黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

簡単に道なんて説いちゃイカン

2007-10-09 17:56:14 | インポート
いつもの喫茶店でアエラを読む。
昨今の大相撲にまつわる事から柔道、剣道、合気道などの所謂武道ついて書かれていた記事が面白かった。その内容を乱暴に言ってしまうと、競技化された中では武道というものの精神性は成立せず、殺伐とした勝つか負けるかのゲームで終わり、大相撲という世界はいち早くそこへ歩を進め、その歪みが今出てきているというような内容だったと思うが、なるほどな~と読んでいた。僕も全く気づかなかったが、合気道のみが唯一競技化の道を辿っていない。柔道の国際試合は最早スポーツ・チャンバラのようなものと日記で書いたが、柔道そのものに最早武道性はないのかもしれない。

大相撲は「相撲道」みたいな考えをやめて、K-1やUFCのようにさらにエンターテイメント・ビジネスへと向かうのが一番健全な道なのかもしれない。半端に精神性を謳うからこんな事になっているのじゃないだろうか。

ところで今書いたのでも解るように、このような話しの時に空手というものが全く無視されてしまうのは、なぜ?笑。その雑誌に「空手」と言う単語が一度も出てこなかった。