社会の窓

を開けて歩く俺は、変質者か。

また閉め忘れた・・・。

カラスしか鳴かない空。

今、住んでいるところにスズメがいない事に気付く。
スズメは当たり前にどこにでもいるものだとばかり思っていたが、スズメがいない。ましてウグイスなど舞い降り鳴いた日にゃあ、天変地異の前触れのようなもの。
ここいらでは、カラスかハトにしかお目にかかった事がない。
ハトもタカもあったものじゃないこの国よりはマシねとも思うものの、この辺りはスズメすら住めない町なのかと驚いたりしたわけだが、スズメでも、ウグイスでも、カナリアでもないオイラにとっては、なんだかんだと言っても快適に暮らしている。

今日、エクス・ポ最新号の宇川×大友対談を読んだ。
年とともに衰える視力にはあの文字は痛い。そんな目をこすりこすり文字を追いかけたが、面白い。しっかり批評としても機能している対談のように僕は思う。
しかし、文字が・・・目薬買いに行こ。

３分では出せない。

午前中、血液、尿、心電図、胸部レントゲンなどの検査を受ける。

２ヶ月前に「健康診断受けてる？」と医者に聞かれ、受けてないと答えると、半ば呆れられた顔を浮かべられ「じゃ、今度診ておこう」と言う事で、本日、血を抜かれ、尿を抜かれ、鼓動を抜かれ、胸を射抜かれ、抜かれ抜かれての３時間。
結果、全く心配なし。
便も検査する予定だったらしいが、何も言われていなかったし、採取すべきブツも持たされてもいなかった。看護士さんに「今出ませんか？」と聞かれるが、ボンカレーのようにそう簡単には出せない。

それにしても、今日は待ち時間が長かった。

モノの怪はい。気配。

今日も動き続けているはずの・・・と書いたところで、今日は休館日だったかもしれない事を思い出した。
だとすると、風のない静かな公園に立つ木のように佇んでいるであろうYCAMのプレヤー達。
七月以来お目にかかっていないので、どうしている事だろうかと思っていたところメールが届き、YOU TUBEに映像がアップされていると書かれていた。
早速見た。
こうして無人の中で、ただ動くプレイヤーの映像を見ると、何とも不思議な感覚が沸き上がってくる。
気配がね、面白い。
モノの気配なのか、モノにこびりついた記憶の気配なのか、人がいない事で一層際立ってくるようにも思う。
全く人のいない中で、ただ動いている映像を見るというのも、これはこれでかなり面白い。
映像なればこその面白さかもしれない。フレームで切取られる事で、別のものが強く浮かび上がってきている。情報量にも関係しているのだろう。

終了前に、展示をもう一度見に行こう。
「quartets」は、行ける頃には終わっているか、残念。

</object>

祭りの朝。

朝、けったいな夢で目覚める。

目覚めが悪いせいもあり、チョット気分を入れ変えようとベランダの戸を開け放っていると、何やら外から音が聞こえてくる。何かと思えば、昨日今日と「定禅寺ストリートジャズ・フェスティバル」があり、その演奏音。聞き入るというところまで聞こえて来ないのが残念だが、今年も各地から集まって演奏しているのだろうななどと思っていたら、意外な方も参加していたようで、少々驚く。

今日、店に立ち寄ってくれたその方とは、仕事上メールでやり取りをしているだけで、どのような方かは今日会うまで全く分からなかったので、その美形字面の名前（分かる人には分かりますね）から僕がぼんやり想像していた表情と合致させる作業に数秒かかったが、まさか今年のジャズフェスに参加しているとは露知らず。少々驚いた。せっかくなら演奏を聞きに行きたかった・・・来年はぜひ（笑）。

どうやら今年は参加バンドが700を超えたらしく、年を追う毎に盛況といった感じでしょうか。見に行ってませんが。