2009年最後の記事となりました。年々1年が過ぎるのが早く感じるようになってきています。その理由は・・・ まあ、書くのは野暮なのでやめておきます。
12/26に、2009年11月28日に受けたC.TEST会話試験の結果が返ってきました。
11/15のC.TESTの結果と同じ日です。5週間程度とアナウンスされていましたが、1カ月弱でした。
今回の結果はD級でした。(成績表 証書)
D級に近いE級と予想していたので、まあまあといったところです。
グダグダな会話(紹介記事)ではあったものの、質問に沿った答えはおおむねできていた(と思われる)ので、中級(*)の入口程度の会話力はあるとみなされたのでしょう。
C.TESTの方はC級だったので、相対的に会話力については一段劣るレベルであることがはっきりしました。(受ける前からわかってはいましたが。)
環境の問題でこれは仕方のないことではありますが、だからといって放置しておくわけにもいきません。
基本例文をたくさん頭にストックして、瞬間中作文のレベルを上げていくのが、目先の学習方法として現実的だと考えています。
(*)E・Fが初級、C・Dが中級、A・Bが上級の位置づけで、その上に専門級があります。2007年4月付:北京语言大学汉语水平考试中心 『C.TEST口语方案』より。
結果のフィードバックについては、成績表上に取得等級と「能力評価」のコメントが記載されていました。
(D級「能力評価」引用:能够使用汉语完成与日常生活和工作有关的简单交际;能够进行简单的成段叙述。」)
発音・文法・語彙・論理性・流暢さ等の、会話の習熟要素をそれぞれ判定してくれていれば、客観的な評価として非常に参考になるのですが、残念ながら現行では上記の情報だけです。
日本事務局の方に意見を伝えたところ、すでに主催者に対しては申し入れはされているそうです。いつになるかはわかりませんが、善処を期待したいところです。
ちなみに、成績表の他に証書も付いていました。HSKと同様に、申込時の写真が使用されています。
あまりこういう本質的にはどうでもいいことに労力をかけてほしくないんですけどね…。その分、早く結果を返却するとか、成績表の記載レベルを充実させるとか、受験者の為になる方向に力を入れてほしいです。
(その点、中検のシンプルさは評価に値します。必要な人は有料で証明書を請求できるという選択肢もちゃんと用意されているし。)
それでは皆様、よいお年を!
<参考:C.TEST会話試験のレベル(級)について>
「専門級、A級、B級、C級、D級、E級、F級」の 7段階で判定されます。
---(公式サイトより抜粋引用)START---
総合的な採点によって、F級から専門級レベルの7つのレベルで判定されます。
専門級 中国語会話能力が母語の人に近く、専門的に議論や意見を述べることができる。
A級 中国語会話能力が十分あり、議論や意見を述べることができる。
B級 中国語会話能力が比較的高く、やや複雑な事柄の意見を述べることができる。
C級 基本的な中国語会話能力があり、一般的な事柄を中国語で話すことができる。
D級 初歩的な中国語の会話能力があり、比較的簡単な事柄を中国語で話すことができる。
E級 簡単な事柄について中国語を用いて会話ができる。
F級 最も簡単な事柄について中国語を用いて会話ができる。
---引用END---