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国際結婚【その2】

2005年03月07日 | Weblog
あまりに素敵な結婚式だったので、昨日に引き続きコメントを…。

昨日はスピーチの多くが非常に心温まるものだったという話を書きましたが、今日は親から子供へのメッセージについて。

日本でよく耳にするのは「うちの息子がこんなに素敵なお嬢さんと…」とか「まだまだ至らない点が多々ありますが、どうぞよろしく」とか、謙遜の言葉がほとんど。そんな中、昨日新郎のお父様から述べられたご挨拶は、それとはまったく異なるものでした。

「○○ちゃん(新婦の名前を「ちゃん」付けで呼んでいたのが印象的でした)は立ち振る舞いが非常に素晴らしく、聡明で、日本人らしさが醸し出された、それでいてグローバルな世界で活躍できる才能を持った素晴らしい女性です。同時に私の息子も、その持ち前のパワーと知性で、世界的に活躍していくであろうと確信しています。そんな二人は、他に類を見ない最高のカップルになることでしょう」

この挨拶をしている最中のお父様の姿は、これまで惜しみない愛情と、教育と、限りない可能性を子供に与え続けてきたという自信と誇りに満ち溢れていました。その相手が親であれ、子供であれ、友人であれ、恋人であれ、こちらが本気でぶつかり、本気で愛情を注ぎ、本気で思いやれば、必ず双方に深い信頼関係が生まれるのだということを実感した瞬間でした。

「愛のない人生は、果実や花が実らない木と同じである…。」
ある詩の一節を引用してスピーチを終えた方がいらっしゃいました。
確かに誰にも愛されず、誰も愛することができない人生は空しすぎます。
私も日々、誰かを思いやり、誰かのために愛情を注ぎ、そして同じくらい愛情を注がれる。そんな人生を送って生きたいと思いました。


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