そのむかし、鰻を美味しく大阪で食べるには、出雲の国から生きた鰻を上手に大阪まで運ぶ必要があった。そのためには1日以上荷車で揺られると死滅する鰻だが、運搬経路に野池を掘って鰻を休息させるアイデアで対応した。従って大阪の鰻業者には「出雲屋さん」と言う屋号が多いそうだ。
道頓堀のいづも屋さんに、半助さんと言う番頭さんがおって、捨てる鰻の頭と豆腐をタレで煮込んで、自分でご飯にぶっ掛けた賄いを作っていたと聞く。それを売り出したのが「半助丼」の始まりで、発祥の説は色々あるが、ワシは大阪の文献から番頭さんの賄い説を推す。
鰻の頭と豆腐だけでは色気が無いので、切り身を使って卵もとじてみたら美味しいものになったのでご紹介する。鰻の切り身・豆腐・三つ葉をタレで煮込んで、卵をとじて丼シャリの上からぶっ掛けると、刻み海苔と黄身だけオンリーユーすれば「半助丼」の出来上がり。
半助丼のご紹介をした文献は、花登 筺(はなと こばこ)先生の「道頓堀」から引用。彼の代表作は、細腕繁盛記・どてらい奴・船場・堂島などがあって、近江の「ぼてじゃこ物語」とか、びわ湖のお話もある。
道頓堀のいづも屋さんに、半助さんと言う番頭さんがおって、捨てる鰻の頭と豆腐をタレで煮込んで、自分でご飯にぶっ掛けた賄いを作っていたと聞く。それを売り出したのが「半助丼」の始まりで、発祥の説は色々あるが、ワシは大阪の文献から番頭さんの賄い説を推す。
鰻の頭と豆腐だけでは色気が無いので、切り身を使って卵もとじてみたら美味しいものになったのでご紹介する。鰻の切り身・豆腐・三つ葉をタレで煮込んで、卵をとじて丼シャリの上からぶっ掛けると、刻み海苔と黄身だけオンリーユーすれば「半助丼」の出来上がり。
半助丼のご紹介をした文献は、花登 筺(はなと こばこ)先生の「道頓堀」から引用。彼の代表作は、細腕繁盛記・どてらい奴・船場・堂島などがあって、近江の「ぼてじゃこ物語」とか、びわ湖のお話もある。
‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥
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賄い料理にしてはスタミナ付きそうですね
出雲から鰻を貰ってたんですか?
今は淀川でも良いウナギが取れるとかニュースで言ってましたが
数は少ないでしょうね
炎クリさん♪
花登こばこ先生♪久々に耳にして~
♪あかんたれ♪あかんたれ♪て~
口ずさんじゃました😀✌
浪速ど根性人情話の数々
テレビドラマで
涙誘いましたね~😀
今と違い
鰻を
出雲から
人力にて
運んだんですね!
で~
休むための置き場を営む「いづも屋さん」
での
まかないごはんがいつしか
はんすけ丼と言われ
なるほど~
林さんが作った
ハヤシライスの言われと、そっくり~😀
こんな
美味しくて、😀賄いどころか
立派に後世に伝わる
看板メニューですよね~😀✌
卵の加減も
絶妙!!
豪華で
美味しい
はんすけ丼
はんすけさん♪に
感謝❤感謝❤ですよね~
今日も美味しいお話
はなとこばこ先生♪炎クリ先生♪
ありがとうございます😀(笑)
鰻美味しそうですねー、たしかに頭と豆腐だけでは、テンション上がりませんね。
いい感じの照り具合ですねー。
うなきのお休み処は、どの辺にあったのでしょうねー?
鰻は鰻玉丼、うな重、う巻き、太巻きに入れるくらいしか料理方法は知らなかったんですが・・
鰻と豆腐は合うんですね😋最近、少しだけお豆腐が食べられるようになったので(絹ごし豆腐だけ🥹)お豆腐を入れてみようかな🤗
鰻屋さんで、鰻の頭の佃煮があって
もちろんカットしてあるだすが
それを買ってお酒のつまみに
食べた事あるだす
半助丼って初めて聞いただすが
美味しそうだすね
鰻ってやっぱり美味しいだすよね
みてたら食べたくなっただす
ぷっちんだす
私も、一昨日、鰻丼を作って、いただいたところでした〜
国産鰻が、少しプライスダウンしていて、購入できる許容範囲の価格になっていたので・・・^^;
・・・それでも高いですけれどね・・・、たまに、
すごく食べたくなるので・・・(笑)
>そのむかし、鰻を美味しく大阪で食べるには、出雲の国から生きた鰻を上手に大阪まで運ぶ必要があった。そのためには1日以上荷車で揺られると死滅する鰻だが、運搬経路に野池を掘って鰻を休息させるアイデアで対応した。
↑↑
・・・こんな事があったんですね・・・。
初めて知りました・・・。
オリジナル半助丼〜、とっても美味しそうですね〜!😊
この場合は、お豆腐は、絹豆腐でしょうね・・・。
卵とお豆腐のトロトロ感が、タレと鰻に、合いそうですね〜♫
また、鰻が、食べたくなって来ました〜(笑)
記事最後の、
花登 筺先生のところ・・・、
この漢字で、”はなと こばこ”と読むのですね・・・。
これも、初めて知りました・・・、
勉強になります〜♪
いつもコメントありがとうです。
Sinjyusaiさん
当時の賄い料理だった時には、鰻の頭をせせりながらの味付き豆腐でご飯を食べるパターンですからね、決して上身は入っていないですよ。出雲の宍道湖が鰻の産地だったようで、遥か島根からの輸送だったようです。びわ湖・瀬田川にもいるんで、淀川通って海まで下る鰻もいるんですよ。
くにちゃん
花登 筺先生は、何と言っても細腕繁盛記・どてらい奴でしょうね? 浪速のド根性ドラマですから、訳の分からないまま布団の中から見てましたっけ。今だったらどうなるパワハラ・モラハラなどのオンパレードですから。鰻の半助と言えば、業界では鰻の頭のことを指すようです。賄いは鰻のタレで煮込んだ、豆腐の丼ってことですからね。花登筺劇場では、半助さん役を大村崑が演じてらしたようです。
りんこちゃん。copelonmaruくん
ワシなんて鰻のタレだけをご飯にぶっ掛けて、美味しく戴けますからね。鰻の頭なんて周囲の皮をせせるくらいですよ。焼き鳥屋さんの丼だって、ご飯に使いまわしのタレのみぶっかけて、タレ丼やってもらいますよ。うなきのお休み処は、出雲から大阪までの宿場に点在していたそうです。
くりんママさん
半助とは元々鰻の頭って言う感じです。頭も付いていれば背骨と一緒に出汁を摂って、タレに旨みを混ぜこむんですよ。頭はよくお出汁が出るんで、タレにも好都合でしょうし‥‥‥鰻玉丼ってされる人って珍しいですよ。豆腐は鰻ダレの濃いお味が付いたら、美味しくなって豆の香りは抜けるので良いかも知れないですよ。
しじみちゃん
鰻屋さんが「頭」の佃煮って、凄い廃物利用で、普通は捨ててしまいますよね。カットして食べるって、現代にも鰻の頭料理が君臨して実在するのにビックリですよ。半助丼は2回ほどご紹介していますが、この起源って言うか半助って人が考えたって、そこに大きな魅力を感じるんですよ。東京説は鰻がお高いので、半分で売り出して頭だけになってしまったと、無理がある説なんですよ。
ビオラさん
こちらの鰻はまだまだお高いですが、1匹で3人前くらい出来てしまうので、多くの人数で楽しめるのが良いですね。出雲から生きた鰻を運んでいたんで、それに携わる人たちは「出雲屋」と名乗ったのは、普通に歴史に残っていますよ。今みたいに養殖技術が無い時代ですからね。鰻の頭と豆腐だけでは、本当に残飯のようになるんで、切り身も追加して現在の「半助丼」として蘇らせたんですよ。花登筺先生は当時全盛期で、代表作には細腕繁盛記・どてらい奴・船場・堂島・ぼてじゃこ物語などびわ湖のお話もあるんですよ。
皆さんの応援ありがとうです。
いつも(^_-)-☆感謝です。
豆腐と鰻の半助丼、食べたことないです。
豆腐と鰻の組み合わせ、面白いですね。
昔は、鰻を生きたまま運ぶのは大変だったんでしょうね。今は、物流はかなり便利になりましたが、やはり物流に携わる人たちの無理で成り立っているんですよね。
物流費が上がるのは仕方ないことですよね。
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ
鰻を食べたいが一匹なのに3~4人分が必要って時に、鰻の半助丼がバッチリなんですよ。10年くらい前にブログをアップした時には、ワシの画像しかなかったんですが、今じゃずいぶん増えているから、おもしろいものですね? 豆腐は鰻のタレと煮込むとお味が沁みて美味しいんですよ。昔の鰻は、全部が天然ものでしたからね、運搬用の野池もこれが養殖の始まりかも知れないですね。
いつもありがとうです。(^_-)-☆