いつも杉森ブログをご覧いただきありがとうございます。
令和5年2月8日(水)は、食物科1年「第16回うどん・そば講習会」が行われました。
新型コロナの影響により、3年ぶりの開催となりました。
今回、教えていただいた講師の先生方
筑後うどん振興会の麺通様御用達「たけ屋」店主の加藤先生、龍さん、大嶋さん、下野さん
「徳兵衛うどん」社長の江頭先生をお招きしました。
はじめに、うどん・そばは、地域の郷土料理や行事食として様々な種類がり、また日常生活の軽食として簡便で嗜好に合うため、
離乳食や幼児食として食され、私たちの生活に広く根付いており、すき焼きや寿司のように日本を代表する料理です。
その原料となる小麦粉はほとんどが外国からの輸入でまかなわれ、だしの材料の昆布も国産であっても養殖物が増え
風味調味料の普及により、本物の味が忘れ去られようとしています。
だしの成分グルタミン酸は人間の脳を活性化させる大切なうま味成分です。豊かな自然の中で育まれた安全な食材を
手に入れ、五味五感を通して美味しさと喜びを感じられる豊かな人間性を育み、そして日本の麺文化に触れ、シンプル
な材料から作り出される技法の深さと素晴らしさを感じてほしい。
講習会内容は「うどんとそばの魅力を学ぶ」師範と実習
粉と水をなじませるように両手のひらでもむように混ぜる。
先生が手本を見せて
まぜみた!
つやと粘りが出るまでこねつづけるんだよ!
少しずつまとまってきたね。
袋に入れてしっかりと踏みつける。
体重をかけて!
丸く丸くしてうどん玉をつくります。
次にめん棒で円形状に薄くのばしていきます。
いつも先生が教えてくださるのですごく上手くできていました。
ほらね!きれいにできたね
いよいよ切ります。
麺をたたんでこの包丁で。
なかなか均一に切れてますね。さすが!
少し細麺かなぁ
好みで太麺にも
切った麺をゆで、洗い、お好みの食べ方で召し上がれ!
今回は、グルタミン酸たっぷり美味しいお出しのかけうどんでした。
すごく優しい麺の硬さと太さでとても美味しかったですね。
筑後うどん振興会の皆様には、講習会開催にあたり講師を快くお引き受けいただき、
日常勤務のお忙しい中、生徒に丁寧なご指導をいただきましたことを感謝申し上げます。