けれど(Credo)

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思い起こし給え、おお、いともやさしきおとめマリアよ

2009年10月08日 | Weblog
Memorare o piissima Virgo, Antifona gregoriana cistercense, Bernardo di Clairvaux 1090,1151



元のURL:http://www.youtube.com/watch?v=eASOZw5p1O8

Memorare o piissima Virgo

MEMORARE, o piissima Virgo Maria,
メモラーレ、オー ピイッシマ ヴィルゴ マリア、
思い起こし給え、おお、いともやさしきおとめマリアよ、
non esse auditum a saeculo,
ノン エッセ アウディウム ア セクロ、
世々にわたりて聞かれしことなし、
quemquam ad tua currentem praesidia,
クェムクァム アド トゥア クッレンテム プレシディア、
御身の保護の下に走れる者、
tua implorantem auxilia,
トゥア インプロランテム アウクシリア、
御身の助けを嘆願する者、
aut tua petentem suffragia a te esse derelictum.
アウト トゥア ペテンテム スッフラジア ア テ エッセ デレリクトゥム、
あるいは御身の執り成しを願う者が御身より見捨てられたということは。
Ego tali animatus fiducia,
エゴ ターリ アニマートゥス フィドゥーチア、
われ、かかる信頼に勇気づけられて、
ad te Virgo virginum Maria Mater Iesu Christi,
アド テ ヴィルゴ ヴィルジヌム マリア マーテル イエズー クリスティ、
イエズス・キリストの御母にしておとめたちの中のおとめマリア、御身のところへ
confugio, ad te venio, ad te curro,
コンフジオ、アド テ ヴェニオ、アド テ クッロ、
逃れ、御身のところへ行き、御身のもとへ走らん、
coram te gemens peccator et tremens assisto:
コラム テ ジェメンス ペッカトール エト トゥレメンス アッシスト:
罪人なるわれ、御身の前にて嘆きつつ、震えつつ立つ
noli, Domina mundi, noli aeterni Verbi Mater verba mea despicere,
ノリ、ドミナ ムンディ、ノリ エテルニ ヴェルビ マーテル ヴェルバ メア デスピーチェレ
世界の女主人よ、永遠のみことばの御母よ、決してわが願いを見下し給うことなく、
sed audi propitia et exaudi me miserum ad te in hac lacrimarum valle clamantem.
セッド アウディ プロピティア エト エグザウディ メ ミゼルム アド テ イン ハック ラクリマールム ヴァッレ クラマンテム。
かえって慈悲深く聞き入れ、この涙の谷において御身に向かいて嘆くわれをあわれみ給え、
Adsis mihi, obsecro, in omnibus necessitatibus meis,
アドシス ミヒ、オブセクロ、イン オムニブス ネチェッシターティブス メイス、
わがすべての必要においてわが近くに居給うよう懇願し奉る、
nunc et semper, et maxime in hora mortis meae.
ヌンク エト センペル、エト マクシメ イン ホラ モルティス メエ、
今も、いつも、特にわが死のときに、
O clemens, o pia, o dulcis Virgo Maria! Amen.
オー クレメンス、オー ピア、オー ドゥルチス ヴィルゴ マリア!アーメン。
おお、寛容、おお、仁慈、おお、甘美なるおとめマリア!アーメン。