イスラム国の人質交換について

今回の人質交換について、新たにヨルダンの死刑囚をもう一人追加し、二人とパイロットand後藤さんを交換する形で交渉を挑んできています。
この案件について、私の個人的見解では、テロリストの要求には応じない。の一点張りではなく、実に妥当な案件であると私は考えています。新たに条件として加わった男のジヤド・カルブリ死刑囚はアルカイダの最高指導者ザルカウイ容疑者の側近だったそうですが、ヨルダンの国営テレビで犯行を認める旨を語っており、その後否定に転じた、いわゆる裏切り者に当たるのではないかと思います。またもう一人の女性の死刑囚も結局は自爆テロ出来ずにいた人物で、過去にいい身分であったとしても、これもまた、死を恐れたのではと解釈されているような気がします。従って、解放されても、組織で主要な身分につくということはなく、寧ろ、制裁される立場にあるのではないではないでしょうか。
そうなれば、人道的立場でどうするかと言うのが問題であって、死刑囚という立場から、私は罰を受ける意味でもヨルダンのパイロットや後藤さんを助ける意味でも致し方ないと思います。また、その人質交換の前に食事などで睡眠薬を入れて身体にこっそり、GPＳを入れてしまうなど、策をたてれば、寧ろ人質交換救済とイスラム国殲滅への一歩につながるのではないでしょうか。