亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

北京五輪雑感の3

2008-08-19 15:52:46 | Weblog
北京五輪雑感の3

星野ジャパンは、昨日カナダに辛勝した。日本は五回の攻撃で日本ハムから補強した稲葉のソロホームランにより、一点を先取し、この虎の子の得点を守り、文字通りカナダに辛勝した。



 この一戦には星野監督は、従来の敗戦に懲りて早めに阪神の藤川をリリーフに送り、最後の押さえを巨人の上原投手をつぎ込んで勝利を得た。

 形勢が相手チームに流れるまでに、手を打ったのは星野監督の進歩と言える。その前の韓国との一戦では、中日の岩瀬投手を信頼し過ぎて、殆ど勝っていたゲームを落とし、かつ岩瀬の信頼を損なった。

 人間はどのような人でも、調子の良い日もあれば悪い日もある。川上投手にしても別人と思われるほどの不調の日もある。岩瀬がいくら抜群のリリーフエースだと言っても、調子の悪い日もあるのだ、

 それを星野監督は読めなかった。コーチの大野にしても自身の体験からして、岩瀬の不調は分かったはずである。しかし、監督に早めに投手を変えるよう助言できなかった。

 これは星野監督への遠慮からであろうが、日本という国の威信をかけての一戦であるから、星野監督に進言すべきであった。こうした監督の類似性は中日の落合監督にもある。

 落合監督は若干23歳の吉見投手に、徹底的に続投させ、あたら稀代の優秀投手の未来に暗い影を落とした。この時もコーチの森は何の進言もしなかった。全日本の大野コーチの場合と同じケースである。




今日テレビで江本武猛紀氏が言っていたが、昨日のカナダ戦あたりなら日本の本来の技量からすれば、コールドゲームで勝ってもおかしくなかった。それが、1対0の辛勝では、平素の力が出せなかったといえる。

 そして、その原因は「何がなんでも勝たねばならぬ」という星野監督のコチコチの気質が影響している。と指摘していた。星野監督が「遊んでこい」とノンビリ選手達をゲームさせれば、楽勝であったろう。と指摘していた。ある意味で真実をうがった言葉かも知れない。

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