亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

負けた全日本野球

2008-08-23 16:56:41 | Weblog
負けた全日本野球
  


メダルを賭けてのアメリカチームとの野球は負けるべくして負けた。先ず、試合の具体的敗因について監察して見よう。最たる敗因は、ジェージェー佐藤という選手をレフトに起用したベンチのミスである。

 昨日の韓国戦でも、佐藤は普通なら取れるはずのフライを2度ばかり一旦クローブに当てながら落球していた。そんなミスの多い不安定な野手を用いた星野の馬鹿さ加減に呆れかえる。

 こんな事なら高校野球で優勝した大阪桐蔭の選手でも全日本に入れておくべきであった。得に驚いたのは今日の安易なフライを落としたことである。平凡なフライを佐藤と中島が捕球に行き、中島がこれを佐藤に任して身を引いた。

 佐藤はこのフライを取るため、飛球の落下点に止まって構えた。そして中学生でも楽に取れるフライを落としたのである。これはミスなんて言えるものではない。佐藤の変わりに大阪桐蔭の選手を全日本に入れて置くべきだと言いたくなる。





この下手以上に下手な佐藤を、全日本の選手に加えた星野の眼力の無さが日本を敗戦に導いたのである。可哀相に先発投手の和田は、お蔭で打たれなくてもいいホームランを浴びて戦意を喪失し同点に追いつかれた。その後は気力を振り絞って頑張ったが、この痛手はあまりにもダメージが大きかった。


  

川上投手の交代が遅れたのもベンチの不手際である。星野も大野もゲームの流れが相手チームに傾きかけたのに、川上に固執して取り返しのつかぬ敗因を招いた。流れが相手に傾くと思ったら、すぐ投手を変え、その流れを止めなければ勝利は望むべくもない。




韓国戦に負けた敗因も、このベンチの先見の明の無さであった。これに比べて、金メダルを取った女子のソフトボールは立派である。投手の上野選手は、必勝の闘魂でアメリカチームを押さえ込んだ。星野の様に、金メダルを取って帰国したいという甘い考えでなく、燃えるような闘志にあふれていた。




上野投手は投げ過ぎがたたって、指の肉の一部がちぎれる負傷があったが、最後まで負傷のそぶりも見せず投げぬいたのである。この闘魂と星野のような無気力な戦い方とは比較するも愚かである。女子ソフトボールの健闘には全く頭が下がる。

最新の画像もっと見る