亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

北京五輪雑感の2

2008-08-17 15:37:39 | Weblog
北京五輪雑感の2

今回の女子マラソンの出場者は土佐礼子と中村友梨香の両名で、肝心の本命である野口みずき選手は欠場となった。日本陸連の過ちは、この野口の補充に参加者を推薦しなかったことだ。




 結果的には土佐礼子は35キロ付近でリタイアし、夫に抱かれて姿を消したし、中村友梨香は若輩ながら健闘したが13位で終わってしまった。もし陸連が補充に有望な選手を推薦していたら、少しはましな成果が得られたのではないか、 補充選手としては、中村友梨香と代表を競いあった森本友選手や、土佐礼子の後輩にあたる渋井陽子など有望な選手が沢山いたはずである。



 特に渋井陽子などは、ラドクリフや野口みずきを除けば、世界の第一線に通用する有望選手である。短距離や中距離は昔から世界の強豪に歯が立たなかったが、マラソンとなると、立派に世界第一線クラスの選手を輩出してきた。今回世界選手権保持者のポーラ・ラドクリフが出場したが、疲労骨折が影響して歩いたりジョギングのような走りで姿を消してしまった。



 残る有名な選手はヌデレバとリリア・シモンであるが、シモンはもう峠を過ぎた選手だし、ヌデレバに的が絞られた。果たせるかな彼女は中国の周春秀選手と二位の銀メダルを狙って競り合ったが、僅かの差でヌデレバが銀メダルを獲得した。

 優勝はルーマニアのコンスタンティナ・トメスク選手で、彼女は20キロ付近から早くも第一集団を抜け出し、その後もぐんぐん距離を開け、30キロあたりでは一分余も集団を引き離し、その後も距離を開いて見事に優勝した。タイムは記録出来なかった。

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