先日お会いしたスペシャルゲストの言葉で非常に印象に残ったことがあります。それは人が生きていくうえで果たすべき3つの貢献について。
1.会社や組織に対する貢献
2.自分の家族に対する貢献
3.社会に対する貢献
「現在の日本人男性の多くは、この貢献のうち1番目の貢献のみで終わってしまう。
私はその3つのバランスがとれた人間でありたい…。」
多少文言は違うかもしれませんが、私は彼の「1番目の貢献のみで終わる人が多い」との指摘がひどく心に残り、それは男性のみならず、私を含めた女性に対しても言えることだなぁと考えさせられました。
最近ふと思うことがあります。
それは、私が両親や妹と一緒に過ごせる時間は、あとどれくらいあるのだろうか、ということ。
私が実家を離れてから早8年が過ぎ、9年目に突入。人生の約3分の1が経過したことになります。
その間、どれだけ時間を割いて実家に帰省したとしても、中学・高校時代の友達と会ったり、睡眠をとったりという時間を差し引くと、賞味数時間の滞在になってしまいます。
今、真ん中の妹が埼玉県に在住しているものの、ここ2ヶ月の間で会えたのは、賞味2~3日。
ハワイにいる妹に至っては、長い間会っていません。
若乃花・貴乃花の骨肉の争いを毎日見続けているせいか、ふと私と家族が一緒に過ごせる時間に対して敏感になってしまい、可能な限り一緒にいたいという思いが日に日に強くなっています。それでも引き続き東京にいて、自分がやりたい仕事をやりつつ、日々訪れるチャンスをつかみ続けて行きたいという思いもまた同時に沸いてきます。
さっきも実家の母親と電話で話していたのですが、やはりいくら声を聞いても、一緒にテーブルについて食事をするのとは大違い。一人で家にいながら、ふと限りある時間をどう使っていけばいいのか、その時間の中で誰とどのような時間の過ごし方をすればいいのか、真剣に考えてしまいました。
今の私は完璧ではないかもしれないけれど、(1)の会社や組織への貢献はしているつもりです。
そしてS.T.E.P.22の活動を通して、(3)の社会への貢献についても、その1歩を踏み出したと思っています。
ただ(2)の家族(だけでなく恋人や友人といった家族と同じように大切な人達)への貢献については、なんともいえない枯渇感というか、未達成感でいっぱいになってしまうことがよくあります。この気持ちをどうやって埋めていけばいいのか…。また明日、いつものように実家に電話をし、相談してみようと思います。
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