌

2008-04-30 09:41:23 | Weblog
    小学校唱歌    
小学校と云っても、これは高等科2年生の時の唱歌である。当時の小学校は高等科という科があった。恵まれた家庭の子供や優秀な子供は、小学校6年卒ののち中学校に入学するが、その他の子供は高等科に入学したのである。

 この高等科は2年制度で、私は高等科を卒業してから乙種の中学校に入った。学校の説明はこれくらいにしておいて、小学校高等科2年生の時教えてもらった唱歌の歌詞を下記に披露したい。先ずU小学校で習った歌詞から載せます。

 題名は「鷲」だったと思う。
 
♪  雲をしのげる老木の 梢の上の荒鷲は 広き宇宙を睥睨(へいげい)す
   
 み空の君主さながらに 気高く雄雄し 鳥の王 鷲の姿 ♪
 
次にY小学校へ転校して習った歌は次の通りであった。題名は「ウォーターローの戦い」だったと思う。

 ♪  渦巻く硝煙飛び散る弾雨 番兵ひとしく大地を蹴って ウォーターローは血潮の流れ     運命いかに ああフランス 運命いかに ああフランス ♪
 
私はこのY小学校で習った歌に、小学校唱歌を脱皮した大人の世界の歌という感覚を抱いた。山村のU小学校の唱歌と、港町のY小学校の唱歌には大きな差があった。ウォーターローの戦いと云えば、フランスのナポレオン皇帝の戦いであろう、この歌には歴史の夢があった。
      

舛添

2008-04-29 10:54:43 | Weblog
      大臣 舛添要一殿 
 

 

私の妹に対して大臣の舛添要一の名義で問い合わせがあった。内容は「年金加入記録」についての問い合わせである。そこで、大要つぎのような返書をしたためた。
 
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この度、私が保護している○○○子に対する年金加入記録の問い合わせについて、次の通り返答します。妹の○○○子は、現在老人ホームに入居中で、過去の職歴などは殆ど記憶になく、何の書類もありませんので、年金加入記録の回答は出来ません。

 この件について、電話で問い合わせをしようとしましたが、私の家の電話がヒカリ通信電話なので通じませんでした。何故「ヒカリ電話の方は、この番号へ・・・」と通じる電話番号を併記しないのですか、
 
また、私自身の本件の問い合わせについても、詳細に勤務年月や勤務場所を記録した書類を、かなり以前に送ったのですが、何の回答もありません。問い合わせの手紙を出せば仕事はお終いですか。

 返答文の宛名を大臣の舛添要一殿としたのは、そちらの問い合わせ文の差出人が舛添要一名義だったので、それに対応しただけです。全国への問い合わせと返信料の負担だけでも莫大な経費が必要でしょう。国民の税金をこのように無駄使いせず、地元の社会保険庁から必要と思われる者にだけ問い合わせてはどうですか?
 
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返答の趣旨は以上のようであるが、何故このような作業を社会保険庁がするのか考えてみた。それは、こうした全国的な役に立たぬ仕事であっても、これをしておくと、例えば国会などで「厚生労働省は何をしたのか?」と質問された場合、全国的なこうした大作業をしたと答えられるからでなかろうか。
 
つまり、自分達がいかに努力したかを宣伝できるからだろうと思う。また、いい加減な嘘の申告で年金額をふやしては、国家財政がいくらあっても足りはしない。浄土真宗の親鸞聖人の言葉だったと思うが、「そらごと、たわごと、誠あることなしに・・・」の通り、特に誠のない現状の世代に生まれ合わせたことを痛感した。
コメント

日本の未来

2008-04-27 13:38:35 | Weblog
日本の近未来 





テレビでサンデープロジェクトを見ていたが、日本の未来はどうなるのか、ますます分からなくなって来た。例えば派遣労働者であるが、この制度は当初は特殊な技能の持ち主が派遣社員であったらしい。それが、法の改正により誰でも派遣社員となれる制度となり、企業は大いに有利になった。
 
この制度により企業は利益を上げたが、その利益は働く社員や派遣社員には及ばず、労働者の生活は物価の高騰の他に、高齢者保険制度などによる可処分所得の減少で苦しくなった。そこで、労働者達の生活を楽にするため、共産党の市田氏などは報酬を上げてやれと云う。
 
しかし、企業利益を労働者の所得に振り向けると企業は儲けが激減する。野党の陣営は儲けている企業から税金を沢山取れと云うが、利益が減って行く企業としては日本にいては苦しいので海外に進出するだろう。
 
多くの企業が海外へ流出すれば、今度は労働者が働く場所を失うこととなる。そうなると日本に失業者が溢れるだろう。日本の未来はお先真っ暗である。日本国民は苦しくなっても辛抱して家計を切り詰め生きて行く以外に方法はない。
 
それに加えて、母親をゴミ捨て場に捨てる娘や、子は親を殺し、親も身体に傷害のある子を殺す。道路ですれ違いざまにナイフで刺殺する。注意されると自分の家に放火して身内を焼き殺す。などの様々な現象が頻発している。
 
こう見てくると、日本の未来ではなく近未来はどうなるのか不安である。貧しくなってもいいから、もう一度温かみのある日本を取り戻せないものだろうか。むしろ貧しくなれば協調の精神が芽生えてくるのだろうか。

陽かげりの街

2008-04-26 09:52:00 | Weblog
私の好きな歌
亮 @ 09:45:40 好きな歌 | 音楽 » 一般
 「陽かげりの街 



 息子が買ったレコードの中に、ペドロ&カプリシャスが唄っている「陽かげりの街」があった。私はこの歌の歌詞もメロディーも好きである。どこか退廃的というか「投げやり的」な、それでいて陽の光に希望を希求するようなムードが好ましい。歌詞は次の通りです。
 
♪陽かげりの街には今日も  ゆきずりの愛に誰か泣き
   
 はぐれ鳥帰るとき 空は悲しみ色に どうぞすぐに帰って下さい 貴方私の心に
   
名もない男たちの汗と 名もない女たちの夢が なくしかけたなにかを
    
思い出させてくれる 捨てたはずのあの日の愛が なぜかまぶしくよみがえる
     
ああ あなたに逢いたいけど 流れて今日も行くだろう
      
★こんな小さな街を染めて しずかに朝陽が今昇る★♪
                        
 (★の歌詞は繰り返し歌う)

恐怖と非常識

2008-04-25 16:52:37 | Weblog
恐怖と非常識     


 今朝、みのもんた氏の司会する番組を見ていたら、恐ろしいニュースが報じられていた。ゴミ置き場に人間が捨てられていたのである。誰が捨てたのかと云うと、娘が実の母親を捨てていたのである。
 
誰でもよかったから人を殺して見たかった。という殺人魔も恐ろしいが、娘が母親をゴミ置き場に捨てるというのは、何とも表現の出来ない思いがする。長年、自分を育ててくれた母親に何の愛惜も感じず、ゴミ袋に入れて捨てたのだから驚きを通り越して言葉もない。
 
そういえば、かなり以前の話しであるが、校門を閉める役目の学校の職員が、遅刻しかかり走って来た女生徒が門に差し掛かったのに、ボタンを押して重い校門を閉鎖し、門に挟まれた女性徒が死亡した事件があった。
 
これは常識を疑う事件であったが、こうした常識が疑われる事件も頻発している。今日の朝日新聞に載っていた「天引きミス4万人」も、この類の常識の欠如である。新聞によれば30都道府県の1万4千人に対し、誤って徴収した額が1億円もあったようで、ミスの原因を次のように述べている。

「ミスの原因は、国民健康保険から国保組合などに移った人のデータを更新せずに、古いデーターのまま処理したり、所得額の計算を間違えたりと、単純ミスが殆どだ」と記されている。こうした現象は仕事に愛着と誇りか゜ないために生じたものであろう。
 
我々の年金から天引きされる金額についても、算出根拠を明示した書類を添付して貰わねば不安となって来た。現在、我々は恐怖の出来事と常識はずれの単純ミスの中で生活している。こうした現象は昔から少しはあったが、現在のように多くはなかったと思うのは、独断的な年寄りの考えだろうか

後期高齢

2008-04-24 14:58:10 | Weblog
後期高齢者保険料
 
 

昼食をとりながらテレビを見ていたら、後期高齢者保険料のことが報道されていた。それによると、この保険料は全国バラバラで、支払額の高い県もあれば安い県もあると言う。高い保険料を支払う県は福岡県で年間85100円、全国で一番安い保険料は東京都の31300円とのことである。

 自分の県はどうか?と見ていると、私の三重県は年間62000円で安い方であった。この原因は公費で補っている県は安いので、こうした格差が起こると云う。

 今日も午前中に友人から電話があり、年金記録の確認書が労働大臣の舛添要一の名前で送られて来て、 午後から社会保険事務所へ行くので、私にどう対応したか教え欲しい。との依頼があった。

 私は早くからこの書類を受けていたので、記入漏れとなっていた期間と勤務場所を一覧表にして提出しておいたので、その概要を通知しておいたが、こんな書類を集めて労働省はどうしょうというのだろう。過去の経緯を知らない役人に何が出来るのか不思議に思った。

 また、不明の場合は電話で問い合わせて欲しい。と記されていたが、私はヒカリ電話を利用しているので、ねんきんダイヤルの0570-05-1165へは電話を掛けても通じない。周知文の中に「ヒカリ電話の方は次の番号へ・・・」と何故周知に細心の心配りをしないのか憤りを感じた。

 友人は役所の方へ行くというが、どうせ長時間待たされて碌な対応は得られないだろうと想像した。


2008-04-23 22:24:03 | Weblog


貰った花なので、 花の名前は分からないが、昨日この花をくれた女性が、遊びがてら冊子の作り方を教わりに来た。以前ベッドの事故で可愛い孫を亡くしたので、それやこれやの記事を沢山書き綴り、それを冊子に纏めたいと云う。
 
そこで私が冊子の作り方を教えることとなったが、ページ数を聞いてみると、100頁を少し上回ると云うので、冊子の厚さは1㎝程度はあるだろう。昨日、彼女は私の「エッセー集Ⅶ」で冊子を作り要領をマスターして行った。
 
熟練しないと上手くできないが、拙くても自分の手で作って親戚などに配布したいと云う。彼女の心意気に感じて、実際に1㎝の厚さの冊子を作るときは、少しは応援したいと思っている。6月には彼女はモンゴルへボランティアで植林に行くが、出来ることならそれまでに冊子を作りたい意向である。

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光市事件

2008-04-22 17:39:04 | Weblog
本村洋さんへの判決
   
光市で起こった母子殺害事件の判決が広島高裁で決定した。死刑を申し渡された犯人は比較的落ち着いていたらしい。遺族の本村さんは今日も奥さんと愛児の写真を抱いて出席した。 当時、少年だった犯人の言い分が異常である。例えば死後の奥さんを強姦したのは、そうすれば生き返ると思ったと云う。
 
更に犯人は、死刑制度は賛成するが自分は死刑の宣告は受けたくないとの得手勝手な言い分である。この問題については発生当時から、アメリカ在住の安子さんという一般家庭の婦人が、死刑宣告されなかった判決について、不当な裁判だと考え、徒手空拳で反対運動を展開した。
 
その後、彼女は健康を損ね表舞台から降りたが、その意志を受け継いだ日本の二人の女性が今もなお死刑判決の嘆願活動を続けている。私もこの活動に賛意を示し、ブログや知人に働きかけ広島高裁に嘆願の活動を起こしたが、長期の入院によりこの活動から止む無く遠ざかった。
 
今日の最高裁から差し戻しを受けた判決では、被告は死刑を宣告されたが、弁護団はさらに上告するらしい。最高裁から差し戻された事件の判決が上告できると知らなかったが、上告となれば本村さんには、従来のような落ち着かない日々が舞い戻る。
 
「もし、司法が死刑判決を下さなければ、私が自分の手で犯人を殺す」かって本村さんはこう云っていたが、現在は司法の判決を受け入れる姿勢に変化している。長い歳月が本村さんを成長させたのか、闘志を失わせたのか知らないが、こうした発言を聞いていると悲しい思いがする。
 
最高裁よ、なるべく早く判決を下し、本村さんに安らぎの日々を齎して欲しい。

浅田真央

2008-04-21 14:16:00 | Weblog
    浅田真央が大逆転 

フィギュア・スケートのジャパンオープンで、真央ちゃんが大逆転の演技を見せた。三ヶ国とい うのか、三地域の対抗競技というのか知らないが、日本、アメリカ、欧州の三チームの争いであっ た。日本は男子のエース高橋大輔の出来が悪く、転倒2回、お手つき3回で、高橋としては127・23ポ イント芳しくない点数だった。もう一人の日本男子は、本田武史であったが、彼は現役から遠ざかっていたので高得点は期待できなかった。この二人の得点で日本は三チームの最下位となった。しかし、日本女子は奮闘した。
 
先にスタートした中野友加里は、ノーミスの見事なプレーを見せ121・86という高得点をマークした。 日本の期待は最終の演技者となった浅田真央の双肩に委ねられた。真央ちゃんはこの重圧にもめげず見事なプレーを演じ、128・03という女性で最高の高得点を挙げ、日本は一挙にトップに躍り出て優勝を勝ち得たのである。

 この他、ゲストプレーヤーとして金メダル保持者の荒川静香選手が滑ったが、柔軟な身のこなしで素晴らしい演技を見せ、得意のイナバウワーで観衆を湧かせた。さすがにゴールドメダリストの貫禄であった。

男子の参加選手の中では、アメリカのライサチェクが151・95という高得点を叩き出した。アメリカ女子はキミー・マイズナーが109・50。もう一人の日系アメリカ人の長州未来(15才)は108・42で今一っの成績であり、 2位は欧州(スイス)のサラ・マイヤーの123・11であった。

 面白かったのは、真央ちゃんの成績が発表され、日本の優勝が確定した瞬間であった。日本男子の高橋大輔と本田武史の両名は、真央ちゃんに向かって土下座し両手をついて平伏したのである。真央ちゃんの演技がなければ、日本の優勝は不可能だったので、自分がミスを犯した分も含めて、高橋と本田は彼女に敬意を表したのであった。

後期高齢

2008-04-20 10:23:42 | Weblog
後期高齢者医療制度
 
 
 表題をはじめ最近の政府の動きは複雑すぎて分からない。少し前に市役所に電話して「この制度の導入により、私の負担はどうなるのか?」と訊ねてみた。市役所の担当者の話しでは、国民健康保険料が確定しないことには分からないが、貴方のような80才代の方は少しは軽減されるので、年金から差し引く後期高齢者医療費が全額増えることはないと思う。との回答であった。

 つまり、国民健康保険料+後期高齢者医療費の合計額は、従来の国民健康保険料より少しは高くなるだろうが、これから75才になり後期高齢者の適用を受ける者のように、ずばり後期高齢者医療費が増えるわけではない。と云うのである。 それでも矢張り増えることは避けられないようで、額の多少はともかく家計に響くことは間違いなさそうだ。国家や市役所という機関の命令で仕事をしている市役所の職員に文句を云っても始まらないので、不確かな内容に一応は了解して電話を切った。

 ところで、日本の現状は団塊の世代が75才に達する2025年には、高齢者の比率が最高に増えることとなり、医療病床の大幅削減や、以前に医師の数の削減が閣議決定されたように、年寄りが増えるのに病人の設備や医師が減少する傾向にあるらしい。

 これは端的に云うと、年寄りは自力で病気に対処せよということで、つまりは年寄りは早く死ねという現象を招くこととなる。大体、国家がこうした法律を新しく制定すると碌な事はない。例えば「障害者自立支援法」にしても、医療機関にいるよりも国家も支援するので自宅で自立できるよう健康の回復を図って欲しい。という趣旨であるが、

 現実に身動きの困難な老人を自宅に戻して誰が面倒を見ればいいのだろう。応援に来てくれる介護者などは、特定の日の特定の時間のみで、それ以外の時間帯は家族の負担となるのである。このため生活不能となり自殺する老人が頻発している。

 表現を変えれば「老人は早く死ね」という政策なのだ。以上のような現象を招くだけで、この種の法律の実現は、老人には何の利益も齎さない。戦後の日本を今日まで支え繁栄させてきた老人に対して、国家はこのような無慈悲な対策で報いているのである。これが日本の現状である。

 次回は政治家と官僚の癒着について筆を進めることとする。内容が複雑怪奇な面があるので、私の言い分に誤りがあるだろうが、詳しい方があればご指摘いただきたい。