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2006年から趣味で始めた中国語。各種試験に向けての計画、実行、結果を綴っていきます。

新HSKを受けてきました(2010年11月)(2)~新旧HSKの対応&得点予想

2010-11-21 20:54:55 | HSK

前項の続き。(2010年11月14日実施:新HSK(5級))

新HSKの5級は、だいたい旧HSKの6級~8級に相当するようです。
公式サイトによると、以下のとおり対応するとのことです。

===新旧HSK難易度比較===
新HSK5級(180点~194点) = 旧HSK6級
新HSK5級(195点~209点) = 旧HSK7級
新HSK5級(210点~300点) = 旧HSK8級
===============

まだこのような情報が公開されていなかった頃に、新旧HSKの対応について以下のような予想をしたことがあります。

==新HSKのレベルについて(2010/2/7) より、新旧対応を予想した箇所を抜粋==
    旧HSK   新HSK5級
    5級 = 180点未満       ⇒不合格
    6級 = 180点(60点平均)~ ⇒合格(低レベル)
    7級 = 210点(70点平均)~ ⇒合格(中レベル)
    8級 = 240点(80点平均)~ ⇒合格(高レベル)
============================

当時は、「新HSK5級は旧HSKの初中等に対応する」旨、公式サイトには書かれていました。
初中等だと3級~8級までということになるので「ちょっとそれはないんじゃないか??」と、上記のような予想にしたのですが、当たらずとも遠からずといったところでした。(そういえば、「新HSK5級=旧HSK初中等」の記載は、いつのまにやら公式サイトからは消えていました。)

さて、余談はこれくらいにして、今回受験した新HSK5級の感触です。

<今回の予想>
【聴力(30問/30分)】予想:66点
⇒3分の2くらいは正答していると思います。ひねりのある問題は少なかったように感じました。
旧HSK初中等(以下、「旧HSK」と記述。)より、やや易しくなっていた印象です。
旧HSKと同様に統計処理によって点数が出されるとすれば、点数は正答率よりも低くなると思われるため、その場合には60点くらいになるかもしれません。

【読解(45問/45分)】予想:84点
模擬試験ではさほど集中もせずにやった結果9割とれたので甘く見ていたのですが、旧HSKとあまり変わらないレベルだったと思います。旧HSKの閲読ではだいたい5~10分程度時間があまり、見直しの時間に充てられたのですが、一部の文章でちょっと時間をくってしまい、ほとんど時間ぎりぎりでした。
旧HSKで出ていた語彙問題はなく、純粋に読解のみ。日本人にとっては点数を稼げるところでしょう。

【書写(9問+2問/40分】予想:60点
⇒新HSK5級を受けてみようと思った理由は、新設されたこの「書写」部門にちょっと興味があったからです。

最初の9問は、4~5個の与えられた語句を、意味の通る語順で短文に書き直すというもの。
わざわざ書き直させる意味がよくわからない(客観問題にすることも可能)のですが、もしかすると漢字がちゃんと書けるかを測定しようとしているのでしょうか?といっても、語句は問題文中に印字されているわけなので、注意深ければ漢字の書き取りを間違うはずはありません。
中検3級レベルの実力でも、2問間違うことはないでしょう。全問正解も容易なサービス問題です。

実質的に問題となるのは後半の2問です。
1問につき20分弱の時間で短い文章を2つ完成させなければなりません。

1問目のお題は、「满足、健康、压力、その他2語(忘れた)」の単語を用いて、80字の文章を作成する、というもの。

2問目のお題は、 禁煙マークのような写真があり、それに関連する80字の文章を作成する、というもの。

両方ともなんとか70数文字は埋めましたが、表現は稚拙極まりないものでした。

この種の問題のポイントは、文章の論理構成(主題がきちんとあることや、前後の文の関係、など)ができていることでしょう。難しい単語や表現を使うのではなく、自分が使うことのできる語句を、語法に基づいて論理的に書くことが大事なのだと思います。

書写は客観問題ではないため、点数予想は難しいですが、以下のとおり予想しておきます。(配点も予想です。)
 並べ替え:16点/16点(満点) 
 短文1  :24点/42点(約6割)
 短文2  :20点/42点(約5割)
 合計   :60点

【合計】予想 210点
⇒聴力、読解、書写の3部門の予想得点を単純に合計すると210点となります。
公式サイトの新旧HSK難易度比較(下記に再掲)によるとぎりぎりで旧HSKの8級相当ということになりますが、私の中において実力を測る目安としては、あまり信頼していません
その理由は、旧HSKとの比較において、
 ・漢字で文章を書かせる問題が3割近くの配点を占めること。(旧HSKでは文章を書かせる問題は無し)
 ・読解問題の配点比率が上がったこと。(旧HSKでは、閲読部門の後半部分のみ)
 ・聴力の問題が難化していなかったこと。
・・・から、新HSKの試験設計そのものが日本人にかなり有利に働いていると思われるからです。

私について言えば、2009年12月(日本で行われた最後の旧HSK)の旧HSKで7級を取得しましたが、新HSK5級で210点程度の得点では、1ランク上の実力(=旧HSK8級)に達したとは思えません。
やはり、以前予想(新HSKのレベルについて)したとおり、最低でも8割(240点)くらいは得点しないと、旧HSK8級レベルとはみなせないと思います。

==<再掲>新旧HSK難易度比較=====
新HSK5級(180点~194点) = 旧HSK6級
新HSK5級(195点~209点) = 旧HSK7級
新HSK5級(210点~300点) = 旧HSK8級
====================

(「新HSKを受けてきました(2010年11月)」 おわり)

<結果記事>

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新HSKを受けてきました(2010年11月)(1)

2010-11-14 22:58:32 | HSK

本日2010/11/14 新HSK(筆記5級)を受けてきました。(日本事務局の公式サイト
今年2010年から日本においてはHSKが新方式に切り替わり、今回11月が今年4回目の実施となります。
私自身は、今回が初の新HSK受験です。

東京の会場は、桜美林大学(淵野辺駅からバスで約10分)でした。
7:50に家を出て、9:15に会場に到着しました。約1時間半もかかり、アクセスはよくありません。
もうちょっと都心に近いとありがたいのですが、いろいろと事情があるのでしょう。
ただ、建物はきれいで、空調も快適でした。

1.東京会場の受験者数
今回11月は東京と大阪のみの実施でした。(6月、10月、12月は全国各地での実施。)
貼り出された受験番号から推測した、各級の受験者数は以下のとおりです。(東京)
※隣接級の受験が可能(筆記と口試のW受験も可)なので、合計は延べ人数です。

【筆記試験】(合計:511人(延べ人数))
 1級: 37人
 2級: 57人
 3級: 89人
 4級:106人
 5級:165人
 6級: 57人
【口頭試験】(合計:202(延べ人数))
 初級:49人
 中級:77人
 高級:76人

筆記試験合計+口語試験合計=713人 

6月、9月、10月、11月、12月と驚異的な短間隔で実施されている割には、そこそこの受験者を集めているようです。
新HSKの話題をあまりネット上でみかけないので、この受験者数は意外でした。
宣伝は積極的に実施しているようなので、それが効いているのでしょうか。 

※実際の受験率は80%~85%くらいではないかと思われます。

2.試験運営
新HSKの開催は今回が4回目で、事務局の運営経験値もあるはずなのですが、試験運営はグダグダそのものでした。

・まず、集合時間が9:30となっていたので15分前くらいに会場入りしたのですが、教室が閉め切られており入室できませんでした。
受験者は全員廊下で立ったまま待機。30分以上前に来ていた人もいるはずです。
だったら受験票に「9:30から入室開始」と書いておけばいいのに。

・9:30に入室した後(この時点でほとんどの受験者が着席していた)、解答用紙が配られるでもなく、
全くなんの説明もなくそのまま放置。試験官は遅れてちらほら入室してくる受験者を席に案内しているだけです。
いつ試験の説明がはじまるかわからないので、誰も席を立てません
と、9:45になってから、「9:50から解答用紙を配って試験の説明を開始するので、今のうちにお手洗いに行っておいてください」とのこと。
そんなぎりぎりになってから言わなくてもタイミングはいくらでもあったんですけどね
あわてて手洗いに立つ方が何人かいました。

・ところが、9:50になってもアクションは何もなし。特に何かトラブルが起こったようにも見えませんでした。その間も当然のごとく何の説明もなし。
つまり、受験者はみんな、9:30から10:00までただ座っていただけです。
10:00になってからようやく解答用紙と問題用紙が配られ始めました。そこで初めて名前や受験番号等の記入開始。
結局、10:00の試験開始のはずが、始まったのは10:10からでした。

・HSKは問題用紙、解答用紙をすべて回収し、枚数をチェックした後に受験者が退室可能となります。
なので、チェックしている間は受験者はそのまま座って待っていることになるのですが、
その枚数チェックの最中に3人の試験官のうち2人が各席においてある受験番号の札を回収しはじめました。
そんなもん後でいいから、さっさとチェックしろー!」と心の中で叫んでいました。
受験者が解放されたのは、試験終了から10分以上後でした。試験官がみんなでチェックしていればもっと早く済んだはず。
旧HSKでもそれくらい待たされましたが、その時には受験者数が数倍でした。(私が受験した教室は80名ほど)

・解答用紙をチェックしている間、受験番号を書き忘れた受験者がいることがわかり、その受験者に呼び掛けて記載させていました。
当然、その間も他の受験者は待ち続けています。他の受験生は解放して、その人だけ後で書かせればいい話なのに。
普段なら気にもならない些細なことですが、上記の如き段取りの悪さのため、こんなことでもイライラしてしまいました。
(その記載忘れをされた方に対しては、全く何も含むところはありません。うっかりは誰にでもあることで、私が当事者になっている可能性もありました。)

・・・といろいろ文句を書いてきましたが、実質的にロスした時間は15分程度のものです。この程度でイライラしていたら日常生活は送れませんね。また、表立ってクレームをつけている人もおらず、皆さん場をわきまえたマナーを持っている方々ばかりでした。
(アルバイトの試験官に対して文句をいってもしょうがありませんからね。電車遅延の時に駅員を罵倒している人をたまに見ますが、非常に見苦しいものです。)

運営については毎回反省会のようなものはやっている(はず)でしょうから、今後の改善に期待しましょう。

※点数予想は、次の記事にて。

コメント (4)
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