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いよいよ梅雨に入り、じめじめした日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか
先日、6月4日(土)に柳川市民文化会館で第51回看護科戴帽式が行われました。
今年は3年ぶりに保護者の方やオープンスクールとして中学生3年生の皆さんにも参加していただいた式となりました。
戴帽式とは、看護科3年生がこれから始まる長期の臨時実習に向けて、ナースキャップやエンブレムを戴き、看護に携わる者として、また、実習に向け決意を新たにする儀式であり、看護学生にとって、とても大切な式になります。
現在、病院では、衛生上の観点からナースキャップは使用されていないところがほとんどですが、本校では、看護科の伝統行事の一つとして、大切にされてきた儀式です。
それでは、厳かな雰囲気の中、行われた戴帽式の様子をご紹介します。
まずは、「戴帽の儀」です。看護師の先輩である先生方から女子はナースキャップ、男子はエンブレムを戴きました。
先生方にエールをいただきながら、ナイチンゲールに向かって歩いて行きます。
そして、戴帽の儀の後は、「聖火の儀」です。
一人ひとりがナイチンゲールから聖火をいただき、「誓いの詞」を宣誓しました。
一人ひとりの灯りが輝いていて、とても幻想的な時間でした。
その後は、校長先生や杉森高校看護科・看護専攻科を卒業した先輩方、そして在校生からの祝辞をいただきました。
先輩方の祝辞では、看護師として働いた中での経験やその中で感じた想いを後輩たちに伝えてくださいました。
実際の看護師の先輩からの言葉とあって、生徒たちも真剣に聞き入っていました。
そして、戴帽生代表の誓言では、看護科3年生の井上さんが、自身の体験から看護師を目指した理由やこれからの実習に向けての想い、家族や友人たちへの感謝の想いを話してくれました。
それぞれ目指す看護師像は違うように、実習での経験やそこで感じる想いも違うはずです。
患者さんと一生懸命向き合い、実りある実習になりますように
頑張れ看護科3年生
そして、今回の戴帽式は、第1回オープンスクールでもありました。
今回は中学3年生と柳川地区の小学6年生を対象に、戴帽式の見学を行いました。
こちらの見学も3年ぶりであり、たくさんの中学生・小学生が見学に来てくれました。
真剣な眼差しで高校生の先輩たちを見つめる姿が印象的でした。
今回は戴帽式見学でしたが、8月の体験入学では看護科も体験実習を予定しています。
看護科に興味のある中学生のみなさん
ぜひ、ご参加をお待ちしています。