昨夜の映画は面白かった。
始まる前にチラシを見ていたら声をかけられ誰だろうと思ったら、チーム・ドヨウビのアレックスで、かつてイギリスのTV番組でやっていたデヴィッド・リンチとキャプテン・ビーフ・ハートの絵画についての特集番組や、7時間のテレビ・ドラマなどのことを教えてくれた。
映画の冒頭で泣きそうになるほど感動。感動？というのも違う気がするが、何かわからないが美しいのです。別に感動的な場面が冒頭からあるわけでもなく、他の人にとってはどうって事のない映像なのかもしれないが、僕はジ～ンときてしまう。そして全編にノイズを潜ませているかのような感覚が僕にはたまらない。音としてのノイズ成分も映像の邪魔もしないし説得力もあり、D・リンチのサウンド・デザイン感覚はドツボ。
一見入り組んだ構造のようだがシンプルな話で、僕はとても面白く最後まで観れた。
デヴィッド・リンチの絵画もとても好き。映画以上に好きかもしれない。15～6年（？）くらい前に原宿で見た展覧会はホント面白かった。雑誌に最近の作品が特集されていて、ぜひ観てみたい。
10～11月は面白そうな映画が続々といった感じで楽しみ。