あのね

腹膜偽粘液腫になっちゃいました(^_^.)なんか、めずらしい病気みたい。私の治療記録って役にたつのかなぁ・・・?

臓器移植について思う

2010-08-11 | 日記:術後半年から1年
  
  愛犬に

    ハバネロやったら

          クシャミした

って、冒頭から失礼しました。こんにちは、すぎぼーです。
犬に「暴君ハバネロ」ってお菓子をやったら、口をおもっきりゆがめてクシャミしました(爆)
でも、食い意地がはってる子なんで、そんなことではめげません。どんどんハバネロを食べてました(←いいのか?)
だいたいカレーとかキムチ鍋とか、すごく大好きな犬なんです。人間のモンやるとホントはダメなんですけどね。


さて、タイトルの件。
昨日ニュースで流れてたんですが、20代の交通事故で脳死状態になった男性の臓器移植が行われたそうです。
このケースがなにゆえ取りざたされているのか?
それは、書面での承諾がなく、生前本人が口にしていたことを受けて家族が承諾したことにあります。


家族の承諾――


これなくして、やはり臓器なんて取り出し出来ませんよね。
本人は死んで(おそらく)痛くも痒くもないので、いいんでしょうが、家族の「心的な痛み」や「いろんな人や事務手続きに向かわないといけない煩雑さ」とかを鑑みると・・・・
やはり、やはり、です。


私も別に自分の死後の体がどうなってもいいんですが(痛くなければ(笑))、主人や子供が果たして臓器移植なんてさせるかどうか?


答えは、おそらくです。


そんな「普通と違ったこと」できるとは思えない。
ですから、今回のケースのご家族の決断は、偉い!としかいいようがありません。尊い決断ですよね。
実際、上記リンクの記事を読むと、移植を待ちわびていた5人の患者さんに提供されたわけですし。
20代という若さで、しかも事故で突然脳死になったわけでしょ?悲しくて、混乱して、冷静に今後のことなんて考えにくいはずなのに。
意識が高い人たちだったのね。



もし主人だったら。
もし、子供たちだったら。


やっぱ、私には「承諾する」なんてことできるとは思えません。
身近な人で、元大学病院の先生がお年で亡くなったのですが、遺言により、その大学生たちのために「献体」をなさったと聞いたことがあります。それにも、「仰天」しましたが
ほとんど体は「空」の状態で戻ってきたとか。ちゃんと、綿とか詰めて、一応見栄えのいいようには返してくださったようですが。
それ聞いたときも、「なんかなーーー・・・・」と思いましたが。


人間としての原初の畏れ。倫理観。宗教観。
そういった個々の感情が邪魔するんやろな~


非常に考えさせられるニュースでした


   

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