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随想集が出来た
昨日から苦労して随想集を5冊完成しました。収録してある記事は、このブログにも書いてある
「いかなる星の下に」、「螺旋階段への誘い」それに「山川杜美子のこと」の3篇です。
「螺旋階段への誘い」は、私の処女作とも云える作品で、この作品を原点として、その後、色々な作品を発表してきました。
中でも「モジュラー工事余話」という小説は、鈴鹿市の文芸賞のトップとなり、賞金10万円を頂きました。 また、「花の歎きを」と「阿修羅」は、東京の文学館から単行本として発行しています。
「山川登美子のこと」は、ご存知の与謝野晶子と共に、短歌誌「明星」の代表的な歌人として活躍した薄幸の美人です。彼女は朝のNHKドラマの「ちりとてちん」の女主人公と同じ若狭の出身です。正確には小浜市竹原で生まれ、晶子と二人して、「明星」の主催者である与謝野鉄幹に恋したが、
家庭の事情で親戚の男と結婚させられ、鉄幹を晶子に譲った経緯があります。それでも、結婚後も、夫に死なれ寡婦となってからも、ひたすらに鉄幹を恋い慕う情熱的な女性です。明治42年に結核に掛かり、29才9ヶ月の若さで夭折(ようせつ)しました。
彼女の晩年の短歌を一首、下記に紹介しましょう。
落としませ億劫(おくごう)さむき幽界(よみ)の底
その偽りの恋をまもらむ
以 上
昨日から苦労して随想集を5冊完成しました。収録してある記事は、このブログにも書いてある
「いかなる星の下に」、「螺旋階段への誘い」それに「山川杜美子のこと」の3篇です。
「螺旋階段への誘い」は、私の処女作とも云える作品で、この作品を原点として、その後、色々な作品を発表してきました。
中でも「モジュラー工事余話」という小説は、鈴鹿市の文芸賞のトップとなり、賞金10万円を頂きました。 また、「花の歎きを」と「阿修羅」は、東京の文学館から単行本として発行しています。
「山川登美子のこと」は、ご存知の与謝野晶子と共に、短歌誌「明星」の代表的な歌人として活躍した薄幸の美人です。彼女は朝のNHKドラマの「ちりとてちん」の女主人公と同じ若狭の出身です。正確には小浜市竹原で生まれ、晶子と二人して、「明星」の主催者である与謝野鉄幹に恋したが、
家庭の事情で親戚の男と結婚させられ、鉄幹を晶子に譲った経緯があります。それでも、結婚後も、夫に死なれ寡婦となってからも、ひたすらに鉄幹を恋い慕う情熱的な女性です。明治42年に結核に掛かり、29才9ヶ月の若さで夭折(ようせつ)しました。
彼女の晩年の短歌を一首、下記に紹介しましょう。
落としませ億劫(おくごう)さむき幽界(よみ)の底
その偽りの恋をまもらむ
以 上
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