ステージIV末期がんってどれくらい末期なの？

昨日、俳優の今井雅之さんの３０分超の記者会見を全部見ました。

もともと別に好きな俳優さんではないけれど、見ていて悲しい気持ちがすごく伝わってきた。無念、とでも言ったほうが良いのだろうか。

ステージIVで末期のがんってどれくらい末期なんだろう、とも思いました。
なぜなら、父がステージIVの肺がんだからです。でも、「余命宣告」されたことはない。

両方の肺にがんがあるので、外科的手術は無理。
６クールにもわたる化学療法を受け、がんが発覚してから２年ほどたちますが、今のところ転移はせずに普通の生活をしています。

足がものすごくむくんだので、去年いったん化学療法をやめ、今年の２月にまた再開しました。薬を変えたところ、今回はあっという間に髪が全部抜けてしまったとのこと。前回の薬で髪が抜けなかったほうが不思議なのですが、やっぱり抜けてしまうんだ、と悲しくなります。

日本での就職活動して、帰ろうかな、と思ったりすることも。

弟が亡くなって一人っ子になってしまった今、考えなければならないことが多く、困ります。夫は長男。お母さんは８０歳。ここから３０分くらいのところに一人で住んでいます。病気になっても言ってこないし、転んだりしても言ってこない。これまで大事に至っていないのが幸いですが、後から知らされてぎょっとすることも多く、もっと近くに住んでいればいいのに、と思うこともしばしば。

これが、実の両親だと飛行機に乗らないといけない距離。困ったなあ。日本人と結婚すればよかった、と思っても後の祭り？